早くも タマゴタケ が

地際を這う クロヅル の葉の中にもう終わりかけた タマゴタケ が並んでいた。
月末頃から出始める・・・と記憶の片隅にある 浅草山麓エコミュージアムの タマゴタケ。
雪解けが速かったからなのか もう顔を出してきた。

 

終わりかけた 傘の周りを探すと まだ顔を出したばかりの個体も見えた。

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フウランが咲いて

３年前の春の彼岸が終わるころ母を川崎市の叔父のお墓参りに連れて行ってきた。
１５０ｃｍもの残雪の魚沼から訪れた川崎市の霊園に咲く桜に季節の差を痛感したものだった。
その時 叔母からいただいた フウラン が今年はたくさん花をつけた。

 

長い距の底にある蜜を吸えるのはいったい誰だろう。

 

フウラン をくれた叔母はその後病を得て意識不明のままこの春の終わるころ亡くなられた。
三年前に連れて行った母は今年に入って三日目に天寿を全うした。
しばらくは フウラン の咲くたびに思い出すだろう。

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