Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ベニスへ日帰り旅行:クロアチアイストラ半島14日間⑬

2011-06-19 12:18:53 | 旅行(クロアチア)
イストラ半島は、海を挟んですぐイタリアの隣りです。なので、プーラやポレチュといった西海岸の町から、船で行く日帰りのベニス観光ツアーが毎日のようにあります。
私はベニスに一度も行ったことがなかったので是非行ってみたいと思っており、これはチャンスとホテルから出発するツアーに参加することにしました。
朝6時にホテルを出発。観光バスが向かえにきており、それに乗り込みます。ホテルの朝食には早すぎるので、ホテルはランチパック(パン、チーズ、ハム、サラミ、リンゴ、水など)を用意してくれていました。バスは主要なホテル等を回って、客を乗せていきます。
プーラの港で下りて、手続きをして、船に乗船し、出向したのは、8時頃。船はかなり大きなカタマランです。ベニスまでは3時間です。ベニスに着く前に、船の中で観光についての説明があり、また、港から中心街までのタクシーバス、ゴンドラ、昼食、ボートツアーなど、オプションへの参加申し込みがありました。
私たちは、ゴンドラと帰りのタクシーバスを申し込みました。支払いはユーロ。手持ちがない人は、帰りの船で払えばよいとのことでした。
ベニスに着いたとたん、別世界。青い空、白く浮かぶ雲々、海そしてすぐそばに立つ素晴らしい建物たち。映画のセットの中に降り立ったようです。とはいえ、港から中心の広場までは、20分くらい歩きます。ガイドさんがいろいろ説明(英語)していますけれど、私は気もそぞろで写真ばっかり撮っていました。
広場には、観光客がほんとうにたくさんいました。というか、ベニス全体が観光客ばかりです。広場で、帰りの集合時間(4時)を確認して、解散です。私たちは、すぐ予約したゴンドラへ。ゴンドラに乗って、シャンパンをいただきながら、ベニスの町の細い運河を進んでいきます。ゴンドラのこぎ手の人は歌をうたってくれて、これってベニス観光の王道だなと思いながら、楽しみました。
その後は、個人でベニスの町を散策。迷路のような狭い路地を歩き回りました。路地のあちらこちらにはおみやげ物屋さんやレストランがあります。また、路地を突き抜けるとだいたい広場があって、歴史を感じさせる大きな建物が建っています。
天気が良く、陽にあたると暑かったです。でも路地に入ると、建物の陰になって一気に涼しくなります。
小さなレストランに入って、昼食。コースで食べたのですが、セコンドのボンゴレがとても美味しかったです。白ワインがきいていて、あさりのお味もよく出ていました。ゆっくり食事を楽しんでいたら、もう3時近く。
少しおみやげ物を買って、広場に戻って、集合時間です。広場(サンマルコ広場)は、音楽が聞こえてきて、活気があって、良い雰囲気でした。
実質5時間のベニス滞在では、雰囲気を味わうだけですが、それでも行ってよかったと思いました。ホテルに戻ったのは夜9時前。朝から夜遅くまででたいへん疲れました。
この日帰りツアー、一人あたり520クーナ(約7500円)です。もっと安いツアーもあるようでした。