左は パソコン用無停電電源装置。 中央はデータセンター用大型 UPS (Uninterruptible Power Supply) 設備 東芝 TOSNIC。 右は2003年北アメリカの停電地域。
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昼間 炎天下の中 住宅街を歩くと、不思議と静かなのに気づきます。 なぜかと想像すると 猛暑を避けるため、みんな部屋を閉め切ってクーラーをかけて部屋の中でじっとしてるんでしょうね。 私も連日の猛暑日続きで、昼間はほとんど部屋の中で “クーラー漬け” の毎日です。
各家庭が一斉にクーラーを使うと電力消費量が跳ね上がりますが、供給する方の電力会社からは不思議と電力危機の話しが出てきませんね。 電気エネルギーは、ガソリンや灯油などと異なって溜め込むことがあまりできません。 殆ど 発電したものをすぐに消費してしまいます。
事務所の片隅などに置いてある コンピュータ用の蓄電池 (冒頭左写真) などは、停電時の一時的な回避措置だけにしか使えず、1日も停電が続いたら、お手上げじゃないでしょうか? 東北大震災の後 一時期 家庭で電気が使えない時期がありましたが、今の猛暑では大丈夫なのかと時々 心配になってしまいますね。
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ウィキから __ 東日本大震災による電力危機 __ 震災直後の2011年3月は設備被害や原発事故に伴う電力供給低下により 東京電力管内で輪番停電実施 (3月14日〜28日) を伴う電力危機が発生、同年夏季には原発停止の影響が大きくなる中東北電力・東京電力・関西電力などの管内で、2011〜12年冬季には原発停止により関西電力・九州電力管内でそれぞれ節電を実施した。
2003年北アメリカ大停電 __ 2003年8月14日 米国北東部と中西部の一部、および、カナダオンタリオ州にまたがる広範囲で起こった大停電で、29時間続いた。 米国 4000万人、カナダ 1000万人の計 5000万人がこの停電による被害を受け、この間の金融赤字は 60億ドル (約 7000億円) と見積もられた。 特に 航空会社や証券取引所は、この日だけで大赤字となった。
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金融機関やデータセンターなどの電算機・サーバーは、停電などに備えて それなりの停電対策をとっています。 それは 顧客の資産を安全に守るという意味では必要不可欠なものですね。 そうでないと 停電が発生して、顧客の資産が消えてしまうことがないとはいえないわけです。
そうならないように、電力会社は電力不足にならないよう常に電力需要よりも多めに電力を確保し、金融機関やデータセンターは無停電電源装置・UPS を必ず設置しています。 ですから 我々 一般市民・ユーザーは猛暑日でも枕を高くして寝られるというものです。
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「猛暑でも電力不足に陥らず 背景に節電や省エネが定着、”ネガワット取引” も寄与」(8月4日 産経新聞)
「40℃超でも原発なき首都圏の電力が足りてる理由」(7月25日 Business Insider)
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確かに 連日 クーラーを使っているのに、電力料金がべらぼうに高くなりません。 電機メーカーが省エネ型インバーターエアコンを製造・供給しているため、電力消費も抑えられているのですね。
インバーターエアコンの前は、何型というのか知りませんが、温度が上がるとカチンと音がしてスイッチが入り、クーラー内のモーターが動いて冷気を吐き出し、部屋の温度が下がるとカチンと音がしてスイッチが切れ クーラー内のモーターが止まり、また温度が上がるとスイッチが入りの繰り返しでした。
それがインバーターエアコンになってからは、緩やかに温度が上がったり下がったりの繰り返しで、カチンという音は全くしません。 つまり 内臓するインバーターによって周波数を変えてクーラー内のモーター回転数を細かく制御しているのです。
エアコンの電力消費の殆どはモーターで、モーターは起動時が最も電力を消費しますから、連続運転させて、動いたり止まったりさせない方が電力消費が少ないのです。
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ウィキから __ インバータエアコンは1981年に当時の東京芝浦電気 (現・東芝) が世界で初めて発売した。 家庭用エアコンは、最近は省エネ化が進み、内部の改良とも相まって以前のものよりも消費電力が少なくなっている。 日本国内で発売されるセパレート型のエアコンはほぼ全てインバータ制御を内蔵した機種になっている。
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技術が進み、電力会社の計画発電・送配電、電気メーカーの省エネ・エアコンのおかげで、猛暑が続いても電力危機・大停電を心配しなくてもいいのですね。
今日はここまでです。
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昼間 炎天下の中 住宅街を歩くと、不思議と静かなのに気づきます。 なぜかと想像すると 猛暑を避けるため、みんな部屋を閉め切ってクーラーをかけて部屋の中でじっとしてるんでしょうね。 私も連日の猛暑日続きで、昼間はほとんど部屋の中で “クーラー漬け” の毎日です。
各家庭が一斉にクーラーを使うと電力消費量が跳ね上がりますが、供給する方の電力会社からは不思議と電力危機の話しが出てきませんね。 電気エネルギーは、ガソリンや灯油などと異なって溜め込むことがあまりできません。 殆ど 発電したものをすぐに消費してしまいます。
事務所の片隅などに置いてある コンピュータ用の蓄電池 (冒頭左写真) などは、停電時の一時的な回避措置だけにしか使えず、1日も停電が続いたら、お手上げじゃないでしょうか? 東北大震災の後 一時期 家庭で電気が使えない時期がありましたが、今の猛暑では大丈夫なのかと時々 心配になってしまいますね。
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ウィキから __ 東日本大震災による電力危機 __ 震災直後の2011年3月は設備被害や原発事故に伴う電力供給低下により 東京電力管内で輪番停電実施 (3月14日〜28日) を伴う電力危機が発生、同年夏季には原発停止の影響が大きくなる中東北電力・東京電力・関西電力などの管内で、2011〜12年冬季には原発停止により関西電力・九州電力管内でそれぞれ節電を実施した。
2003年北アメリカ大停電 __ 2003年8月14日 米国北東部と中西部の一部、および、カナダオンタリオ州にまたがる広範囲で起こった大停電で、29時間続いた。 米国 4000万人、カナダ 1000万人の計 5000万人がこの停電による被害を受け、この間の金融赤字は 60億ドル (約 7000億円) と見積もられた。 特に 航空会社や証券取引所は、この日だけで大赤字となった。
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金融機関やデータセンターなどの電算機・サーバーは、停電などに備えて それなりの停電対策をとっています。 それは 顧客の資産を安全に守るという意味では必要不可欠なものですね。 そうでないと 停電が発生して、顧客の資産が消えてしまうことがないとはいえないわけです。
そうならないように、電力会社は電力不足にならないよう常に電力需要よりも多めに電力を確保し、金融機関やデータセンターは無停電電源装置・UPS を必ず設置しています。 ですから 我々 一般市民・ユーザーは猛暑日でも枕を高くして寝られるというものです。
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「猛暑でも電力不足に陥らず 背景に節電や省エネが定着、”ネガワット取引” も寄与」(8月4日 産経新聞)
「40℃超でも原発なき首都圏の電力が足りてる理由」(7月25日 Business Insider)
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確かに 連日 クーラーを使っているのに、電力料金がべらぼうに高くなりません。 電機メーカーが省エネ型インバーターエアコンを製造・供給しているため、電力消費も抑えられているのですね。
インバーターエアコンの前は、何型というのか知りませんが、温度が上がるとカチンと音がしてスイッチが入り、クーラー内のモーターが動いて冷気を吐き出し、部屋の温度が下がるとカチンと音がしてスイッチが切れ クーラー内のモーターが止まり、また温度が上がるとスイッチが入りの繰り返しでした。
それがインバーターエアコンになってからは、緩やかに温度が上がったり下がったりの繰り返しで、カチンという音は全くしません。 つまり 内臓するインバーターによって周波数を変えてクーラー内のモーター回転数を細かく制御しているのです。
エアコンの電力消費の殆どはモーターで、モーターは起動時が最も電力を消費しますから、連続運転させて、動いたり止まったりさせない方が電力消費が少ないのです。
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ウィキから __ インバータエアコンは1981年に当時の東京芝浦電気 (現・東芝) が世界で初めて発売した。 家庭用エアコンは、最近は省エネ化が進み、内部の改良とも相まって以前のものよりも消費電力が少なくなっている。 日本国内で発売されるセパレート型のエアコンはほぼ全てインバータ制御を内蔵した機種になっている。
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技術が進み、電力会社の計画発電・送配電、電気メーカーの省エネ・エアコンのおかげで、猛暑が続いても電力危機・大停電を心配しなくてもいいのですね。
今日はここまでです。