白毛クンの娘、G1で好走す

野球を横目で見つつチビリチビリとプレイを進めるこの一週間だったのですが、ここらでひとまず更新しておきます。白毛クン(703)の2頭めの産駒である牝馬(797)が秋華賞で3着に好走したこともご報告しておきたいですし。もっとも彼女(797)、ごく普通の鹿毛ですけどね。

で、その白毛クン(703)の鹿毛の娘(797)ですが、春の時点では1月に2勝目をあげた後の調整が上手く行かなかったため、桜花賞のトライアルには間に合わず、NZT6着、オークスTR8着とG1出走は叶いませんでした。しかも確勝を期したエーデルワイスSで直線届ず2着に終わり、1000万条件のまま春競馬を終了。しかし、秋は格上挑戦の紫苑Sを快勝して秋華賞にコマを進めて、フタを開けて見ると18頭中の2番人気、しかも内枠を引いてくれて、イヤが上にも上昇する期待。

レースではこれまで後方からレースを進めた彼女(797)がワク順を利して先団の内側につけるという、父(703)が宝塚記念を勝った時にもにたダビスタ的幸運のパターン。ただ、最後の爆発力に欠けて3着に終わりました。

ちなみに勝ったのは、父は凱旋門賞馬(693)、母は宝塚記念馬(106)という、父母ともに当牧場産の牝馬(792)でしたので、別に悔しいワケではありませんが。ちなみに勝ち馬(792)は昨年の秋華賞馬(783)の全妹。つまり、全姉妹による秋華賞連覇というワケで、これはこれで快挙ではあります。

その後のエリザベス女王杯では、今年の秋華賞馬の彼女(792)は調子落ちもあって10着、ラジオたんぱ賞勝ち後に骨折が判明した牝馬(796)が急仕上げで8着、秋華賞3着の白毛クンの娘(797)は賞金が足りずに福島記念にまわって、11着惨敗に終わっています。

というワケで、唯一の牡馬(793)が未勝利のまま予後不良になってしまった今年の3歳世代もクラシックが終了。ダービー初勝利どころか、ダービー出走どころか、ダービーのステップレース出走さえ出来なかった今年の世代でした。

来年の3歳世代は、とりあえず重賞2着＆オープン特別勝ちで賞金的にクラシック出走条件クリアした馬(805)が1頭いるので、少なくとも牡馬クラシックを馬主席から見ることはできそうで、ホっと一安心ですね。