Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ディナー:Dim Sum Bar@ユトレヒト

2016-09-28 13:40:05 | Restaurant/Cafe
ディナーと言っても軽く夕食を食べるという気持ちで「Dim Sum Bar」へ。以前にも行ったことがあり、そのときは注文しすぎたので、今回は控えめにしました。
エビシュウマイ、ワンタンスープ、チャーハン、牛肉腸粉(写真)、小籠包、タロイモと肉のコロッケの六品を二人でいただきました。
どれもおいしかったです。これくらいでお腹はいっぱいになって、ちょうどよかったです。特におすすめは腸粉です。皮がつるりとしていてソフトでおいしいです。
メニューには写真がついているので、注文は簡単です。
また機会があれば行きたいです。

クラシックコンサート:Vadim Repin (バイオリン)+南オランダフィルハーモニー管弦楽団@Utrecht

2016-09-25 10:15:35 | Concert
日曜日の午後、ユトレヒトのVredenburg大ホールへ。
14:15からのコンサートの前説(解説)を聞きます。シベリウスのバイオリン協奏曲の話や、今回初演のWillem Jethsの「Suite Hotel de Pekin」については作曲家自身が登壇してインタビュー形式で解説がありました。オランダ語だったのでいまひとつよくわかりませんでした。
15時からコンサート開始。プログラムは、
Grieg  Peer Gynt Suite nr. 1
Sibelius  Vioolconcert met Vadim Repin
Jeths  Orkestsuite Hôtel de Pékin
Ravel  La valse
でした。
ペールギュントは耳慣れた曲。オーケストラで生で聞いて楽しみました。
そしてお目当てのヴァディム・レーピン(Vadim Repin)のシベリウス、とってもよかったです。席が舞台からかなり離れていたのがちょっと残念でしたが、バイオリンの音色と流れの美しいこと。もうすこし近くで聞きたかったです。十代から名声が高かった人ですが、今45歳。白髪でした。なんか貫禄があって、音に引き込まれていく感じがします。ショウマン的なところはまったくなく、正統派の演奏でかつ深みとすごみがるというか、いぶし銀というか、そんな感じでした。
指揮は、Dmitri Liss。おなじロシア出身だからか、息があっているようでした。
Jeths(オランダ人作曲家)の「Suite Hotel de Pekin」は、いろいろな打楽器が使われて、面白い構成でした。普通のGong(どら?)やWatergongなどのほかに、ガラス板に濡れたポリスチレンの塊をこすりつけて音を出したりしていました。
今シーズンはVredenburgのシリーズチケットを買ったので、この大ホールにちょくちょく来る予定です。楽しみです。


本「調律師」

2016-09-21 11:17:54 | Book
熊谷達也著「調律師」を読了。
短編の連作小説です。熊谷達也という作家は以前に「邂逅の森」を読んでとても良かった印象があります。
東北に住んでいる作家で、この「調律師」を連作中に東日本大震災が起こり、この小説の中でも主人公が仙台に出張中に大震災に遭遇します。
この本に興味がわいたのは、主人公が共感覚の持ち主であるということでした。音を聞くと色を感じる「共感覚」が有名ですが、この主人公は音に匂いを感じる「共感覚」の持ち主です。
クラシックの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフが音に色が見える色聴の持ち主であったそうです。他にも調べると色んな共感覚があります。
私自身はそんな特別な感覚は残念ながら持っていません。でも音が聞こえて同時に色が見えると素敵だろうなあと思います。
海堂尊著「ナイチンゲールの沈黙」も色調を扱った小説で、この本を読んだときにはじめて共感覚について知りました。
「調律師」は短編集なので、乗り物の中で読んでいたのですが、読みやすくよかったです。

カーディフ城@カーディフ3泊4日(2)

2016-09-18 14:59:57 | 旅行(イギリス)
カーディフ二日目。天気は晴天。
カーディフは朝食がとれるカフェがたくさんあります。事前に調べておいたカフェへ行ったら、日曜日だったのでオープン時間が違っていて閉まっていました。
残念だけど、開くのを待ってはいられず、近くにあったスターバックスへ。
本日の目的は、カーディフ城。敷地内にいくつもの建物があり、通常カーディフ城と言われている城塞は「Keep」と呼ばれています。音声ガイドと地図を見ながら、ゆっくりと見てまわわりました。音声ガイドには、日本語がありましたので、それを借りました(オランダ語はありませんでした)。
「Keep」(写真)は円筒形に見えますが、実際には12角形です。
広い敷地の脇のほうに「Castle Appartment」という建物があって、その中を見学できます。19世紀以降に住んでいた領主の家で、とても贅をつくした作りです。
また敷地を取り囲む城壁の中には空間があって、そこは第二次大戦中、空爆を避ける市民たちの避難場所になっていたそうです。それに関する展示もありました。
途中で喉が渇いたので、カフェで休憩。午後の1時くらいまでゆっくりと見学しました。
ランチはお目当ての場所があったので、そこへ行こうと探したのですが、私のメモが不完全で探し当てられませんでした。結局、城の近くのコーニッシュパイのお店で簡単に昼食をとりました。
その後は、「National Museum Cardiff」へ。入場料は無料。絵画を中心に見てまわりました。特にすばらしい作品があるわけではないですが、ところどころ知った名前の画家の作品があり、そのたびに少しじっくり見ました。とても広く、全部まわるとかなり時間がかかります。
カーディフはマーケットと呼ばれるアーケード街が有名です。いくつかのマーケットを通りましたが、時間がもう5時を回っていたので、ほほほとんどのお店が閉まっていました。たまたま開いていた文房具店で、来年のカレンダーを購入しました。
ホテルで休憩後、夕食へ。歩いて10分弱のレストラン「Cote Brasserie」へ。
ホテルに戻って、今日は終了。

カーディフ3泊4日(1)

2016-09-17 14:45:31 | 旅行(イギリス)
週末を利用してイギリスのカーディフ(Cardiff)へ行ってきました。
土曜の4時半にオランダのスキポール空港を離陸するKLM便でした。飛行は1時間ほど。軽食を食べてゆっくりしていたら着いたという感じです。時差は一時間あります。
空港からホテルのあるシティセンターまではバス。電車はありません。5ポンドで、空港と市内の主要箇所を結ぶバスがあります。
バス停からホテルまではすぐでした。チェックインして、とりあえず休憩。
この日の予定は、あとは夕食だけです。
メインストリートは人出が多く、すごく賑わっていました。サッカーか何か重要な試合があるのか、バーからは応援するような大きな声も聞こえました。
まっすぐ大通りを歩いていくと15分くらいで、カーディフ城に突き当たります。
事前にメモしておりたイタリアンレストラン「Casanova」で夕食(写真)をとりました。
あとはホテルに戻って、疲れていたので早く眠りました。

チョコビール

2016-09-16 10:50:29 | オランダ:トリビア
以前にチョコワインというのを見つけたことがありましたが、今回はチョコビール(写真)。
ベルギー産のエールビールで、Barista Chocolate Quadとラベルにあります。早速飲んでみました。といってもお酒は苦手なので味見をしただけですが、確かにチョコレートの味がします。香もチョコレートっぽい。でもビールの味もします。なんか、このビールを飲みながら、生クリームのケーキを食べたい感じです。和食などには合わないビールです。
アルコール度は11度。かなり高いですね。
見かけたら、一度試してみることおすすめです。

ランチ:Yoepz@アムステルダム

2016-09-13 10:12:44 | Restaurant/Cafe
以前に一度行ったことがある「Yoepz」。そのとき食べたサンドイッチがおいしかったので、今日もわざわざ足を延ばして行ってきました。11時から開いているのもうれしいです。
今回はロブスターロールにしました(写真)。14.5ユーロと少し値は張りますが、ロブスターがハーフ入っているので、ローブスターの味をしっかり楽しめます。まあパンは小さめなので、軽めのランチという感じです。おいしかったです。
このお店、チキンとロブスターが専門です。普通のきちんとした食事もできるので、今度ためしてみたいです。


Het Nieuwe Huis, Huize Lydia@アムステルダム

2016-09-11 18:49:21 | 建築
日曜日の今日は、オープン・モニュメントの日で、アムステルダムの遺産(ヘリテージ)指定指定となっている建物などが一般公開されます。今回は、60か所もありました。その中で、4か所を選んで行ってきました。
まずは、Roelof Hartpleinの近くにあるHuize Lydiaです。大きな建物で、家族向けの住居用ビルです。1927年に建てられており、当時はアムステルダム派建築の流行時期。この建物も、曲線がところどころにアクセントとして使用されています(写真)。
道をはさんですぐのところにあるのが、Het Nieuwe Huis。こちらは、独身者用の住居ビルです。ガイドツアーだったので参加しました。当時の月給が80~90ギルダーで、この独身者用住居は家賃が25ギルダーだったそうです。貧困者用というよりは、きちんとした収入のある人向けでした。一人住まいを基本としているので、部屋は一部屋で小さなトイレと洗面台、ベランダがあるだけです。シャワーなどは部屋にはなく、共同のシャワー室が部屋の外にあるそうです。また、料理なども共同の調理室があってそこでするようになっていたそうです。この建物は1928年建築で、やはりアムステルダム派の特徴があり、8階くらいまである建物なんですが、階段脇に続くステンドグラスはとても素敵でした。
どちらの建物も、現在も改修され、普通に人が住んでいます。
他には、Rioolgemaal F(1925)とPortiershuisje Olympische Stadion(1927?)を見学しました。
オープン・モニュメントの日は毎年あるので、チェックです。