Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Parkpop in デンハーグ

2010-06-27 15:37:37 | Concert
夏本番のような暑い日曜日。晴天で、車の温度計は33度になっていました。
渋滞に少し巻き込まれながらも、デンハーグのzuiderparkで毎年行なわれるポップコンサートフェスティバル「Parkpop」に行ってきました。今年で30周年だそうです。
午後1時頃から始まっていましたが、私たちが到着したのは4時過ぎ頃。屋台がたくさんでていて、お祭りの雰囲気です。ホットドックを食べて腹ごしらえをしてから、3つあるステージの中の一つが見える木陰で、コンサートを楽しみました。
まずは、Justin Nozuka(写真)。名前のとおり、父親が日本人だそうです。ギターを弾きながらの力強いステージでした。歌詞が良いんだろうなあと思いましたが、ところどころしか聞き取れませんでした。
次は、Juliette Lewis。女優さんだと思っていましたが、シンガーなんですね。かなり手馴れた感じで、会場を盛り上げていました。真っ赤な衣装が印象的でした。
そして、Danko Jones。今年のPinkpopにも出ていて、テレビで観てました。ワルって感じのスタイルで、「オレが、オレが」って感じ。でもそれがほんとはっきりしていて、気持ちいいです。シンプルですが、グルーブがあってノリやすいです。カナダのオンタリオ出身です。
最後は、Nenaを少し見て、帰路に着きました。
暑い日でしたが、木陰だとTシャツでちょうど良い感じで、外にいて良い気分でした。メインのSnoop Doggの出演キャンセルがあったようですが、20万人くらいの人出があったそうで、かなり盛り上がった雰囲気のイベントでした。みんなビールを飲んだり、芝生に横になったりして、20代の人が多いですが、50代、60代の人もいて、気ままに楽しんでいました。
体調良好。その後、疲れがどっと…。時折微熱が出ます。

レナリドミド効果

2010-06-26 17:04:21 | 医療・病気
レナリドミド(レブラミド)の使用が日本でも承認されたそうです。よかった、よかった。
私は、昨年の6月からこの薬を使っていました(隔日20mg+デキサメタゾン)。効果が出て、10月に一旦使用を中止しました。
そして、今年になってタンパクの数値の上昇が見られたので、4月頃からまたレナリドミドの使用を開始しました(以前より少量で、週3回10mg+デキサメタゾン2mg)。
昨日、K医師から効果のほどを知らされました。FreeLiteという検査で、問題となる値が、投薬前の3月には229だったのですが、6月初めには77に下がっていました。良好な結果ということで、当分この薬を続ける予定です。
副作用ですが、特に感じるものはありません。ただ、薬を服用した日の午前中は少し微熱が出ます。
次の診察日は8月上旬予定です。更に、数値が改善するといいなと思っています。

ワールドカップ観戦!

2010-06-25 16:37:22 | Weblog
今回のワールドカップ、とても楽しんでいます。昨日は、オランダ、日本がともに勝利をおさめ、ベスト16進出ということで、嬉しいかぎりです。
オランダが好調なのは予想がついていましたが、日本がここまでやるとは…驚きです。
TV放映の時間帯が、13:30、16:00、20:30で、とても見やすい時間なのも嬉しいです。ベスト16以降は、16:00、20:30で、準決勝からは20:30です。働いている人も早く帰ってくれば、16:00からの試合の最後の部分は見れるので、かなりリアルタイムで楽しめます。16:00からの試合が終わって、18時ころから夕食タイム、少しくつろいで、20:30からまた観戦という、素晴らしいスケジュールです。
オランダでは、1ユーロから5ユーロくらいの少額のお金を集めて、ワールドカップの試合結果を予想する賭けゲームのようなものが、職場や仲間グループなどで盛んに行なわれています。イタリアやフランスが脱落し、予期せぬ日本の浮上などで、けっこう波乱気味です。私もあるグループのものに参加しており、決勝戦はオランダ対アルゼンチンと予想したのですが、さてどうなることか。
オランダと日本が長く勝ち続けてくれることを祈っています。
体調良好。血圧を観察中。

本『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』

2010-06-21 19:06:53 | Book
『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』を読了。私は昔から、アメリカよりもヨーロッパに興味があるほうだったのですが、これを読んで、アメリカって大変な国なんだなと思いました。自由で豊かな国というイメージがあって、住んでみたい国だなという感じだったんですが、実際はかなりお金持ちじゃないと安心して住めないようですね。国民皆健康保険がないというのがすごく大きな不安要素です。日本は負担があるとはいえ、健康保険があるから、病気になったら医療を受けられるという安心感があるけれど、病気になるとまず第一にお金の心配をしなきゃいけないとなるとかなりの負担です。オランダはその点、国民皆保険でカバーされており、医療負担額は0で医療が受けられ、すごく恵まれているように思います。多分どこかに問題点もあるのだろうけれど、例えば、病院を自分で選んですぐ行くことができないとか、日本ほどCTなどの高度医療器具がたくさんないなど、でもそこそこうまく運営されているように思います。
あと、学費ローンの話、住宅ローンの話など、現代のアメリカの問題がわかりやすく書かれており、良かったです。
オバマがどれだけ改革できるのか、ほんと興味深いです。
体調良好。レナリドミドとデキサメタゾンを服用する日には、微熱が出ます。

本『螺鈿迷宮』

2010-06-16 15:46:47 | Book
海堂尊著『螺鈿迷宮』を読了。白鳥が登場するまではなんとなくB級のエンターテインメント小説を読んでいる感じで、いまひとつ小説世界に入れなかったけれど、登場後はそこそこ面白く読めました。でも、『チームバチスタ…』などの東城大学病院の連作のほうが印象が良いです。まあ、桜宮サーガの一編として読めば、それはそれで読み応えがあるにはあるかも。
白鳥って名前からするイメージだと、細身なんですが、実際の描写を読むと、小太りなんですね。火喰い鳥というあだ名からも長身なイメージがするのですが…。
ドラマなどの実写版を見てないので、それぞれのキャラクターのイメージがかってに頭の中でできています。姫宮とかも面白いキャラですよね。
この本の中のキャラクターが、今後の桜宮サーガの中でどのように登場してくるのか楽しみです。
体調良好。

マチスからマレーヴィチへ(エルミタージュ美術館)

2010-06-13 15:47:55 | Wblog:お出かけMuseum
アムステルダムのエルミタージュ美術館で開催されている「Matisse to Malevich展」へ行ってきました。ロシアのエルミタージュ美術館に所蔵されているマチスからマレーヴィチまでの代表的画家の作品が絵画手法の変遷と共にわかりやすく展示されています。ピカソ、カンディンスキー、ファン・ドンゲン、ユトリロ、ローランサンなど、どれもこれも名の知れた画家の作品が100点近く展示されていました。フォービズムからアブストラクトへの流れがわかるようになっています。
エルミタージュ美術館は以前行った時には入口前に30mくらいの列ができていて入るまでが大変でしたが、今回は並ぶ必要はありませんでした。でも空いているというわけではなくて、展示場は少し混雑していました。
この特別展だけをさくっと見て、常設展示は見ずに出ました。
その後、中華街のOriental Cityで、飲茶をしました。肉まんのようなものが美味しかったです。
体調は良好。さすがにゆっくりではあるが2時間ほど歩き回るとかなり疲労困憊します。

お気に入り:小島慶子キラ☆キラ

2010-06-09 16:52:37 | お気に入り
以前、ポッドキャストで大竹まことのゴールデンラジオを楽しんでいると書きました。それと平行して、この「小島慶子キラ☆キラ」も楽しく聞いています。この二つのラジオ番組は、実際はほぼ同じ時間帯の放送です。だから生ラジオじゃ、この二つを楽しむことはできないのだけど、ポッドキャストだから問題ありません。ただ、番組の一部であって、全部を楽しめないのはちょっと残念です。キラ☆キラのほうが、若者向けの番組だと思います。ウタ丸、吉田豪など全く知らなかった人をこの番組で知りました。それぞれのキャラが面白く、話題も面白く、飽きないです。
小島アナのことも全く知らなかったのですが、かなり強烈なキャラで、人物として面白いです。神足氏といまひとつ噛みあわなくて、キキーッとなる感じが伝わってきて、スリリングです。
RADIKOが拡大して、世界中で好きなラジオ番組が聴けるようになるといいなあと思います。
体調良好。昨日はいまひとつ気分が悪かった。食べすぎだったのかな…。

デイヴィッド・ミッチェルの本発売イベント

2010-06-06 18:58:12 | Wblog:お出かけ
たまたま出かけた本屋さんで、デイヴィッド・ミッチェル(David Mitchell)の本発売イベントに出くわしました。実は彼のことはまったく知りませんでした。開始前からかなり人が集まっていたので、もしかしたら面白いのかもと思い、見てみようと思いました。
イベントが始めると、最初のほうからやたら「Japan」という言葉が出てきます。実は、新作『THE THOUSAND AUTUMNS OF JACOB DE ZOET』は、日本の出島を舞台にしたオランダ人のお話なのです。この著者、日本に長く住んだことがあり、奥様は日本人なのだそうです。そして、ブッカー賞の候補にも何度か過去の作品がなっているとのことで、有望な現代作家のようです。
イベントは、新作の朗読も含め、質疑応答などもあって、1時間強くらいで、盛りだくさんでした。気さくな感じの人柄で、ところどころジョークを交え、楽しいイベントでした。
「当時、こんな遠くまで出かけていくような人は、オランダ人であれ、イギリス人であれ、ひどく品のよい人ではなかったでしょう。やはり一山あてられればかなりラッキーという賭けに飛びつかざるをえなかった人たちでしょう」というコメントが印象に残っています。出島にいるオランダ人は、日本から見れば唯一の世界への扉を握っている人ですから、徳の高い人と思いたがりますが、実際はどうだったんでしょうね。
この著者に興味を持ったので、とりあえず20世紀が舞台の『Black Swan Green』から読んでみようかなと思っています。
体調良好。早くは歩けません。すぐに息が切れます。

レナリドミド+デキサメタゾン第3サイクルへ

2010-06-04 19:11:01 | 医療・病気
今日は、血液内科定期受診の日です。「どうですか」と聞かれ、「問題ないです」と答えます。血液検査の結果は特に大きな副作用はなく、大丈夫とのことでした。肝心のフリーライトの結果は出ていないとのこと。実は先生が、血液検査の用紙に「フリーライト」と記入するのを忘れていたのではと思うのですが、出ていないならしようがないです。明日、この検査をすることになりました。結果は3週間後に電話でききます。
「他に何かないですか」と言われたので、「デキサメタゾンを服薬した日は眼が冴えて眠れないです。」というと、「ハイパーになる作用がありますからね」とのこと。
薬の変更はなく、今日から、レナリドミド10mg+デキサメタゾン2mgを週3回服用のサイクル3回目に突入しました。
体調は良好ですが、脚の付け根の違和感は残っています。