333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

信じようと、信じまいと

2009-06-30 00:59:39 | SP(Standard Program)
●ここらで更新しとかないと間が空きそうな気配がするので短めに。大したネタがあるわけではないですが。ちなみにこれから例のエヴァ映画を観ようと思ってる方は悪いことは言わないですから、ネットとか見ない方がいいっすよ。何でもそうですが、映画なんて中身を知らなければ知らないほど1回目は楽しめますから。不明なことがあったら、観てから調べたり考えたりして、もう1回観ればいいんです。というか「ん?何?今のってどういうこと?」って思いながら映画を観る瞬間ってだんだん減ってますよね。個人的にはあの「宿題を小脇に抱えつつ、止まることなくバスが進んで行く感じ」が楽しかったりするのですが、今じゃそういう人は少数なんすかね。

●少し前から「空からオタマジャクシが降って来る」という現象がニュースなどで放送されていて、朝の情報番組を流していたら「次は空からカエルが降って来るかもしれませんよ」なんて言うので、筆者としては「こりゃ大変なことになった!待ちに待った事態だ」とワクワクしていたんですが、何のことはない。単にトリが加えて飛んでる間に口から離しましたって話だそうです。

●とは言え、筆者としては「空から大量のカエルが降って来る」日を待ってますよ。正確に言うと「空からカエルが降ることだってあるだろう」と思って、毎日暮らしてます。これは希望の問題ではありません。人生の問題です。

●というわけで音楽はもちろん、この曲です。


The Curious Case of Michael Joseph Jackson

2009-06-27 02:37:59 | SP(Standard Program)
●1日あちこちと移動して働きながらも、何だか妙な気持ちがしてしょうがないのはやはりマイケルのことを考えていたからでしょうか。正直、あまりにも色々なことがあり、何から書いていいかわかりませんよ。周囲の人はご存知だと思いますが、俺は「80年代のマイケルっていいよね」という人間ではなく、「いや、マイケルってずっといいよ」と思ってここまで来ました。一昨日とかも仕事の移動中に爆音でマイケルを聴いたりしてましたからね。昨日、今日にマイケルを爆音で聴いた人は多かろう。しかし、一昨日に聴いた人間が日本に何人いるというのだ?なので気分的には「やっぱ、流れるのはスリラーなのか」という気持ち半分、「やっぱスリラーだな」という気持ちも半分。簡単にいうと千々に乱れております。

●世界で最も多くの人から嬌声と完成を浴びながら、世界で最も「僕は孤独だ」と思い続けた男マイケル・ジャクソン。「50歳の若さで亡くなった」というフレーズを目にする度に「子供のまま大人になってしまった男」というフレーズが頭の片隅によぎる男。「世界中が悲しみに暮れています」というフレーズを耳にする度に、数年前に耳にした「子供を陥れる悪魔」というフレーズがリフレインする男(この問題については最近出た『マイケル・ジャクソン裁判』という本を御読みください)。悲しいというにも、何かが終わったというにも、永遠を叫ぶにも、何にせよ、あまりにも複雑で数奇な人生を歩かざるを得なかったために、どこか奇妙な感じが漂う男。何にせよ、9年を経過してやっと「20世紀の終わり」という感じがする金曜。

●もちろん、今日のビデオはマイケルではありません。今日はビデオはありません。あなたの頭の中に残っているマイケルの音楽を鳴らしてください。ワンフレーズだけでも良ければ何曲か鳴るはずです。

仲間は大事に。

2009-06-26 14:53:44 | SP(Standard Program)
今日は秋葉原に来た。もちろん仕事。

ここ数年、この街はビジネス街の顔も持ち合わせており、コーヒー店に入るとサボり会社員と、アキバ系男子が揃ってタバコを吸っている光景を目にする。

ちなみに、今、目の前にいる団体さんは後者。アキバ系の人って案外、集団行動だよな。流布されているイメージと違って社交的なのかも。

…仕事に戻ります。

フラクタルな国

2009-06-25 02:35:43 | SP(Standard Program)
●昼間に「この後、昨日起こった腹立たしいことを書く」と宣言してみたものの、他人様が腹を立てた話を読まされる人間の身にもなってみろって話ですよね。というわけで通常営業。

●筆者のアパートにはケーブルテレビ用の機器が設置されています。本当にテレビを見ない暮らしをしているので詳細はいまだによくわかっていないのですが、見る気になれば、あれこれとチャンネルが用意されているようです。で、勝手に入っているにもかかわらずケーブル会社は律儀なので毎月、「ケーブルテレビ局の広報誌」のようなものが送られてきます。今月の目玉番組の紹介や、通販の広告などが主な内容です。

●その中に「地域ごとの番組についての冊子」というのが入っています。ケーブルテレビは全国で同じ内容を放送しているチャンネルとは別に、東京ローカルの、それも「練馬」とか「豊島」といった小さい地域専用のチャンネルや番組が揃っていたりするのです。コミュニティFMという地域限定のラジオ局はそれなりに普及しているようですが、地域限定のテレビ媒体というのはまだ発展途上と言ってよいでしょう。新聞には「地方版」といって、朝夕刊の数面だけ、配布地域のお知らせや事件を扱ったページがありますが、この冊子を読む感じだとケーブル局も同じで「私の墨田区」みたいな番組が放送されており、墨田区の名店紹介や、区議会の様子、地域限定の事件やトピックスが紹介されているようです。

●この冊子はなかなかに味わい深いので毎月、目を通しているのですが、こうしてみると世の中には本当に多くの芸能人がいるんですね。この種の番組にも当然のように司会者やレポーターがいて、全国ネットはおろか、ローカル局はおろか、地域限定で芸能人という人が山のように出ています。こういう番組も今よりも少しだけ視聴率が上がれば地域のローカル有名人のように、コミュニティの人気者という扱いになるのかもしれませんが、今の段階では「この人は一体、何をしているのか?タレント専業なのか?副業なのか?」ということすらもわからない状況。ま、それでもそこそこ可愛い人がいたりするから世の中って本当に不思議っすよね。

●日本は国土が狭いからか、心象の問題なのか、ローカリティが低く、フラクタルになりがちという印象があります。コマーシャルもテレビも芸能人も何もかんもが全国ネットで画一化されていて、ローカル文化圏の力が極めて弱いんです。もちろん関西のように独自の文化と法律を持っている(←というとまた関西人は怒るよな。でも、角淳一なんて関西人以外、誰も知らないから!)地域もありますが、旅行に行っても、どこも似たような風景で、ホテルに帰ってテレビをつけたら同じ番組が流れています。もちろん、全部が全部、地域に根ざした内容にするのは難しいんでしょうが、バランス的にもう少しローカル、コミュニティに密着したメディアや文化圏が育ってもいいのではないかと思うのですが。

●BONNIE PINKさん、新アルバム『ONE』が出ました。毎回この人は…ハズさないなぁ。この人の楽曲は本当に古くならないし、繰り返し聴くことに耐えられる作品が揃っているので驚かされます。この曲も『オレンジ』や『Lie Lie LIe』がそうであるように10年後も輝いていることでしょう。


先端に火をつけろ

2009-06-24 12:40:13 | SP(Standard Program)
飯田橋にある東京日仏学院に来た。

ここは当たり前だがフランス人が多い。実はカナダ人だったりしたら、それはそれで面白いけど。

ヤツらは例に漏れず、やたらとタバコを吸っている。喫煙率がハンパなく高い。そして、それに文句を言うヤツもいない。

日仏学院、何度来ても心地よい場所だ。

…などと穏やかなことを書いている場合ではない。昨夜、想像を絶する腹立たしいことが。

詳しくは今夜。

人形使いの焦燥

2009-06-20 23:45:56 | SP(Standard Program)
●もう公開になったから言ってもいいよね。『トランスフォーマー/リベンジ』、ヒドいよ!前作がそこそこ面白かったから期待できるかと思ったけど、やっぱマイケル・ベイはマイケル・ベイのままだな。つーか、今回はスピルバーグは何もしてないんじゃないか。あの内容で関与してたとしたら、それこそ大問題だろ?

●先日のブログのコメントに「舞台上の仕掛けで足場に待機していたらトイレに行きたくなった」というものがありましたが、このコメントを読んで思い出したことがあります。まず簡単に説明すると、一部の劇場には照明を設置するために天井付近に鉄のパイプが多数、設置されており、その隣に人がひとり歩けるぐらいの足場が設置されています。照明さんはこの狭い足場を通って、照明を設置するわけですね。

●その昔、ある公演にスタッフで参加した時に「ある場面で上空から巨大な人形が舞い降りてくる」という演出がありました。実際は舞台上空の足場からロープをつけた人形をスルスルと降ろすわけです。金持ちだったら電動で降ろすんでしょうが、その時は金がなかったので、足場に人を待機させて、良いタイミングで人形を降ろすことにしました。足場に上ったのは同級生のAくん。筆者は通称“人形使い”と呼んでいました(←本当)。

●大きな劇場だったらソロリソロリと足場を歩いていけば客にバレませんが、その劇場は小さかったので、上演中に足場を歩くとバレます。そこで、人形使いは「上空から人形が降りて来る」という演出ためだけに、客が会場に入ってくる前に所定の位置にスタンバイして、上演後も最後の客が劇場を去るまで、その位置にとどまる事になりました。ここまで読んで多くの方がお気づきでしょうが、この仕事、相当にツラいです。暗くて高い場所で、危うい足場でジッとしていなければならず、当然ながらトイレにも行けません。そこで人形使いは何を考えたのか「スタンバイして、劇が始まるまでの間に足場で弁当を食おう」と考えました。たぶん、メシを食う時間がなかったんでしょう。そこで彼は人形とカラアゲ弁当を持って足場にのぼり、スタンバイしました。彼の位置は舞台中央の上空にあります。時間になり、会場にお客さんが入ってきました。当然ながら観客は舞台上空に人形使いがいることを知りません。開演前なので幕はありませんでしたが舞台は暗いままです。

●人形使いは「ではメシだ」と弁当を開けました。以下は人形使いの回想です。「フタを開けるとカラアゲが3個入っていました。私はまずカラアゲをひとつ口の中に入れました。連日の寝不足と空腹で疲れきっていたので、カラアゲの味が全身に行き渡るようです。次に米をかきこみ、付け合わせを食べました。開演まではまだまだ時間があります。で、ふと弁当を見ると、カラアゲが1個しかありません。最初は3個だった。ひとつ食べた。米を食って、弁当を見たらカラアゲはひとつ残っていた。おかしいです。何かおかしいです。それって

舞台上にカラアゲを落とした

ってこと?人形使いはパニックになりました。もし、カラアゲを落としたとすれば、開演時間になり、舞台が照明に照らされると、舞台上に何の脈略もなくカラアゲがひとつ置いてあることになります。ちなみにこの公演はダンス公演です。ダンス公演の舞台に鳥のカラアゲがひとつ。

●人形使いは大パニックです。足場から下を覗いてみましたが、暗くて何も見えません。足場を降りてカラアゲがないか確認に行きたいところですが、それもできません。公演が始まり、照明が灯り、ド派手な音楽が鳴り、観客が最初に目にするものは

鳥のカラアゲ

えー!ダンス公演って言ったじゃん!それから開演になるまでの短い時間、それは人形使いにとって無限の時間でした。「カラアゲは自分で食った気もする。でも、もし落としていたら……

●開演時間になりました。人形使いは早速、足場から下を覗きます。……ない!カラアゲがない!ないよ!やっぱ俺が食ったんだよ!なかった!なかった!クララが立った!人形使いは足場で動かぬまま、心の中で狂喜乱舞したそうです。「どんなに忙しくともメシは椅子に座って食え」このエピソードはそんな当たり前のことを我々に教えてくれるのです。

●『…リベンジ』より、こっちの方がよっぽど面白いと思う。


強制爆撃を回避せよ!

2009-06-19 01:09:57 | SP(Standard Program)

●まだ仕事は残っているものの、何とか木曜も終わろうとしており、明日1日っすか。しかし、明日は明日できっとバタバタすることが確定しており、それなりに緊張する局面もあるでしょう。

●前の職場にいた時はそれなりに責任は課せられているものの、コツコツと机に向かって働けばよい仕事だったので、緊張を強いられる場面は少なかったのですが、現在は緊張する場面、多いんすよね。トイレに行きたくても行けない時間帯だって発生するし。小学校の頃、授業中にトイレを我慢するツラさを味わって以来「大人になったらトイレを我慢するような仕事にだけは就くまい」と思ってきたんですけど…何でこんなことになったのか。いや、トイレ我慢するって、大したことないようで、スゴいデカいことっすよ。どう考えても不自然だもん。ツラいしさ。

●ま、さすがに大人なので、少々の状況であればトイレぐらいパパッと行くわけですが、電車の運転手の人とかってどうしてるんでしょうか?運転手さんだって人の子だからさ、どんなに事前にトイレに行っても急にトイレに行きたくなることってあるわけじゃないですか。体調不良だってあるだろうし。そういう時に運転席にひとり残されて、終点まで後1時間もあるとしたら…俺なら各駅停車でも全部、特急コースにするね。電車の世界には「もうダメだ。シャレにならん。強制爆撃を回避できない」という場合はどっかの駅で交代の運転手が来たりするんでしょうか?少なくともこれまでバスに乗っていて途中の停留所で運転手が変わった経験はないので…きっちりと自己管理しているということでしょうか?

●個人的には発熱している時よりも、トイレを我慢している時の方が人間のパフォーマンスは下がっていると思います。なので、会議中や観劇中やデート中にトイレに行きたくなったら、そのことによって死人が出るか、莫大な損害が発生しない限り、我慢しないでさっさとトイレに行った方がいいと思います。だって、映画観てて途中でトイレ行きたくなって我慢しながら1時間観るより、5分抜け出して55分スッキリした状態で観る方がいいって!我慢して観たって意味ないよ。集中力も途切れてるだろうし。

●これを書くことによって筆者は数少ない理解者をまた減らすことになるかもしれませんが、書きます。これまで何とも思ってなかったんですが…新垣結衣さんのファンになりました。自分でも「今さら?」って感じですが。きっかけはこのビデオ。作曲はメレンゲのクボケンジ。ああ、新垣さんってこんな可愛い方だったんですね。ちょっと…ヤバいぐらいハマってます。この音痴な感じもたまらん。CD買いそう。


コンボイ降臨

2009-06-18 15:51:59 | SP(Standard Program)
川崎に来た。

人生初の川崎入りだが、かなり栄えていて驚き。川崎市民に正式に謝罪したい。すまん、みくびってた。

というわけでこれから大画面でロボットがタイマン勝負する映画を観る。