余剰回避。
在籍する津田沼区所属仕様では唯一10両貫通編成を組むKATO製国鉄101系ツヌ107F(Tc83:旧製品)の車体更新が決定した。
しかしツヌ109F(Mc202)への車両異動計画を再確認したところモハ101形+モハ100形が完全余剰になると判明している。
既に十三代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)では保留車3両が生じておりプロトタイプ選定まで措置未定とする方法も採れた。
国鉄101系ツヌ102F (1983/X)。
[ツヌ102F-1]:(Tc75-M209-M'203-T256-T249-M208-M'c160_)M206-M'199(-T'c59)。
[ツヌ102F-2]:(Tc75-M209-M'203-T256-T249-)M206-M'199(_Mc138-M'112-T'c59)。
[ツヌ102F-3]:Tc75-M209-M'203-T256-T249-M208-M'c160+Mc138-M'112-T'c59。
※旧製品:イメージ編成(1983/4:ツヌ102F-1,ツヌ102F-2)。
◆モハ101-206+モハ100-199 編成異動。
津田沼区101系の付随車代用クハ101形,クハ100形は決して珍しくない存在だった。
手持ちの編成表では1978年3月,1979年3月現在,1983年10月現在,1984年10月現在,1986年4月現在の各々で確認できる。
なお中間車両と運転台付車両はジャンパカプラーの形状が異なるため専用アダプターを用いたと資料に記載があった。
ただその中でも中間車両とクモハ101形,クモハ100形が突き合わされる編成は少数派に留まっていた。
101系はユニット単位での異動が多く組成変更の都度アダプターを持ち出す手間が要因だったと思われる。
欠落のある編成表だがこれらを見る限り津田沼区ではツヌ101F(Tc83:1983/4)を以て消滅していた。
◆ツヌ101F:Tc83-M198-M’192_Mc136-M'111-T252-T247-M217-M'210-Tc53(1983/4)。
モハ101-206(ツヌ102F-1:元ツヌ107F未改番異動車)。
※旧製品。
1985年10月をプロトタイプに据えたツヌ107Fは10両貫通編成のためモハ101形+モハ100形が2ユニット組成される。
当初十三代目ツヌ118Fにてツヌ107Fを新金型車体編成に格上げする方向だったが全車の車体更新へと転換した。
そのため1ユニットは他編成からの車両異動に頼るしかなくツヌ109F用組成準備車もモハ101形+モハ100形を要さなかった。
よって更新へ踏み切るにはモハ101-206+モハ100-199,モハ101-212+モハ100-206(旧製品)の何れかを離脱させる必要が生じた。
保留車に廻ったクモハ101-155+モハ100-158+クハ100-78(ツヌ118F:再生産品)と編成を組ませるにはLOT調整が伴う。
また1ユニットのみを保留車へ廻す気にもなれず101系では珍しかった中間車両+クモハ101形,クモハ100形に着目した。
クモハ100形+クモハ101形が中間組込車に起用されている編成だけが適合条件であり異動先選定は労さないと思われた。
ところが新旧LOT混結編成やクモハ100形動力ユニット搭載試作車等の存在に行く手を阻まれている。
モハ100-199(ツヌ102F-1:元ツヌ107F)。
※旧製品。
その結果最終候補にはツヌ102F(Tc75:旧製品)とツヌ103F(Tc48:弁天橋区仕様+旧製品)しか残らなかった。
ツヌ103Fは車両更新を経たクハ101-48,クハ100-47(弁天橋区仕様)が先頭に立つ編成である。
だが付随車代用運転台付車のクハ101-35(旧製品)を含む3-4+3編成のため3-4-3編成では今ひとつ訴求力に欠けた。
一方ツヌ102F(7+3編成)は旧ツヌ103F(旧製品),元ツヌ124F(Tc74)出自車を再編し2016年8月に出場させた。
旧製品LP402前照灯先頭車両削減が組成名目であり旧製品LP411前照灯編成はツヌ107Fとの共通要素だった。
また車体更新を施すツヌ107Fの再生産品編成格上げに伴い旧製品編成での存置が確定したばかりである。
従って波動用モハユニットを加えた12両体制に変更しても全車旧製品車両で揃えられる利点があった。
これらを踏まえモハ101-206+モハ100-199若しくはモハ101-212+モハ100-206の異動先はツヌ102Fに決定した。
クモハ100-160+クモハ101-138 (ツヌ102F-3)。
※旧製品。
新ツヌ107Fでは改番を伴う車両振替が控えておりツヌ102Fへの異動車はモハ101-206+モハ100-199(旧製品)に決定した。
上記のツヌ101F(1983/4)をイメージした編成だがツヌ102Fの組成都合により3-7編成には至らず7-3編成で留まった。
ツヌ102Fの6,7,8,9号車にはモハ101-208-クモハ100-160,クモハ101-138-モハ100-112(旧製品)が起用されている。
よってモハ101-206+モハ100-199は何れのユニットとも組み換えが可能となり1ユニットの異動が新たな2編成を生み出した。
なお編成管理番号は年代基準のためツヌ102F(7+3編成)がツヌ102F-3(Tc75)まで繰り下げとなっている。
モハ100-199+クモハ101-138 (ツヌ102F-2)。
※旧製品。
6,7号車へモハ101-206+モハ100-199を組み込む7-3編成はツヌ102F-2(Mc138)に付番した。
モハ100形が2両配されるツヌ102F-3(←ツヌ102F)だが動力ユニット搭載車を適正位置に配置できない編成構成である。
7+3編成のツヌ102F-3では3号車しか選択肢が無くモハ100-203(旧製品)へ動力ユニットを搭載せざるを得なかった。
また西行設定でもあり動力車位置偏位解消策としてクモハ100-160(7号車)への動力ユニット搭載施工が挙がっていた。
既にクモハ100-108(ツヌ122F:Mc155),クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)と動力ユニット搭載試作車を2両竣工させた実績がある。
実行に移されれば動力ユニット搭載車を失うツヌ102F-2は自動消滅するためツヌ102F-1とはしなかった。
クモハ100-160+モハ101-206 (ツヌ102F-1)。
※旧製品。
モハ100-199+クハ100-59 (ツヌ102F-1)。
※旧製品。
そのツヌ102F-1は推進比率軽減後も存続が可能なクモハ100-160+モハ101-206(7-3編成)に割り当てた。
流動的要素の残るツヌ102F-1(M206),ツヌ102F-2ではあるものの7-3編成は初登場で新鮮味がある。
中間車両+クモハ101形,クモハ100形の組み合わせも他編成に無い特徴となっており急場鎬にしては上出来だと思う。
しかし在籍する津田沼区仕様では車両異動が多く波動用ユニットを再転用する可能性も否定できない。
そのため今後に備える見地から敢えてモハ101-206+モハ100-199(ツヌ102F-1)の改番は行わなかった。
ちなみに未改番のまま異動したモハ101-206+モハ100-199だが1983年4月現在ではツヌ103F(Tc81)に組み込まれていた。
◆ツヌ103F:Tc81-M206-M'199-T295-T246-M193-M'c154+Mc160-M'204-T'c52(1983/4)。
ツヌ102F-1サイドビュー(クハ101-75)。
※旧製品。
旧ツヌ103F,元ツヌ124Fの再編に当たりプロトタイプ選定はLP411前照灯先頭車両を絶対条件とした。
これはLP411前照灯車改装で生じる錯覚効果に頼る旧製品運転台付車の前面見附違和感軽減策を採ったためである。
比較検討した結果ツヌ102Fの選択へと至ったがLP402前照灯先頭車両であれば車体更新対象に挙がっていた可能性が高い。
ツヌ102FをLP411前照灯編成で出場させたお陰でモハ101-206+モハ100-199(元ツヌ107F)は保留車にならなかった。
再生産品車両に比べ艶のある塗装被膜はツヌ118F(旧製品)ならではの美点だと考えている。
前面見附が優れる再生産品車両を優先してきたがLP411前照灯編成であれば旧製品運転台付車の起用も有り得ると思う。
在籍する津田沼区所属仕様では唯一10両貫通編成を組むKATO製国鉄101系ツヌ107F(Tc83:旧製品)の車体更新が決定した。
しかしツヌ109F(Mc202)への車両異動計画を再確認したところモハ101形+モハ100形が完全余剰になると判明している。
既に十三代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)では保留車3両が生じておりプロトタイプ選定まで措置未定とする方法も採れた。
国鉄101系ツヌ102F (1983/X)。
[ツヌ102F-1]:(Tc75-M209-M'203-T256-T249-M208-M'c160_)M206-M'199(-T'c59)。
[ツヌ102F-2]:(Tc75-M209-M'203-T256-T249-)M206-M'199(_Mc138-M'112-T'c59)。
[ツヌ102F-3]:Tc75-M209-M'203-T256-T249-M208-M'c160+Mc138-M'112-T'c59。
※旧製品:イメージ編成(1983/4:ツヌ102F-1,ツヌ102F-2)。
◆モハ101-206+モハ100-199 編成異動。
津田沼区101系の付随車代用クハ101形,クハ100形は決して珍しくない存在だった。
手持ちの編成表では1978年3月,1979年3月現在,1983年10月現在,1984年10月現在,1986年4月現在の各々で確認できる。
なお中間車両と運転台付車両はジャンパカプラーの形状が異なるため専用アダプターを用いたと資料に記載があった。
ただその中でも中間車両とクモハ101形,クモハ100形が突き合わされる編成は少数派に留まっていた。
101系はユニット単位での異動が多く組成変更の都度アダプターを持ち出す手間が要因だったと思われる。
欠落のある編成表だがこれらを見る限り津田沼区ではツヌ101F(Tc83:1983/4)を以て消滅していた。
◆ツヌ101F:Tc83-M198-M’192_Mc136-M'111-T252-T247-M217-M'210-Tc53(1983/4)。
モハ101-206(ツヌ102F-1:元ツヌ107F未改番異動車)。
※旧製品。
1985年10月をプロトタイプに据えたツヌ107Fは10両貫通編成のためモハ101形+モハ100形が2ユニット組成される。
当初十三代目ツヌ118Fにてツヌ107Fを新金型車体編成に格上げする方向だったが全車の車体更新へと転換した。
そのため1ユニットは他編成からの車両異動に頼るしかなくツヌ109F用組成準備車もモハ101形+モハ100形を要さなかった。
よって更新へ踏み切るにはモハ101-206+モハ100-199,モハ101-212+モハ100-206(旧製品)の何れかを離脱させる必要が生じた。
保留車に廻ったクモハ101-155+モハ100-158+クハ100-78(ツヌ118F:再生産品)と編成を組ませるにはLOT調整が伴う。
また1ユニットのみを保留車へ廻す気にもなれず101系では珍しかった中間車両+クモハ101形,クモハ100形に着目した。
クモハ100形+クモハ101形が中間組込車に起用されている編成だけが適合条件であり異動先選定は労さないと思われた。
ところが新旧LOT混結編成やクモハ100形動力ユニット搭載試作車等の存在に行く手を阻まれている。
モハ100-199(ツヌ102F-1:元ツヌ107F)。
※旧製品。
その結果最終候補にはツヌ102F(Tc75:旧製品)とツヌ103F(Tc48:弁天橋区仕様+旧製品)しか残らなかった。
ツヌ103Fは車両更新を経たクハ101-48,クハ100-47(弁天橋区仕様)が先頭に立つ編成である。
だが付随車代用運転台付車のクハ101-35(旧製品)を含む3-4+3編成のため3-4-3編成では今ひとつ訴求力に欠けた。
一方ツヌ102F(7+3編成)は旧ツヌ103F(旧製品),元ツヌ124F(Tc74)出自車を再編し2016年8月に出場させた。
旧製品LP402前照灯先頭車両削減が組成名目であり旧製品LP411前照灯編成はツヌ107Fとの共通要素だった。
また車体更新を施すツヌ107Fの再生産品編成格上げに伴い旧製品編成での存置が確定したばかりである。
従って波動用モハユニットを加えた12両体制に変更しても全車旧製品車両で揃えられる利点があった。
これらを踏まえモハ101-206+モハ100-199若しくはモハ101-212+モハ100-206の異動先はツヌ102Fに決定した。
クモハ100-160+クモハ101-138 (ツヌ102F-3)。
※旧製品。
新ツヌ107Fでは改番を伴う車両振替が控えておりツヌ102Fへの異動車はモハ101-206+モハ100-199(旧製品)に決定した。
上記のツヌ101F(1983/4)をイメージした編成だがツヌ102Fの組成都合により3-7編成には至らず7-3編成で留まった。
ツヌ102Fの6,7,8,9号車にはモハ101-208-クモハ100-160,クモハ101-138-モハ100-112(旧製品)が起用されている。
よってモハ101-206+モハ100-199は何れのユニットとも組み換えが可能となり1ユニットの異動が新たな2編成を生み出した。
なお編成管理番号は年代基準のためツヌ102F(7+3編成)がツヌ102F-3(Tc75)まで繰り下げとなっている。
モハ100-199+クモハ101-138 (ツヌ102F-2)。
※旧製品。
6,7号車へモハ101-206+モハ100-199を組み込む7-3編成はツヌ102F-2(Mc138)に付番した。
モハ100形が2両配されるツヌ102F-3(←ツヌ102F)だが動力ユニット搭載車を適正位置に配置できない編成構成である。
7+3編成のツヌ102F-3では3号車しか選択肢が無くモハ100-203(旧製品)へ動力ユニットを搭載せざるを得なかった。
また西行設定でもあり動力車位置偏位解消策としてクモハ100-160(7号車)への動力ユニット搭載施工が挙がっていた。
既にクモハ100-108(ツヌ122F:Mc155),クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)と動力ユニット搭載試作車を2両竣工させた実績がある。
実行に移されれば動力ユニット搭載車を失うツヌ102F-2は自動消滅するためツヌ102F-1とはしなかった。
クモハ100-160+モハ101-206 (ツヌ102F-1)。
※旧製品。
モハ100-199+クハ100-59 (ツヌ102F-1)。
※旧製品。
そのツヌ102F-1は推進比率軽減後も存続が可能なクモハ100-160+モハ101-206(7-3編成)に割り当てた。
流動的要素の残るツヌ102F-1(M206),ツヌ102F-2ではあるものの7-3編成は初登場で新鮮味がある。
中間車両+クモハ101形,クモハ100形の組み合わせも他編成に無い特徴となっており急場鎬にしては上出来だと思う。
しかし在籍する津田沼区仕様では車両異動が多く波動用ユニットを再転用する可能性も否定できない。
そのため今後に備える見地から敢えてモハ101-206+モハ100-199(ツヌ102F-1)の改番は行わなかった。
ちなみに未改番のまま異動したモハ101-206+モハ100-199だが1983年4月現在ではツヌ103F(Tc81)に組み込まれていた。
◆ツヌ103F:Tc81-M206-M'199-T295-T246-M193-M'c154+Mc160-M'204-T'c52(1983/4)。
ツヌ102F-1サイドビュー(クハ101-75)。
※旧製品。
旧ツヌ103F,元ツヌ124Fの再編に当たりプロトタイプ選定はLP411前照灯先頭車両を絶対条件とした。
これはLP411前照灯車改装で生じる錯覚効果に頼る旧製品運転台付車の前面見附違和感軽減策を採ったためである。
比較検討した結果ツヌ102Fの選択へと至ったがLP402前照灯先頭車両であれば車体更新対象に挙がっていた可能性が高い。
ツヌ102FをLP411前照灯編成で出場させたお陰でモハ101-206+モハ100-199(元ツヌ107F)は保留車にならなかった。
再生産品車両に比べ艶のある塗装被膜はツヌ118F(旧製品)ならではの美点だと考えている。
前面見附が優れる再生産品車両を優先してきたがLP411前照灯編成であれば旧製品運転台付車の起用も有り得ると思う。