333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

23区から遠く離れて

2008-04-01 02:02:36 | SP(Standard Program)
●月曜の段階で金曜までの予定がギッシリと詰まっているなんて人間として不健康だと思います。もっと言うと日曜の夜まで予定が入っていることが発覚しました。やはり「面倒になったから予定を変更」ぐらいのユルさが健康には一番いいと思うのですよ。そんな不幸な暮らしをしてどうするつもりなんだ?

●話は変わって。何だかんだと1年の4分の1が過ぎ、先ほど恐ろしいことが発覚しました。それは「今年に入ってからまだ1度も東京都を出ていない」ということです。もっと恐るべきことに「東京23区を出たのは祖母の葬儀と納骨の2回だけ」ということです。どうやら筆者はこの90日間、電車で30分圏内だけをグルグルと幾度も幾度も移動していたようです。

●地元密着の暮らしをしていれば、自分の街を離れる機会は滅多にないでしょうし、住宅事情によって毎日2時間以上かけて職場に通っている方もいるわけで、それぞれ事情はあるでしょうが、交通機関の発達した社会に生きる人間である以上、たまには少し遠くの場所へも行ってみたくなるものです。

●食べ物にマイルの考え方を導入しようとしている人がいるのを知ったのは最近のことです。輸入食品に航空会社のマイル同様のポイントを導入し、「いくら地球環境に配慮した商品でも遠くから輸入されたのであれば、それって輸送のための資源がかかっているわけですよね」と言いたいそうです。知っての通り、マイルは移動距離によってポイントが加算される仕組みですので、輸入品にも何らかのマイルをあてることは可能なわけです。

●人それぞれの“マイル”ポイントは違います。出張の多い方はマイルがすぐ増えますし、個人商店を営んでいる方はポイントがたまりません。その昔、ある人が「移動距離とアイデアの量は比例する」と言っていましたが、ハッキリ言って単なる戯言でしかありません。グルグル移動したって、ボケが思いつくものは、どこまでいってもボケですよ。ま、所詮はハイパーメディアクリエイターの言うことなのでしょうがないのですが。

●しかし、自分の移動距離を何となく“マイル”に見立てることで「ああ、今年は結構移動したな」とか「今年は移動なく過ごしたな」と出来事を思い返すことが出来るのは確かです。もちろんこれも「海外旅行1回」と「国内旅行5回」ならどっちがマイル高かと考えると複雑な問題ですが、あくまで目安です。そして、それらのマイルの内訳も思い返すと結構、楽しいです。徒歩、自転車、自動車、電車、飛行機、船舶。自動車はバスもあれば自家用車、タクシーもあります。

●1年の4分の1なんて言われてもアッという間過ぎてピンと来ませんが、マイル制度を仮導入することで何となく見えるものがあるかもしれません。暇な時にちょっと考えてみてください。にしても俺は一体、いつ23区を脱出できるのだろうか?