333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

落ち着け

2009-02-26 03:01:13 | SP(Standard Program)
●そろそろ更新しないと週末になりそうなので短めに。

●アカデミー賞については言い尽くした感があるのですが、例の日本映画を「つまんないとは言わんが、それほどの映画じゃない」とか、「少なくとも同候補作の『バシールでワルツを』の方が間違いなくいい」とか思っている俺は当分、おとなしくしておきます。つーか、お前ら、騒ぎすぎ。

●今日は国公立大学の2次試験だったんですねぇ。受験生の方、お疲れさんでした。中期/後期日程を受験予定のあなた、後少しですので勉強してください。

●とまぁ、朝から晩まで会社にいるので大して書くネタもなく。何となく終わります。音楽はマッシュアップ。こういうのって両方の曲を知らないと楽しめないもんですが、知ってるとのそのクオリティに驚愕。


どこでも試聴機

2009-02-24 02:50:07 | SP(Standard Program)
●月曜からこんなにもくたびれていて大丈夫なのか?と書きつつ「大丈夫なのか?」とか言ってる段階で大丈夫なんでしょうけどね。

●近頃、ネットで音楽に関する動画を見る時間が飛躍的に増えました。そして、それと同じぐらいCDを聴く時間も増えました。今さらな話ですけど、Youtubeって家庭に試聴機があるのと同じ状態なんですよね。家にいながらにして新譜をまぁまぁな音質で試し聴きできる。それも無料で、それも無限に。そりゃCD欲しくなるはずですよ。

●ネットの登場によって音楽業界は多大な打撃を受けているという話をよく聴きますがいまいちピンときません。ネットで聴けるようになってCD買わなくなった人ってそんなにいるもんかね?そういう人ってネットのない時代もたいしてCDなんか買ってなかったんじゃないかね?繰り返しになりますが、実は日本で音楽に金を使う人ってそんなにいないんじゃないかね?そう考えるといつでも試聴できるネットの存在は、音楽好きからさらに金をまきあげるツールにしか思えないんですけどねぇ。なまじバブル期に意味もなくCD買う人が出てきてしまったのが間違いの始まりではないかと。

●というわけで音楽好きの方はとりあえずYoutubeであれこれ試聴してからCD屋に行くといいですよ。どう考えてもCDの方が高音質なので、試し聴き以上の使いみちはありませんが、これはこれで楽しくアッという間に時間が過ぎていきます。

●少し前にこのブログで「HALCALIの新作がとてもよい」と曲を紹介しましたが、さっき調べたらpal@popのプロデュースでした。こういう時「自分の耳はまだまだいけるな」と思いますね。いや、ブラインドで聴いても、自分の好きな音がしっかりわかるって、結構大きいと思うんですよ。今の世の中、実態が来るよりも前に情報が入りすぎてしまうことが多いので。では、もう1回流します。


消費と可愛げ

2009-02-22 02:47:51 | SP(Standard Program)
●思い返せば先週の土曜も少し働き、日曜も少し働き、今日は朝から夜まで働き…久々に休日がやってくるんですねぇ。寝て終わりそうな気もしますが。

●前にこのブログで紹介したイーストウッドの新作『チェンジリング』の公開が始まりました。予想した通り「アンジェリーナ・ジョリーが」という宣伝になってますが、純度100%のイーストウッド映画になっておりますので是非、ご覧ください。

●例えばここに同じクッキーの入ったふたつの箱があり、パッケージのデザインと価格がそれぞれ違うとします。箱Aが1000円で、箱Bが500円です。繰り返しますが中身が同じです。どう考えてもBの方が売れそうですが、しかしAの方が売り上げがいい場合があります。これがブランドです。これぞ記号の消費です。中身ではなく、記号の差異を消費する。これは現代では当たり前のことになっています。同じネックレスでもスカートでも有名ブランドだと高くても売れます。

●では次に、ここにクッキーとラーメンと洗濯用洗剤があるとします。当然ですが、中身は違います。しかし、これらはすべて同じ箱に入っています。これは一体、どういうことなのでしょうか?先ほどが「記号の差異の消費」であるならば、この事態は「記号の○○」と名付けるべきでしょうか?

●最近、スーパーやコンビニエンスストアが自社のブランド(プライベートブランド)商品の販売に力を入れているそうです。食品や日用雑貨などを低価格で販売するために、ブランドのある商品ではなく、自社のブランドで商品を作って店頭に並べるわけです。これが売り上げが良いらしく、各社、開発と販促に注力しているとか。

●とは言え、商品を手にとって眺めればわかるんですが、商品は別の会社が作っている場合が多いんですね。クッキーは菓子のメーカーが、洗剤は洗剤を作るのに長けた会社が行って納品しているわけです。しかし、売られる時はクッキーもシャンプーもブランドは同じ。さらにいうと店の棚の面積は限られていますから、プライベートブランドの拡大は他社ブランドの商品の減少を意味します。

●そこでもう一度、先ほどの問いを繰り返します。プライベートブランドの拡大は我々の消費にとって本当に良いことなのでしょうか?ただ安くモノが買えることだけがこの不況下では最優先事項なのでしょうか?消費の快楽が費やす額の大きさに比例すると思っている人はこの国にどの程度いるものなのでしょうか?ここ最近、コンビニに行く度にそのようなことをボンヤリと考えてしまいます。個人的にはああいう単一記号の無用な氾濫は好きにはなれないっすねぇ。モノ売る立場なのに可愛気がないのって最悪だと思いません?

川柳が 好きな人とは 手を組めない

2009-02-21 02:30:41 | SP(Standard Program)
●いろいろ書きたいことはある。やりたいことはある…が、明日も働くので短めに。もう2時だしな。

●携帯で当ブログをご覧のあなた、お待たせしました。携帯からでもYoutubeの動画が観れるようになりました。さっき定食屋でさっそく土岐さんの歌う『Waltz for Debby』を鑑賞しました。パケ代に気をつけて動画を楽しんでください。

●小説『朗読者』を『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督が映画化した『愛をよむひと』という映画を観てきました。こういう予想めいたことには興味がないのですが、今年のオスカー主演女優賞はケイト・ウィンスレットで問題ないと思います。『レボリューショナリー・ロード』の彼女も素晴らしかったですが、こちらは違った上手さがあります。6月公開だそうなのでかなり先の話ですね。公開前にもう1度紹介します。

●鳥取で妖怪を題材にした「妖怪川柳」というのが募集されていたようです。先日、ここで「サラリーマン川柳が嫌い」と書きましたが、妖怪川柳の大賞は

「鬼太郎を親子三代見て育つ」

だそうで…俺は川柳が嫌いなんだと思う。俺が許せるのは「めざまし川柳」だけだよ。ま、「読みあげているのが杉崎さんだから」ってだけの理由ですが。

●JR東海の2010年度の新規採用枠は約1030人というニュースを読みました。理由は2025年に実現を目指しているリニア中央新幹線のため。16年先の話ですよ。不況とは言え、JR親方は考えてることがデカいっすね。ま、企業の採用って本来は10、20年先を見越したものではないといけないんですけどね。

●ちなみにリニア新幹線は東京から大阪を約1時間で結ぶという構想で、25年までに何とか名古屋まで行ければと考えているみたいです。とは言え、名古屋で降ろされてもなぁ。…名古屋の方、すいません。

●とまぁ、小ネタを乱発して更新してみました。こんな感じでも何とか間を空けずに更新したいもの。というわけであなたもちょくちょく覗いてくれるとうれしいです。じゃ、携帯で読んでいるあなたにも音楽を。昨日は土岐さんのヴァージョンを流したので今日はこちらを。名曲にして名演。


金を払う気はあるのか

2009-02-20 01:08:55 | SP(Standard Program)
●毎日ニュースを眺めながら「俺は酒も風邪薬も飲まないが、時々、眠気でああいう喋り方になるよ」と思う日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

●ここ最近、スポーツ関係のニュースを見ていると企業とスポーツの関係というのは本当に複雑なんだと思いますね。大きいところではホンダのF1撤退なんてニュースもありましたが、企業チームの廃止や、スポンサー契約の打ち切りなど、スポーツと企業マネーの関係はこの御時世、なかなかに複雑な問題を多々抱えているようです。

●と言いつつ思うのはスポーツって大多数の観客が無料で見ているものなんですよね。映画や音楽や舞台芸術など様々なエンターテインメントがありますが、スポーツほど無料で楽しんでいる人が多いものはないんじゃないでしょうか。そりゃ会場にまで足を運んで料金を払っている人もたくさんいますが、もしオリンピックを2時間テレビで観るのに300円かかるとしたら、オリンピックってどれぐらい盛り上がるんだろうかと考えてしまいました。

●フットボールなどは有料放送のマーケットが世界的に出来上がっており、それがクラブの大きな資金源のひとつになっているという話は聞きますが、他のスポーツだとなかなか難しいものはあります。もちろん、企業が金を出すということは回り回れば、その企業に金を払っている我々の金だという話もありますが、しかし、「明日から巨人戦は1800円な。半年後に試合観るなら400円出してDVD借りて」となったら…どうなるんでしょう?本気でスポーツに対して「感動をありがとう!」と言うなら気持ちも大事だけど、金の心配もした方がいいと思います。巨額が動くスポーツビジネスに興味はありませんが、練習する金もない選手や、チーム存続の危機に立たされている方が増えてくると、ちょっと考えた方がいいと思いますよ。ちなみに俺は「すぽると」観るのに金払ってもいいですよ。あれはいいものだ。

●待ちに待って、やっとその日が来たと思ったらアッという間に終わる。幸福で、切ないものです。って、恋愛の話じゃないですよ。というわけで、仕事をすべて放り投げて恵比寿で土岐麻子さんのライヴを観てきました。相変わらず、音楽は完璧で、御本人も愛らしい方でした。いい曲が多過ぎるからどんなリストをやっても「ちょっと足りない」と思わせるあたりもスゴいなぁと思いますね。


写真はほどほどに

2009-02-17 01:42:05 | SP(Standard Program)
●「初夏の陽気」などという言葉にダマされて浮かれていたらこの仕打ち。寒くてしょうがありません。まだ2月だもんな。

●ある中学校が個人情報保護法を理由に「卒業式で写真を撮るな」と保護者に言い渡しているというニュースを読みました。何かとんでもない世の中になってきましたねぇ。卒業式で写真も撮れない社会って何?その一方で、保護者の写真撮影って学校によっては度を越してる場合もあるみたいですね。近頃の運動会なんて保護者は完全に「親」じゃなくて「カメラマン」だって話ですから。我が子を応援するヒマがあるならカメラを持てということになっているようです。それもそれでアホらしい話ですけどね。近頃は「保護者は撮影禁止」と言い渡して、プロのカメラマンさんを撮影に入れる学校もあるようです。とりあえず写真はオマケ程度にして、まずは肉眼でモノを観た方がいいと思いますよ。

●またジャンボ宝くじの季節がやってまいりました。グリーンジャンボです。残念ながら今週は仕事で銀座に出向く機会がないので、日本有数の混雑になる銀座の宝くじ売り場に群がる人々を観察することができませんが、土曜日ぐらいには見れるでしょうか?こういうことを書くと怒りだす方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者はいつもあの行列を眺めながら「ここに並んでない自分は幸福だなぁ」と思います。とりあえず宝くじ買うために並ぶよりは、他に楽しいことの待っている毎日にするために今週も働きたいと思います。

●音楽は1976年。荻窪で開催されたシュガーベイブのラストライヴの音源をお送りします。日本のポップソング史の中でも有数の名曲だと思います。


どっち?どっち?どっち?

2009-02-15 02:09:47 | SP(Standard Program)
●こうして土曜日も過ぎていきますね。1日ずっと働くのも面倒ですが、1日の中で数時間だけ働くのもやはり面倒。結局はその時間のために他の予定がグダグダになっていきますからね。明日も休んで、働いて、休んで、働いて…それって休日?

●ドラクエの新作の発売日が夏になったそうですね。ここ数ヶ月あちこちで「予約受付中」の貼り紙を眺めては「買うのか?買ったとて遊ぶ時間があるのか?それなのに買うのか?」と自問自答し続けてきたわけですが、とりあえず延期になったので、しばらくはこの問題を考えずに済みそうです。夏になってもきっと同じ状況だけどな。ちなみに筆者はこの前のドラクエは友人にソフトを借りて、1分も遊んでません。借りっぱなしです。思い返せば最後にゲームをしたのはPS2のドラクエ5の時なので2004年ですか。かれこれ5年間、コンピュータゲームをしてないことになります。最近は本当「1ハード、1ゲーム」という感じで高コストの娯楽なんですよね。

●今日はバレンタインだったわけですが、よく考えたらバレンタインって好意のある異性にチョコを渡して告白する日であって、別に即日に返事が来るとは限らないわけですよね。「あの、チョコもらってください」「よし、服を脱ぎなさい」…ってそれ、おかしいからね。いや、個人的にはおかしくはないと思うけど、やっぱおかしいからね。というわけで今日の夜は案外「渡したはいいけど、返事はどっちなの?あのリアクションは何なの?こんな状態が3月14日まで続くの?」と思っている女子の方も少なからずいらっしゃると思います。ま、その「ど、どっちだ?」も含めて恋愛ですので、とりあえずオロオロしておいてください。

●にしても何故、バレンタインにまつわるポップソングはあるのに、ホワイトデーの曲はないんでしょうね。コクられた男の気持ちを歌ったものが1曲ぐらいあってもいいと思うんですけど。ま、あっても聴きませんが。というわけで曲はプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』の1曲。歌唱はマリア・カラスさんです。


実況盤の可能性

2009-02-12 01:44:56 | SP(Standard Program)
●週の真ん中の祝日。ゆっくり休めましたでしょうか?俺は…出勤してました。いいんです。最初から通常の1週間だと思い込めばいいんです。

●ここのところ何故かライヴ実況盤をよく聴いています。ビデオの普及以前、この国には「ドラマレコード」というものがあり、単に映画の音声だけがセリフや効果音も含めて収録されているだけのレコードがあったのですが、ビデオの普及によって消滅してしまいました。しかし、何故かコンサートの音だけを録音したCDはDVD・ブルーレイの時代になっても消えることはありません。先頃、全国各地の劇場で上映されたクィーンのライヴ映画もCD版が出ていまして日本盤は「伝説の証/クィーン1981」という“いかにも”なタイトルがついているわけですが、これがいいんですよね。ブルーレイも買おうかと思っているのですが、移動の時などに少しずつ音だけ聴ける魅力もあり、現在は“音だけ”で満足しています。

●ライヴ盤は何もロックだけじゃありません、ジャズはもちろんのこと、HIPHOPやHOUSEにも実況盤というものが存在しています。特にHIPHOPは「ライヴ盤の方がしっくりくる」と思うことがしばしば。実はこのジャンルは他の音楽以上にオーディエンスとのやりとりが重要だったりするので、それも“込み”のライヴ盤はスタジオ録音された音源とは違った魅力があるのです。

●とは言え、やはりDVDの普及でしょうか。近頃はライヴ盤を出すミュージシャンが減っている気がします。もちろん、演奏している映像も一緒に楽しんだ方がいいのですが、実際問題、日常生活の中でドッシリとモニタの前に腰をすえて映像も込みで楽しむ時間が常に確保できるかと言えばなかなか難しく…ライヴ盤ってレコード会社が想像してる以上に伸びシロがあると思うんだけどなぁ。

●じゃ、音楽はこれ。俺の中のベスト・ライヴ盤はツェッペリンでもマイルスでもなくシンバルズ!というわけでCDになっているものとは違う日の演奏ですが、こちらを。6年前も土岐さん、可愛いっす。


川柳より遺言派

2009-02-10 02:43:55 | SP(Standard Program)
●少しだけ冷静になって考えてください。あんたらは『ザナドゥ』を「最高にダサいクソ・ミュージカル映画」と言うじゃないですか。だとしたら、だとしたらあの映画の低たらくぶりはどう説明してくれるんですか!オリビア・ニュートンジョンもダサいが、アバも同じぐらいダサいっすよ。だとしたら『ザナドゥ』の勝ちじゃん。少なくとも『ザナドゥ』はダサいけどミュージカルになってますよ。それにひきかえ、あの映画ときたら…死ぬほどテンポのない展開、悪趣味な演出、曲が始まるとキャストの顔のアップが乱発される意味不明のカメラ、そして何よりも音楽がBGMみたいにしか鳴らないミュージカル。生き地獄かと思いました。とりあえず今年最もヒドい映画&21世紀最低のミュージカル映画に勝手に認定しておきます。これじゃアバも浮かばれませんよ。死んでないけど。

●世の中には様々な好みの方がいるので別に自分と志向の合わない方とも仲良くしていきたいところですが、「サラリーマン川柳」みたいなものを好む人と仲良くするのはなかなかに努力がいるのだろうなぁといつも思います。過去の優秀作品と見てみますと

「昼食は 妻がセレブで 俺セルフ」

…上手いってことすか。上手に言ったってことすか。これを読んだ時の背筋が軽く冷たくなる感じって何かね。俺だけかね。これ読んで背筋が寒くなった人、メールちょうだい。

●こんなものを読むならもっとイカすフレーズを楽しみましょう。拙宅の喫煙スペースに常備している本『世にも奇妙な遺言集」の中のフレーズ。ハリウッドの大物プロデューサーの葬儀で、ある人がいった言葉

「彼の葬式に大勢の人が参加するのは、みんなヤツがちゃんと死んだか確かめたいからさ」

俺セルフよりこっちだろ?ちなみにこの本には墓石に掘られた言葉・碑銘も掲載されているのですが俺が一番好きなのはカナダにある墓石の刻まれたこの文句

「この地に エゼキアル・アイクル眠る 享年102歳 善人は 若死にする」

●今日、渋谷の駅ビルを通りかかったらチョコ売り場の大行列!というわけで全国の恋する娘さん!あなたです!1年に1度、教室がダンスフロアになる日が近づいてきました。義理だとか営業活動とか、逆チョコとか言ってるさびしい人たちのことは無視して、あなたのための14日にしてください。


絶滅寸前

2009-02-08 01:32:40 | SP(Standard Program)
●少しだけ冷静になって考えてください。ここに浦沢直樹氏の描いた原作と数十億円の資金があり、それを映画化しようとします。その時に何故、素人同然の監督を雇うんでしょうか?何故に素人同然の若い娘をヒロインに起用するんでしょうか?理解不能を通り越して、深い哀しみすら感じますよ。

●こういう映画を観てしまうと、ときどき「何が間違いの始まりだったんだろうか?」と考えることがあります。多くの人がしたり顔で言うようにやはり80年代がいけなかったのか?それとも90年代に入るまではまだマシだったのか?とりあえず映画は芸術だとかぬかすヤツとは仲良しになりたくないですが、映画を単なる商品だとしか考えてないような製作者と映画監督とは“ぜっこう”ですよ。

●気を取り直して美しい楽曲を流します。『にほんのうた』というアルバムに収録されているトラックです。歌っているのは三波春夫さん、トラックはコーネリアス。楽曲は『赤とんぼ』です。