草刈りを免れた ユウガギク の花がタタミ一枚ほどに広がって陽射しを受けていた。
全体の盛りは過ぎたが まだまだ 新鮮な花も咲いている。
ミゾソバ の花は今がピークです。
樹下の花に木洩れ日のスポットライトが。
9月15日 萩の咲く広域農道で見た赤い木の実を二題。
大きな緑の葉の上に並んでいる オオカメノキ の真っ赤な実は良く目立つ。
完熟すると黒くなる実。今頃は真っ黒になっているに違いない。
それとも この実を好む イタチ や小鳥たちに食べ尽くされているかも・・・・・。
オオカメノキ に比べると ミヤマガマズミ は少数派。
この日も観察した木はこの一株だけだった。
酸っぱいこの実は完熟しても少し透明感を持つが色は赤いまま。
丈夫な花だが気難しいところがある。葉先がすぐ枯れ込んでしまう。
空中湿度・日照・・等 好みが厳しい。
平開せず下向きに咲く花はなんとも言えない魅力がある。
上臈とはそういうものなのか・・・・・。
浅草岳の下山途中 車道歩きで見た花のうちから。
青紫の花がひときわ冴える オクトリカブト。
誰もが名前を知っているから 人気が高い花だ。
力強くまっすぐ伸びる花だが たまにはこんな芸術に目覚めた茎も。
カメバヒキオコシ よりも大型の タイリンヤマハッカ。
しばしば群生して路肩を彩る。
この群生を撮って数分後 歩いている jokichi の7・8m先の草むらが揺れた。
?・・と思っていると顔を出したのは 艶のある真っ黒い毛の大きな顔。
ツキノワグマ・・・初めての遭遇だ。
双方が驚いたが 行動が早かったのは ツキノワグマ の方だった。
さっと方向転換をすると崖下に降りていった。
その間 5秒ほど。転がるように崖を降る音を聞きながら ホッとした jokichi でした。
カメラは持っていた。キャップを外せばすぐ写せたんだがそれさえできなかった。
今度 出会ったら撮ってやる・・などと思うが 今度はいつのことやら。
浅草岳の下山途中 山道が終わって車道歩きになると秋の花がいっぱい。
水の流れるような所には上を向いて咲く タチアザミ の花。
背丈を超える ナンブアザミ の花は下を向いて咲く。