49年目の春のクラシックシーズン終了

今年もダービー出走馬はナシ。ダービースタリオンなのにダービー出走馬がほとんどいないですな。ウチの牧場。これまでダービーに生産馬が出走したことって何回あったっけ…。と思ってちょっと調べてみたら………。おどろきました。

１度もないぞ。ヲイ。

いやぁ。驚きを通り越して、半ば呆れました。自分のコトながら…。
皐月賞は結構早い時期に出走馬が１頭出たのだわ。桜花賞トライアルを勝ったのに間違えて桜花賞の週を飛ばしてしまった牝馬を皐月賞に出したこともあるし(笑)。菊花賞はコイツとコイツの２頭出しをしたこともあるし。今調べたら、出走馬が出たのって、この時１回だけだったけど。

いやぁ。牝馬のクラシックなんて毎年出走馬がいるのが当たり前になっていたので気がつきませんでした。まさか今の今までダービー出走馬がいなかったなんて。こりゃぁ『ダービーを勝つ』どころの話じゃないですね。せめてまず、出走馬をださなければ。

で、今年(４９年目)の春シーズンなのですが、「牝馬は毎年出走馬がいるのがあたりまえ」といっておきながら、桜花賞に間に合った馬は１頭もナシ。しかも500万の勝ちあがりに手間取ったり、調子が上手く合わなかったりで、スイートピーSに3頭出しになってしまいました。オークス出走権は2頭分しか無いのに…。ま、その内1頭は500万下勝ちから中1週の強行軍で無理矢理出走させた馬なので、他の馬のアシストをすべく、逃がしてペースメーカーになってもらったのでいいとして(でも6着に粘った。エライ)、他の2頭は首尾良く親子どんぶりを決めてくれたので、オークスには2頭出しとなりました。で、オークスは無欲で負い込んだ方が5着。色気を出して先行させた方は逃げるハメになってしまい失速して7着。ただ、どっちも早熟じゃないので今後の成長に期待できそう。とくに7着になった方はスイートピーSは◎◎◎◎◎のダントツの1番人気に応えて快勝してくれたので、かなり行けそうな雰囲気。秋は期待十分。

ちなみに牡馬の方ですが、オク手のクセに3歳春のうちにオープンに上がった馬が出たのでちょっと期待したのですが、ダービー最終便の京都新聞杯は見事無印(－－－－－涙)。調子落ちではありましたが道中も良いところ無く13頭中11着なので、まだまだ力不足でしたね。秋に期待をつなぎますが、こう言うタイプは菊花賞も出走権確保に苦労しそう。ま、本格化するのは古馬になってからですね。

ちょっと仕事が忙しくて、なかなか進まないのが悩みのタネではありますが、気長に行きましょう気長に。