ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

パリのおもしろ&ほっこりエピソード

2023-01-20 | 日記
娘にパリ滞在の5日目の記事はどうしたのかと聞かれた。
「ちょっと中休み」と答える母さん(笑)
記憶が薄れないうちにおもしろエピソードも書いておかなくちゃいけないのよ(笑)

そんなわけで、みなさんお待ちかね(!?)のおもしろエピソードをご紹介。
あれは何日目の夜だったか思い出せないけれど、
宿のアパルトマンに向かって歩いていた時のことだった。
何か大きな声で叫んでるような声が聞こえたので振り返ってみると、
反対側の歩道で高齢の女性と犬を連れた若い女性が焦った様子でフランス語で喋っている。
すると犬を連れた若い女性がいきなり走り出し、
高齢の女性もその後をあたふたと追いかける様子が見えた。
わたしが状況をすぐに把握できないでいると娘の方が先にその様子を見ていたので教えてくれた。
なんと、その高齢の女性は犬のリードだけ持って歩いていたのを
若い女性が「マダム!!!あなたの犬はどこですか!!!」と声をかけ(想像)
高齢の女性が「ギャッ😱どうしよう!」(想像)となり、
若い女性がその犬を探しに走った!ということだったらしい。
結局、その親切な若い女性が角を曲がると犬が置いていかれた場所にちょこーんと座っているのが
わたしたちにも見えて高齢の女性のわんちゃん無事保護。
まるで漫画のような出来事だったので漫画に描いてみたのだけど
まだ写真がアップロードされていないので別の写真を載せる(笑)




あ、アップロードされた。
ブログに載せるようなものではないけれど
雰囲気だけでも伝われば、と恥ずかしながらアパルトマンに帰ってから描いた漫画を載せる(笑)




下手な漫画で失礼します。
本人たちは必死だったのだろうけれど、
わたしにはツボでいまでも笑えるエピソードになった。


さて、次のエピソードはほっこりエピソード。
ルーヴル美術館からの帰り、宿のアパルトマンの近くで停まる96番のバスに乗るために
セーヌ川のほとりのバス停に3人で立っていたところ、
同じバス停に立っていた二人組(30代くらい?)の男性の一人に英語で声をかけられた。
その人たちも96番のバスに乗ろうと思っていたらしく、
アプリを見ながら「あと6分ほどで到着するみたいですよ」と教えてくれた。
待つ間アメリカからの旅行者であることを伝えると
美味しいパティスリーのお店(アンジェリーナとサダハルアオキが素晴らしいと言っていた)や
レストランなどを教えてくれたりしてほんとうにフレンドリーな人たちだった。
しかし、待てど暮らせどバスは来ない。
実はその日の朝、アパルトマンの近くのバス停で96番のバスを待っていた時に
あるおばあちゃんが通りかかって「あのね、このバス停にバス来ないわよ」とフランス語で言われたのを思い出した(笑)
結局30分以上待ってもバスは来ず、もう一人の男性が「お前、さっき6分って言ったのに(笑)」と茶化し、
諦めて同じ方向に歩き出したわたしたち。
そこで、あまり英語を話せないもう一人の人に自分の唯一喋れるフランス語を試そうと
「Mon Français ne pa très bon」(わたしのフランス語はあまり上手じゃありません)と言ってみたら
英語で「I understand!」と言われた(笑)
途中で別方向になったので別れ際に二人にお礼を言うと
「良いパリ旅行になりますように!」と、なんと自分たちが買って持っていたガレット デ ロワを差し出した二人。
これには恐縮しつつ、ほんとうに感激してしまった。




これが二人にいただいたガレット デ ロワ(王様の菓子)。
パリに着いてからベイカリーのショーウインドウにたくさん並んでいてなんだろう?と思っていたもの。
近年日本でも少しずつ知名度があがってきているお菓子らしく、
もともとはキリスト教のエピファニー(公現祭?)に食べるフランス菓子だったそう。
最も一般的なものは紙の王冠がのった折りパイにフランジーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子で
中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っており、
公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、
幸運が1年間継続すると言われているのだと彼らが教えてくれた。




切り分けたのはわたしだったので、フェーヴが当たったのはわたし(笑)
小さなオーブンミットの形をしたフェーヴだった。可愛い。
初めてのガレット デ ロワは中身がわたしの大好きなアーモンドクリームだったこともあり、
とても美味しかった。
パリの人たち、ほんとうにやさしい(涙)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (里の山河)
2023-01-22 05:15:40
おはようございます。
旅先の出来事や、人とのふれあいは一生の思い出ですよね!。美味しそうで!。楽しい出来事で何より!。

我が家の愛犬は5日ほど帰って来ず、5日目に散歩中に少し離れた家の庭で買われていたのを発見。首輪が切れた途端、走り周り。座って待っているフランスのワンチャンしつけが良いのですよね!。

絵で!。良いですね!真似します。
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Unknown (ジョー)
2023-01-22 13:39:43
里の山河さん、ありがとうございます。
家族旅行は一生の思い出になります。ほんとうに宝物ですね。

なんと、わんちゃんがいなくなって他の家の庭で飼われていたんですか!?
それでもちろんおうちに連れて帰ったんですよね。
事故とかに遭わずに何よりでした。
フランスのそのわんちゃんも突然飼い主が自分を置いて行ってしまったので放心状態!?だったのかも。
とにかく見つかってよかったです。

絵は忘れないうちに、とシャシャーと描いたので、お恥ずかしいですが(笑)
これも思い出です(笑)
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Unknown (hertisgold9999)
2023-01-30 13:35:31
リードだけ持って犬の散歩は漫画になりますね〜絵は上手です🤙バス停のフランス人🇫🇷はビックリするほど親切ですね。
返信する
Unknown (ジョー)
2023-01-31 09:03:29
ありがとうございます。
まさに漫画のような出来事でしたし、
バス停の二人組もやさしくて親切で
フランス人の素敵な一面を垣間見ることができて嬉しく思いました。
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