Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Restaurant:Brasserie FLO@マーストリヒト

2015-03-31 08:02:03 | Restaurant/Cafe
マーストリヒトにはたくさん良いレストランがあることは知っていたのですが、電車の旅と街歩きで疲れてしまうだろうと思い、ホテルのレストランでの3コースディナーが付いたプランを宿泊と一緒に申し込みました。
レストランは、Brasserie FLOといいます。
3コースは、メインだけ肉か魚を選べました。
まずはパンとバターが出てきて、最初はきのこのスープでした。ペストも入っていて、濃厚な味でおいしかったです。塩気が強かったので、私は少し残しました。
メインは、夫が魚にしたので、私は肉にしました。チキンと野菜とクスクスのタジン風で、チキンはとてもほっくらとしていておいしかったです。野菜は汁をすってかなり濃厚な味になっていて、おいしいのですが、ご飯か何かがないとそればっかりはちょっと食べられない感じでした。お行儀が悪いのですが、途中で夫と交換して、魚を食べました。白身の魚は焼き具合もよくお味もよかったです。付け合わせのポテトもほんのり甘く、好みでした。
デザートは、クリームブリュレでした。テーブルに運んでくれて、そこで火をつけて表面のシュガーを焦がします。バニラがよくきいていて、ふつうにおいしかったですが、甘いものが苦手な私は半分くらいでお腹一杯になりました。
問題はドリンクで、最初のドリンクは良かったんですが、メインに合わせて頼んだワインが来ませんでした。最初の注文時と、メインが来た時の二回、お願いしたのですが、来ませんでした。ウェイトレスさんたちは感じはよかったのですが、あまり慣れていないようでした。ホテルの受付のときの女性もレストランでウェイトレスをしていたので、兼任なのかもしれません。
料理自体はそこそこですが、あまり楽しめなかったので、デザートの後のお茶はこのレストランではせずに、外へ行くことにしました。
モダンな感じの良い空間でしたが、いまひとつの経験になってしまったので、残念です。
体調は良好です。

Friandisesチョコ(Maastrichtお土産)

2015-03-29 09:17:48 | 旅行(オランダ国内)
マーストリヒトのお土産として、Friandisesでチョコレートを買いました。
マーストリヒトの駅からまっすぐ大きな橋(聖セルファース橋)に行くあいだにある小さなチョコレートショップです。
古くからやっており、お店の手作りプラリネがおいしいと評判です。レーガン大統領やクリントン大統領がおいしいと食べたチョコレートだそうで、その新聞記事(英語版とオランダ語版)が店内にありました。
ちょうどイースターの前だったので、卵の形をしたのを買おうと思って、ちょうどそういうのがあったので、これをと言ったら、「それはノイハウス(neuhaus)のですが、いいですか?」と聞かれたので、ノイハウスのじゃ意味ないと思い、結局Friandises製のチョコの詰め合わせ(写真)をお願いしました。
箱のサイズを聞かれ、自由にショーウインドーにならんでいるたくさんの種類のチョコから選べるのですが、どれども良かったので、お任せでお願いしました。
手際よく選んでくれて、包装してもらいました。
有名チョコ店のチョコってかなりお高いこともよくあるのですが、良心的なお値段でした。
お味は、中のトロッとしたプラリネはものによってとてもクリーミーでおいしかったです。でも、とび抜けて美味しいとは特には思いませんでした。ベルギーあたりの美味しい小さな自家製チョコレート店と同じくらい。
でも、形もそれぞれのチョコで違っており、もらうと嬉しいお土産かもしれません。
私も一箱自分用にも買ったのですが、コーヒーや紅茶と一緒に、1,2個は食べてしまって、あれよあれよという間になくなりました。
体調は良好です。

マーストリヒト1泊2日(2)

2015-03-23 08:05:45 | 旅行(オランダ国内)
マーストリヒト2日目。ホテルで朝食後、町のウォーキングコースを歩くことにしました。
月曜日はたいてい美術館などは閉館しており、お店も午後からオープンのところが多いです。
大きな橋(聖セルファース橋)を渡って、中心街へ。青空が見え、天気がよくてよかったです。最初は寒かったですが、お昼に近くなるにつれて、日光がさんさんとふりそそぎ、暖かくなってきました。
橋を渡ったところで、右(東)へ曲がり、川沿いに歩いたあと、北へ進むと大きな広場があります。そこにある大きな建物が市庁舎です。
その近くには新しくできたショッピングセンターがあり、そこは古いレンガの壁とモダンな建築が混在したデザイン的におもしろい場所です。
西に進路を変え、道なりに行くと、古い教会が見え、その中は大きな本屋とカフェになっています。その融合ぶりはとても新鮮で一見の価値があります。
また道なりに歩いていくと、聖セルファース教会と隣りに聖ヤン教会があります。聖ヤン教会は赤い塔が印象的です。ここから北西のほうに少し行くとマーストリヒト大学の建物があり、そこから城壁沿いに公園になっています。公園には小川が流れ、鴨がいっぱいいて、とても気持ちの良いところです。そこを南へ歩いていくと、地獄門があります。地獄門は13世紀のもので、地獄(Hel)という名は、火を使う鍛冶屋やパン屋が近くにあったことからついたそうです。また少し行くと聖母マリア教会(写真)があり、この教会もとても古く、入口の上には「ここを通るときは、アベマリアと言いなさい」と書いてあります。
見どころがたくさんあり、マーストリヒトの町を散策するのはおすすめです。
お昼は広場にあるカフェのテラスでサンドイッチを食べました。暖かくて、コートを脱ぎました。
午後1時半くらいだったので、お店も開きだし、マーストリヒトの有名なチョコレート店「Frandises」でお土産を買いました。
その後、ホテルでスーツケースをピックアップして、電車で帰途に着きました。帰りの電車は不通区間もなくスムーズでした。
体調は良好です。

マーストリヒト1泊2日(1)

2015-03-22 07:24:27 | 旅行(オランダ国内)
日曜から月曜にかけて、マーストリヒト(Maastricht)に1泊2日で出かけてきました。
マーストリヒトはオランダの南端にあり、お隣はベルギーやドイツです。
今までにも何度が訪れたことがあり、そのときは車だったのですが、今回は電車で行くことにしました。ちょうどAHでオランダ鉄道の1日券が17ユーロで売っていたので、利用しました。
週末のオランダの鉄道は工事などで運転が滞ることがあり要注意なのですが、マーストリヒトへもWeerdとSittardの間が不通で、バスに乗り換えなくてはいけませんでした。電車の乗客用の専用バスなので、スムーズに発着して、それほど問題はありませんでした。ただ、通常よりは30分ほど余分に時間がかかりました。
マーストリヒトに到着したのは1時ころ。駅近くのホテルにスーツケースをおいて、お目当てのボンネファンテン美術館(Bonnefanten Museum)へ、マース川沿いを歩いていきます。マース川はとても広く、川向こうにマーストリヒトの古い町並みが見えます。
ボンネファンテン美術館(写真)は、サイロのような、大きなロケットのような形をした建物が印象的です。中も、吹き抜けの階段があり、とても開放的な雰囲気です。キリスト教の木彫りの像などが多くあり、またブリューゲルの大きな絵は細部まで当時の人々の暮らしがよくわかるように描かれており、必見です。
企画展で、17世紀の画家Henri de Fromantiou展が行われており、本物のように描かれた花々、猟でしとめた鳥などの静物画がたくさん展示されていました。当時は、新鮮な花束のほうが、絵画より高価だったそうです。
美術館ではカフェでランチもしました。
ゆっくり見てまわった後、歩行者専用の橋を渡って、マーストリヒトの中心街へ行き、古い中世期の城壁を見たりしました。途中でまたコーヒー休憩をし、それからホテルまで戻り、チェックイン。
もう夕方になっており、部屋でゆっくりしたあと、ホテルのレストランで夕食をとりました。
レストランやカフェについては別にまた書く予定です。
けっこう歩いたので疲れました。
疲れてはいたのですが、ベッドが変わったせいか夜はなかなか寝付けませんでした。
体調は良好です。

Restaurant:Casa di David@アムステルダム

2015-03-21 09:58:28 | Restaurant/Cafe
このまえの日曜日にBijbles Museumへ行ったあと、近くにあるイタリアンレストラン「Casa di David」で夕食をとりました。
ウェブ上で予約をしたときに、4コース29ユーロのスペシャルメニューを申込みますかと表示が出たので、それを申し込むことにしました。
5時半過ぎにお店へ行き、席に着くと、通常メニューしかでてこなかったので、スペシャルメニューを申し込んだ旨を伝えると、別のメニューを持ってきてくれました。メインが魚か肉かを選べたので、私は肉にしました。
最初にパンと刻みオリーブ、塩、オリーブ油のセットが出てきて、パンが美味しかったのでそれをいただきながら、話をしていました。その後、他のテーブルには前菜が届くのに私たちのテーブルには何も来ず、遅いなあと待っても待っても何も着ませんでした。40分くらい待ったところで、店員さんとアイコンタクトがやっととれて、店員さんも私たちのテーブルに何の料理も来てないことに気づき、キッチンとコンタクトを取った後、「すいません、手違いがあって。すぐに料理を出しますのでもう少しお待ちください」と言われました。
そして、五分後くらいに、やっと前菜がきました。
前菜は、イタリアンオードブルの盛り合わせで、モッツァレラとオイリートリュフ、生ハムとハードチーズ、燻製鮭とルッコラでした。
次は、トリュフとチーズとほうれん草のラビオリで、ラビオリは4個だけでしたが、とても美味しかったです(写真)。
メインは、骨付きラム肉で、一切れだけでしたが、全体のバランス的にそれで十分でした。美味しく焼かれており、甘いアップルソースと、ポテトムースがアクセントになっており、よかったです。
デザートは、小さなシュークリームのようなものが二個とティラミスでした。私は甘いものが苦手なので、全部食べ切れませんでしたが、ふつうのお味でした。
この日、このあとコンセルトヘバウへ行かなくてはいけなかったので、7時半にお店をでたく、そのことを伝えたら、ちゃんと7時半までにデザートまで超特急で出してくれました。
前菜がなかなかでてこなかったのはいらいらしましたが、その後の対応がよく、またお詫びでハウスワインを無料にもしていただきました。
お店はけっこう盛況で、お客さんがどんどんきました。私たちは1階でしたが、2階もあり、かなりの席数があると思います。カジュアルレストランで、多くの人はピザやパスタを注文していました。ピザは薄地で店の奥に大きなオーブンがあり、焼いている姿がみえました。
今度訪れるときは、ピザかパスタの単品にしたいと思います。
体調は良好です。

Bijbels Museum@アムステルダム

2015-03-20 08:19:15 | Wblog:お出かけMuseum
本当はアムステルダム国立美術館の後期レンブラント展を見に行こうと思っていたのですが、調べてみると予約制ですでにいっぱいでした。
なので、今まで一度も行ったことのないBijbels Museum(聖書博物館)へ行くことにしました。
Spuiから少し歩いた運河沿いにある17世紀の建物の中にあります。写真は印象的だった内部の階段です。
昔のエルサレムの様子の模型や、数々の聖書、聖書用の銀の装飾品、絵画などが展示されており、ユダヤ教についての展示が多かったです。子ども向けの展示も多く、教育的要素があるように思いました。
聖書やエルサレムに興味がある人にはよいと思います。私はさらりと見てまわりました。
特別展は、「I BELIEVE I AM GAY」というタイトルで、様々な宗教のゲイやレズビアンの人のポートレート展で、それぞれその宗教と関連のある物と一緒に写っています。キリスト教だとユリ、イスラム教だとザクロ、仏教だと数珠だとか、いろいろです。宗教とシンボルについてのパネルがあって、読んでいると、そこに「イスラム教では、金(Gold)は女性のものなので、男性は金を見に着けない」とありました。女性が結婚式のとき、金の腕輪をできる限りたくさんして、多いことは裕福さを表すというのは聞いたことがあったのですが、男性は金を見に着けないとは知りませんでした。
カフェでの休憩も含むて、1時間半くらいでした。カフェでいただいた手作り風のアーモンドクッキーがいままで見たことのない形で美味しかったです。
体調は良好です。


クラシックコンサート:アリサ・ウェイラーズテイン@コンセルトヘバウ(アムステルダム)

2015-03-16 09:12:44 | Concert
二日続けてのコンセルトヘバウになるので、最初はこのチケットを買っていなかったのですが、やはりどうしてもアリサ・ウェイラーズテイン(Alisa Weilerstein)のエルガーのチェロ協奏曲を聞きたくて、かなり直前になって行くことにしました。
アリサ・ウェイラーズテインのチェロはずいぶん前にコンセルトヘバウの小ホールで聞いたことがあり、とても良い印象を受けました。そして2年ほど前に、彼女のお得意とするエルガーのチェロ協奏曲を弾くとあって、2階のバルコニーのど真ん中席をとったのですが、一か月前にソリストが変更になってしまい、とても残念な思いをしました。
だからこそ、是非見たいと思ったのです。今回は出遅れたこともあって、それほど良い席ではなかったのですが、チェロを弾く彼女の姿を見ることに重きを置いて、舞台の近くの席にしました。結果的に、とてもよく細かい動作までよく見え、音とともに楽しむことができました。
アリサ・ウェイラーズテインは、赤のドレスで登場、以前の写真では黒髪だったのに、今回は明るい茶色の髪でした。
彼女のチェロはとてもダイナミックでありながら、指遣いが的確で、とても素晴らしい堂々としたエルガーでした。特に第二楽章のスピッカートが目の前で見てて、すごかったです。音量も豊かで、オーケストラをバックに映える音でした。
エルガーのチェロ協奏曲のCDを買って、休憩時間にサインをしてもらいました(写真)。最新CDはドヴォルザークのチェロ協奏曲で、こちらも興味があるので家でSpotifyで聞いてみようと思います。
さて、全体のプログラムは、
Beethoven - Ouverture 'Leonore' nr. 3 in C, op. 72b
Elgar - Celloconcert in e, op. 85
Sibelius - 交響曲第二番 in D, op. 43
でした。
オーケストラはネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団(Nederlands Philharmonisch Orkest)で、指揮はカール=ハインツ・シュテフェンス(Karl-Heinz Steffens)。このカール=ハインツ・シュテフェンスの指揮が思いのほか、とてもよかったです。見てても気持ちの良い指揮で、楽譜は一切持たず、暗譜で指揮していました。シベリウスの交響曲第二番は、指揮でオーケストラがまとまって、最終楽章の爆発的な盛り上がり部分の音の素晴らしいこと、感動しました。
舞台上のオーケストラ団員さんたちも終了後、満足げに、弓を振ったり、足を踏み鳴らしたりして、拍手を送っていました。
このカール=ハインツ・シュテフェンス、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロクラリネット奏者だったのですが、2007年に退団して指揮者に転向しました。このとき「ベルリン・フィルハーモニーは偉大な演奏家の一人を失ったが、世界は一人の情熱的な指揮者を得た」と音楽専門誌は書きました。
全体的にとても良いコンサートでした。良いコンサートのあとは、ついつい笑顔になってしまいます。
身体的には二日続けてはちょっときつく、疲れました。
でも、体調自体は良好です。

クラッシクコンサート:リチャード・グード@コンセルトヘバウ(アムステルダム)

2015-03-15 09:21:53 | Concert
ピアニストのリチャード・グード(Richard Goode)のソロコンサートをアムステルダムのコンセルトヘバウ大ホールに聞きに行ってきました。
リチャード・グードは、アメリカのピアニストで、ベートーベンの演奏で有名なそうです。
今回も演奏曲もベートーベンばかりです。
有名なピアニストなのでしょう、ホールは満員に近く、なんか観客の熱気が違いました。
たまたま夫の知合いにも出会い、開演前に少しおしゃべりしました。
プログラムは、
Beethoven - Sonate nr. 30 in E, op. 109
Beethoven - Sonate nr. 31 in As, op. 110
Beethoven - 11 bagatellen, op. 119
Beethoven - Sonate nr. 32 in c, op. 111
でした。
感動的な音色で、指がとても柔軟にキーからキーは流れるように移っていきます。姿勢はほとんど変わらず、腕と指が動いている感じです。
時々放たれる単音の印象的なこと、メロディーの中から、輝く星のようにきらめきます。
これまで見てきたピアニストと違って、グードは楽譜をピアノに置いて、ときどき見ながら弾いていました。脇には女性がいて、楽譜をめくっていました。
最後の曲が終わり、観客は徐々に立ち上がり、拍手喝采。しかし、残念なことにアンコールはなく、早々にホールの明かりがつきました。
ソロコンサートでアンコールがないなんて、はじめてだったので、少しびっくりしました。
私としてはとても良いコンサートだったんですが、他の通の観客にはどうだったのかよくわかりません。
私は2014-2015はピアニストのシリーズチケットを買っていて、有名ピアニストのソロコンサートを8回くらい見ます。シリーズチケットを買うと、少しお安くなるのと、毎回あとで新聞などに載ったコンサート評がメールで送られてきます。今回どんな評がでるのか楽しみです。
シリーズチケットにはほかにもいろいろ特典があり、アンコールの曲目がメールで送られてきたり、コンサートの前後のアムステルダムの公共交通機関が無料になったりします。有名ピアニストのシリーズにはCDをついてきました。
先月から来期2015-2016のシリーズの予約が始まっていますが、延長はしないことにしました。ピアノだけが特筆して大好きなわけではないので、他のクラシック曲ももって聞きたいと思い、別のシリーズにしました。
いずれにせよ、コンセルトヘバウのクラシックはこれまでの経験から満足度が高いので、おすすめです。
体調は良好です。








本「Inferno」

2015-03-13 09:28:00 | Book
ダン・ブラウン著「Inferno(インフェルノ)」を読了。
英語版を読みました。「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「ロスト・シンボル」と読んでいますが、今回はもうパターンがわかっているせいか、いまひとつでした。読みはじめたら、どんどん読めますが、内容の深みが欠ける感じです。ダンテの人生についての薀蓄、フィレンツェ、ベニスの町や建築物に関する薀蓄、そして人口爆発についてが、物語の胆でした。
私が読んだ中では、「天使と悪魔」がいちばんおもしろかったです。ヴァチカンで次の教皇を決める方法や、反物質のことなど、当時知らなかったことが書かれていて、わくわくしながら読みました。
ダン・ブラウンの本は旅行ガイド的にも読め、「天使と悪魔」を読んだときは、ローマに行きたくなりました。
昨年か、ダン・ブラウンがアムステルダムを訪れ、アムステルダム国立美術館などを見てまわっており、もしやアムステルダムを舞台にした作品を書くのでは?と言われていました。実現したら、面白いと思います。
体調は良好です。

Concert:Within Temptation 「Theaters On Fire」@ユトレヒト

2015-03-11 08:13:26 | Concert
Within Temptation(ウィズイン・テンプテーション )をユトレヒトの駅そばのVredenburgで見てきました。
クラシックをよく聞きに訪れるVredenburgの大ホールですが、舞台の後ろ側にある客席は大きなスクリーンで見えないようになっています。
Within Temptationはオランダ発の世界的にも有名なバンドで、ボーカルのシャロン・デン・アデルの透き通ったハイトーンボイスが特徴的ないわゆる シンフォニック・ゴシックメタル・バンドです。1996年結成で、シャロンの夫のRobert Westerholtがギターを担当していましたが、2011年に育児に専念するために夫は脱退しています。3人の子どもがいるそうで、外国ツアーなどもある中、親がずっと家にいないわけにはいかず、シャロンはWithin Temptationの核となる存在なので、夫のRobertが家にいる選択をしたのです。
シャロンが歌う姿を見ながら、シーナ&ロケッツのことを思ったりしていました。
シャロンは最初、角のはえた被り物と白でスカート部分が黒のフリフリのロングドレスを着て登場。1曲目をガンと決めたあと、舞台そでで被りものをとって舞台にでてきて歌い、次はスカートの黒い部分をとって、白のロングドレスとなって登場、また消えたと思うと、ステージの2階部分に現れ熱唱、そして、ミニスカート姿になってまた登場と、めくるめくように衣装が変わっていきました。
スクリーンは2層になっており、舞台は中世のようなでも何かが違う異界の王国の宮殿の中のような感じで、華やかな衣装を身に着けた宮廷オーケストラが映像として映し出されます。シャロンが2階部分で歌うと、シャロンの前に水しぶきが飛び散る映像効果があったり、今回映像部分でもとても楽しむことができました。
中でも途中で赤いドレスを着た別の女性シンガーが登場し、シャロンと歌いあい、最後にハイファイブをするのですが、私は目が悪いこともあり、実際に女性が登場したのだと思っていたのですが、あとで映像だったことを知りました。
ドラム、二本のギター、ベース、キーボードがWithin Temptationのメンバーですが、今回はそれに加え、チェロとバイオリンの演奏者がいました。
ドラムの音は太く、ガンガンきます。ベースのうねるような音もよく、キーボードも効果的に要所要所に響きます。ギターのプレイスタイルもカッコよかったですが、最後のほうになるまで、個々の音が他の音に消されて、あまりはっきりとは聞こえなかったのが残念です。
シャロンやギターが動き回り、映像はどんどん変わり、ライティングも忙しく変わり、独特の世界が息をつくまもないほどに展開されました。
私はWithin Temptationのきちんとしたリスナーではないんですが、ショーとしてとても楽しめました。
途中休憩がある2部構成で、8時20分頃に始まり、10時半に終わりました。
外国からこのコンサートに来ている人も少なくないようで、コンサートのMCも英語でした。
座席がるコンサートだったので、みな座って聞いていて、やっと最後のほうになってから立ちだしました。もう少し早めに立ってビートにのれるとよかったです。年齢層はばらばら、すごく若い人は少なかったです。
以前にWithin Temptationのコンサートに行ったときは、黒ずくめのゴシック系の衣装を着てメイクをした客が目につきましたが、今回は2、3人しか目にしませんでした。
今回のツアーは、オランダ各地で22回、海外で17回行うそうです。
体調は良好です。