Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

オスロ週末旅行④:帰宅

2012-08-14 09:45:01 | 旅行(ノルウェー)
最終日の4日目は、もう家へ帰るだけです。
朝早めに起きて、ホテルの朝食を取り、チェックアウトをして、駅へ。
帰りは、速いFlytogetというエアライナーを使うことにしました。自動販売機で簡単にチケットは買えます。170NOKでした。このFlytoget(写真)は、時速210kmでるそうです。かなり速いですね。オスロ中央駅から空港まで約20分でした。
空港では、残ったNOKを使い切るためにお菓子などを購入しました。
オスロからアムステルダムは1時間半弱のフライト。お昼前に到着しました。
オスロは、見たかったけど時間がなくていくつか見られなかった場所もありましたが、それでもフルに観光して充実した旅行でした。
筋肉痛で足が痛く、疲れもかなりのもの。ノルウェーのジャンプ台に行ったときの坂道がけっこうきつかったです。オランダは平坦なので気にしなかったのですが、やはり脚の筋肉がいまひとつ弱いなあと思いました。もう少し運動しなくては…。
体調は疲れと筋肉痛以外は良好です。

オスロ週末旅行③:ホルメンコレンほか

2012-08-13 08:31:20 | 旅行(ノルウェー)
オスロ3日目。今日はまずメトロに乗って、郊外のホルメンコレンにあるスキージャンプ台へ行きます。30分くらいメトロに乗るでしょうか、地上に出て、どんどんと山を登っていきます。このメトロもオスロパスがあれば無料です。駅からはまた20分くらいかなり急な坂道を登っていかなくてはいけません。私たちは、間違って右手の階段を上ってしまったために、スキー博物館へ辿りつくまでに遠回りすることになってしまい、最後はジャンプ台の正面の階段状の部分を15メートルくらい自力で登らなくてはいけませんでした。これが私にはすごくきつかったです。道を間違えたおかげで、ジャンプ台を真正面から見ることができました。すごい勾配ですね。
スキー博物館はジャンプ台の中腹あたりにあります。そこに入館し、その中にジャンプ台のてっぺんへ行けるエレベータがあります。早い時間帯だったからか空いていて、待つことなく頂上へ。そこからの眺めは最高でした。写真はガラス張りの展望台からですが、その上には四方がオープンな展望台があり、外の空気に触れながら360度の風景を楽しむことができます。天候も気温もちょうどよく、ゆっくりと景色を堪能しました。オランダは平坦な土地なので、ノルウェーはやはり景色が違うと思いました。オスロフィヨルドもよく見えました。
その後、メトロで戻って、オスロ中心部で少しショッピングをして、Wayne's Coffeeで軽いランチをしました。この店はスウェーデンを本拠地とするカフェチェーンです。アイスコーヒーが美味しかったです。
次は、近くのオスロ市庁舎へ。とても重量感のあるレンガ造りの建物です。内部も見学でき、大きな壁画が一面にあるホールが立派です。パステルカラーの色彩が北欧を感じさせます。また2階の一室にはムンクの「人生」という絵もあります。別の部屋には国王の絵がありますが、これがちょっとホラーっぽい絵で妙です。ノルウェーの有名な画家の作品だそうですが…。
4時近くでしたが、またフェリーでビィグドイ地区へ。この頃にはかなり疲れていて、また靴擦れで足が痛い状態。フェリーで着いた近くにあるフラム号博物館とノルウェー海洋博物館を見学。ノルウェー海洋博物館では、ビデオルームでノルウェーの景色のフィルムを鑑賞しました。これはかなり迫力があって良かったです。20分くらいのものです。
ホテル近くへ戻り、休憩。そして、近くのカジュアルレストラン、Dovrehallenへ。古くからあるレストランで、インテリアはかなり年季が入っています。セルリアンブルーの壁がレトロ感を深めています。このレストラン、日本のガイドブックで紹介されているせいか、入ってくるお客さんが日本人ばかりで、びっくり。8割方日本人でした。安い大衆レストランのような感じで、定食が食べられます。ここで、私はミートボールとキャベツとポテトを食べましたが、口にあって、おいしかったです。ウェイトレスの若い女性も感じがよく、よかったです。
昨日、書き忘れましたが、オスロ大聖堂にも立ち寄りました。特に行く予定はなかったのですが、そばを通ったので、ふらりと中へ。中は素晴らしく、英国やオランダの教会の内部とは違って明るい色遣いで、爽快な感じがしました。
昨日今日とオスロパスをフルに使用しました。お金やチケットを買うことに気をとられず、時間をフルに使えてよかったです。
体調は良好でしたが、疲れはもう最高。これ以上はもう歩きたくないという気分でした。

オスロ週末旅行②:ムンク美術館ほか

2012-08-12 08:37:41 | 旅行(ノルウェー)
一夜明けて、オスロは晴天。朝食を済ませた後、まずはツーリストセンターへ行き、オスロパスを買いました。これはオスロ市内の公共交通機関や多くのミュージアムが無料となるパスです。今日と明日に使用するつもりなので、48時間のパスを購入。395NOKでした。
メトロで郊外にあるムンク美術館に行きました。ちょうど開場になった時間で、人は少なめ。入館する際に、空港であるようなセキュリティを通ります。ムンクの有名な「叫び」を鑑賞。この作品は、2点と並べて展示されており、三部作の一つとして見ることができました。「叫び」は何点か同じようなものがあり、あとで行った国立美術館でも「叫び」を見ました。実物を見る前は、こってり絵の具を塗った絵だと思っていたのですが、ところどころキャンパス地が見える部分もあり、かなり軽いタッチのようでした。ムンク美術館では、「マドンナ」も鑑賞。少女とその影が画かれた「思春期」が良かったです。美術館自体は小さくすぐに見終わりました。早い時間帯だったので人が少なくてよかったです。ちょうど日本の夏休みの時期だったからか、日本人が見学者の半分以上でした。多分日本人は早くから行動しているのでしょうね。ちょうど帰りにメトロの駅で、大勢の人はムンク美術館のほうへ歩いてくのとすれ違いました。もう少し遅く行くと混雑していたかもしれません。
次は、国立美術館です。オスロの町の中心部にあります。ムンクの「叫び」やピカソやセザンヌなどの作品が展示されています。特別展でノルウェーの画家で作家のクリスチャン・クローグの展示があり、これが面白かったです。絵も描き、文章も書き、社会性をもった芸術家であったようです。この美術館はかなり広く、混雑していました。ノルウェーの画家が書いた風景画もかなりあり、やはりノルウェーは海あり、崖ありで、風景が違うなあと思いました。
お腹がすいたので近くのKaffistovaというカジュアルなカフェで昼食。ノルウェーシュリンプのオープンサンドを食べました。シュリンプがいっぱいで、酸味の強いソースとよくあって、美味しかったです。夫が食べていたミートボールも美味しそうでした。
その後、港の方へ歩いていき、ノーベル平和センターへ。これはあまり興味が沸きませんでした。社会見学の子どもたちには良い場所でしょう。
そして高台にあるアーケシュフース城へ。ここからはオスロ湾が見渡せる素晴らしい眺望が堪能できます。城内も見学できました。
ハーバーに戻り、フェリーで、ビィグドイ地区へ。ノルウェー民族博物館へは丘を上る感じでかなり歩きます。道沿いには大きな家が建っており、住宅街です。ノルウェー民族博物館は、世界初のオープンミュージアムで、ノルウェーの昔の家がそのまま移築されています。館内は広く、ウォーキングを楽しみながら、いろいろな建物を回ることができます。中に入れるものと、覗けるものと、外観だけ見るものがあります。夏らしい良い日で、外を歩きながら見て回るのは楽しかったです。
さて、もう6時近くになっていました。帰ろうと思って、これってまた港へ戻るんじゃないかと思い込んで乗ったバスが大きな公園のほうへ行ってしまって、迷ってしまいました。結局、反対方向のバスに乗って、オスロ中心地まで戻ってきました。バスはとても混んでいて座れず、疲れました。
こういうアクシデントもあったのですが、オスロパスが交通機関(フェリーも含め)やミュージアムに無料で使えたので、わずらわしさがなく良かったです。
夜は、オスロ湾が見える魚料理のレストランLofotenで食事をしました。このことは項を改めて書きます。
疲れましたが、見たいところをかなりきちんと回れたので、充実した一日でした。
体調は良好でした。


オスロ週末旅行①:オスロへ

2012-08-11 13:31:53 | 旅行(ノルウェー)
ロードス島旅行のブログも書き終えてないのですが、ぐずぐずしているうちにオスロ旅行が始まってしまいました。
もう何ヶ月も前にKLMのウェッブサイトで航空券のキャンペーンをしているときにチケットを買いました。アムステルダムーオスロ間往復で99ユーロ。
夕方のフライトで、約一時間半でオスロ着です。
ここのところオランダも好天で夏らしい良い気候ですが、オスロもそうでした。晴天で半そででちょうど良い感じです。
オスロ空港は、木が使われていて、開放感のあるモダンな空港でした。ここからは、ふつうの鉄道とFlytogetというエアポートライナーでオスロ中央駅へ行けますが、私たちは鉄道を選択しました。40分くらいで、オスロ中央駅へ到着。
ノルウェイは通貨がユーロではなくて、クローネ(NOK)です。空港のATMで、オランダでふつうに使っている銀行カードでクローネを引き出すことができました。今回、夫はクレジットカードを家に忘れてきてしまい、ほとんどすべて現金支払いとなりました。鉄道のチケットの自動販売機は、銀行カードが使えました。
ホテルは中央駅そばのClarion Hotel Royal Christiania。三泊四日で、四日目は帰るだけなので、実質二日です。交通の便が良いところがいいかなと思ってこのホテルを選んだのですが、オスロは地下鉄もメトロもひじょうに使いやすく、また大きな町でもないので、どうせなら、オスロ湾近くの眺めが良いホテルにすれば良かったかなと少し後悔しました。まあ、ホテルの朝食は充実していたし、テレビが大きく、オリンピックの閉会式などじくっり見れ、特に不自由はなかったです。
ホテルにチェックインした後、夕食を食べに街へ。カール・ヨハン通りを歩いていくとすぐに王宮が見える場所まで歩いてしまいました。かなり小さな町だなと思いました。結局、これといったレストランが見つからず、駅そばの人がよく入っているレストランEgonに入ることにしました。なんかチェーンレストランのようで、日本語メニューまでありました。自分でメニューから好きなものを選んで、バーで注文する方式です。味はかなり大味で、お腹がすいていたのでおいしく食べられましたが、ファーストフードのような感じでした。
疲れたので、早めに就寝しました。ベッドがちょっと硬めで私には寝心地の良いものでした。
体調は良好。
写真は、オスロ市庁舎前からの眺め。