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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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最強のテノールは何でもござれ

2012年10月20日 | ワグナー聞き比べ
2006年6月7日投稿分__

右下モノクロ写真はドミンゴとステューダー (エルザ役)。
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スペイン出身のテノール歌手プラシド・ドミンゴはイタリア・オペラだけでなく、フランス、ドイツものも得意で、歌えないオペラはないかのようです。 英語ものはミュージカルしかありませんが、これにも挑戦してアルバムを作っています。

ヘルデンテノールといわれる、強靭な声を必要とするワーグナーも五つの作品を録音しました。 先ず「マイスタージンガー」をディースカウやヨッフム指揮 (‘76 DG) と、次いで「タンホイザー」をステューダーやシノーポリ指揮 ('88 DG) と、多くのワーグナー録音を出しているショルティとは「ローエングリン」(Decca) を、メト歌劇場のレヴァインとは「パルジファル」を、最後にパッパーノ指揮で「トリスタン」(EMI) を完成しました。

イタリアもので同様に強靭な声が聞けるヴェルディの「オテロ」は CD を二つ (レヴァインとミュンフン指揮)、映像を一つ (マゼール指揮) 作りました。 ビゼーの「カルメン」も CD を二つ (ショルティとアバド指揮)、映像を一つ (マゼール指揮) 作りました。 オペレッタは「こうもり」(EMI) を指揮し、ミュージカルは「ラ・マンチャの男」(ソニー) を吹き込みました。
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私はこのうち、「マイスタージンガー」と「タンホイザー」を持っていますが、やっぱりイタオペっぽく聞こえてしまうのは否定できません。 イタオペの大歌手という先入観が拭いきれないのです。「マイスタージンガー」はプロデューサーからの頼まれ仕事で、舞台経験なしに参加したらしいのですが、それにしては完璧な歌ですね。

レコード会社がこれだけのワーグナーものを歌わせようとするのですから、実力人気 そして売上があるのでしょう。 いずれ 未聴の録音を聞いてみたいですね。    

以上

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