試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-48[ツヌ103F] 車両更新 (クハ101-74[ツヌ124F] 改番,編成異動,行先表示類変更施工) ※'弁天橋区仕様

2016-07-27 21:14:24 | 国鉄/JR101系
急変。

KATO製国鉄101系ツヌ103F(Tc48:旧製品)の新金型編成改装は千葉方先頭車両であるクハ101-48へと移行した。
種車は編成解除が決定したツヌ124F(Tc74:弁天橋区仕様+旧製品)でも千葉方先頭に立っていたクハ101-74(弁天橋区仕様)となる。
基本的な工程はクハ100-47(ツヌ103F:弁天橋区仕様←元クハ100-43:元ツヌ124F)の車両更新に倣う。


国鉄101系クハ101-74(ツヌ124F)。
※弁天橋区仕様。

2015年11月の入場で旧クハ101-74(元ツヌ124F:旧製品→クモハ101-109:ツヌ101F)は新金型車体へと置き換えられた。
まだツヌ118F(Mc155:再生産品)がリリースされる前でありクモハ101-170Assy車体(Mc170:弁天橋区仕様)にて更新している。
この際クハ101-82(ラシ101F:Mc201)用床板と振替えたため現行LOTライト基板更新まで終えていた。
表示器点灯色変更対策は現行LOTライト基板更新と同期しており表示器用プリズム関連に手を加える必要は無い。


入工中のクハ101-74,クハ101-48 (ツヌ124F,ツヌ103F)。
※弁天橋区仕様,旧製品。

クハ101-48(ツヌ103F)でも節約式改番を踏襲し転写済の車両番号標記は[クハ101-74]まで継続使用する。
但し残数都合により[クハ101-48]は1-3位側:[クハ101-]+[4]+[8],2-4位側:[クハ101-]+[48]での組み合わせとなった。
1-3位側の[クハ101-48]では例によって当初自身が定めた位置から[クハ101-74]寄に転写している。
この方式を採用してから[4]標記,[7]標記インレタの転写失敗回数が激減したように思える。
仮に嵌まってくれれば標記毎のインレタ減少数が均等化され各台紙を寄せ集める継ぎ接ぎ転写から脱出できるかもしれない。
なお[8]標記インレタは得意でも不得意でもなく無難な[クハ101-48]標記に至ったと思う。


[クハ101-[48]]:2-4位側。

[クハ101-]+[48]を採用した2-4位側だが[クハ101-74]標記跡への転写であり組標記を用いる利点は大きい。
ただ転写に失敗すれば[クハ101-48]全てが無駄になるため1-3位側と同じ感覚で転写した。
何処か微妙な感じが漂うが間違い無く旧クハ101-48(元ツヌ103F)よりも[クハ101-48]との妙な間が減ったように映る。
転写水準はクハ100-47から上げておらずこれにて車両番号標記インレタ転写を打ち切った。
未転写だったシルバーシートマークにはTOMIX製103系High-Grade製品用インレタを採用した。
まだ残数に余裕はあるものの当分補充の見込みが無いため慎重な転写を心掛けている。


撤去されたクイックヘッドマーク用マグネット。

続いてクイックヘッドマーク機構廃止へ取り掛かったがクハ100-47用プリズムケースに比べ簡単にマグネットが引き抜けた。
そのためクハ101-48用プリズムケースは傷が目立ち難い仕上がりに収まりクハ100-47用とは対照的な結果となった。
なお撤去したクイックヘッドマーク用マグネットだが集約先が定まっておらず一旦保管品に廻した。
現在ラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品)をクイックヘッドマーク機構に対応させる方向へと傾きつつある。
但しクモハ101-201,クモハ100-192(ラシ101F:弁天橋区仕様)にはマグネット装着済プリズムケースを充てる可能性が高い。
よって捻出したクイックヘッドマーク用マグネットは旧金型先頭車両への取り付けが着地点になると思う。


旧クハ101-48,クハ101-48 (元ツヌ103F,ツヌ103F)。
※旧製品,弁天橋区仕様。

ツヌ103Fの工程は車両更新へと変更されたためクハ100-47に続き同一車両番号同一仕様車が2両現れた。
クハ101-48(ツヌ103F)も[千ツヌ]電略標記インレタが転写済で旧製品車両に通ずる側面見附となった。
ATS[BS]標記印刷はクモハ101-170Assy車体に手を加えなかった関係で旧クハ101-48とは若干印象が異なる。
予め車両履歴を辿りATS-BS併設車だったと突き止めておりこの標記に間違いは無い。




クハ101-48 [11C 中野]:運行番号・行先変更施工。
※弁天橋区仕様。

クハ101-74の車体更新では旧クハ101-74に取り付けていたホース付ジャンパ栓納めを流用した。
このホース付ジャンパ栓納めは旧製品LOT品でありそのままクハ101-48に引き継がれている。
旧ツヌ124Fは三代目ツヌ118F(旧製品)を組成変更した編成で七代目ツヌ118F(旧製品)が種車のツヌ103Fよりも先に出場した。
よって経年の浅い車両に置き換えられたがホース付ジャンパ栓納めだけは時代が遡っている。


クハ101-48 点灯試験[11C 中野]:表示器点灯色変更施工車。
※弁天橋区仕様:現行LOTライト基板更新車。

前途の通り表示器点灯色変更対策まで施工済であり点灯試験はその状態を確認するだけだった。
クハ101-48は現行LOTライト基板更新車だが2ndLOTライト基板装着車のクハ100-47と然程変わらないように見える。
不安定な点滅を繰り返したクハ100-47とは対照的にクハ101-48には問題が無く一発合格となった。
念のためクハ100-47も竣工直後に車輪交換を追加施工したものの完全解消には至っていない。




クハ101-48(ツヌ103F:クハ101-74 改番)。
※弁天橋区仕様:車両更新。


クハ101-48+モハ101-230 (ツヌ103F:元クハ101-74+元モハ101-215)。
※弁天橋区仕様+旧製品。

クハ101-48(ツヌ103F:弁天橋区仕様)の竣工でツヌ103F(弁天橋区仕様+旧製品)は再出場となるはずだった。
しかしクハ100-47の点灯状態が気になり再入場させ原因追求へと取り掛かった。
するとスプリング機構の要となる台枠スリット部から導電板端部が外れ反力を生み出せない状態に陥っていた。
本来なら台車集電板と接触するべき箇所が撓まず宙に浮いており通電不良を引き起こす要因と化していた。
一旦クハ100-47用床板を完全分解し1-3位側用,2-4位側用導電板挿入から組み直している。
その上で再度点灯試験を行ったところクハ100-47も安定点灯が確認され正式竣工となった。


クハ100-47 点灯試験[31C 幕張]:導電板位置修正,行先表示類変更施工。
※弁天橋区仕様。


クハ101-48 点灯試験[31C 幕張]:行先表示類変更施工。
※弁天橋区仕様。

またクハ100-47を組み立てる前に行先表示類を[11C 中野]から[31C 幕張]表示へ変更している。
どうしてもカノ13F(Mc59:塗装変更車+旧製品+再生産品←元カノ20F:Mc53)を[中野]幕へ改めたかった。
行先配分均等化名目で旧カノ20F(M'158:塗装変更車+旧製品)には[幕張]幕が採用されたがこの機会を利用した。
カノ13Fの影響を受けた編成がたまたま入場していたツヌ103F(弁天橋区仕様+旧製品)となった。
まさか[飯田橋]幕→[中野]幕→[幕張]幕と推移するとは思わなかったが刷新するには良かったかもしれない。
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