333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

ふるえ

2008-04-02 01:59:00 | SP(Standard Program)
●人間、使わない機能は低下するものです。走らなければ足は退化し、細くなっていきますし、筋肉だって衰えます。

●筆者は走るのが趣味なので事無きをえていますが、正直に告白します・・・・ペンで文字を書くことが出来ません。思い返せば数年前からペンを使って大量の文章を書いた記憶がありません。文章を書くのはすべてコンピュータか携帯電話。もっぱらキーボードです。連絡は電子メール。文章はテキストエディタ。実はちょっとしたメモも“紙類の増加”を防ぐためコンピュータ上に行なっています。

●その結果、先ほど、ちょっとした文章を手書きで作成した際に・・・手が震えました。力が入りません。というか字が恐ろしく汚い!使わない機能は退化していくのです。き、危険です。しかし、この年齢になって急にノートに同じ言葉を何度も書いて練習したり、学生のように美しいノートを作成するのもどうかと思うわけです。じゃ、あれか?「手書きで奥の細道」みたいなヤツか?あれもちょっとなぁ。ま、そんなことを言っている間に筆者の「手を用いて文字を書く機能」は恐るべき速度で退化しているいくのです。

●自分でもここまでペンを持つ手に力が入らないものとは思ってもみませんでした。昨年、ちょっとした資料を書く時に「ああ、資料を1枚書くと手がこんなにも疲れるものか」と思ったものですが、あれは完全にレッドゾーンに足を踏み入れていたわけですね。

●というわけで今年は個人的な年間テーマとして「ある事象」を調べようとしていますので、その件についてはコンピュータではなく、何とか手書きのノートにまとめたいところです。しかし、手書きにすると後から検索も利かないし、加工は出来ないし不便であることは間違いないのですよ。かと言って、各種申込書類や、手紙などを書く際にあまりにヒドい字なのもみっともなく・・・・・・ここで急に「というわけで通販のペン習字を」とか言い出すと笑える展開なのでしょうが、まぁ、それ以外で何か考えます。

●コンピュータの進化が「ペンを持つ手を震えさせる」ことに何故、この段階まで気がつかなかったのか不思議でなりません。日常的にキーボードで作業をする方は試しにペンで文章を書いてみてください。アッというまに腕に疲れがきて、文字がおそろしい汚さになります。何だかコワいですよ。