スタート直後、内ワクを利して元2歳チャンプ(915)が先頭に立つ。"差し"の指示だが、今年の目黒記念をレコードで逃げ切ったスピードで楽々と先団に立つ。ビッグサンデーを間に挟んで凱旋門賞帰り(895)。元々テンのスピードはそれほどでもない彼女(895)にとって、大外ワク発走から単独でハナを切るのは難しかったようだ。
前3頭を見ながら、直後にダービー馬(918)。"追込"指示だが、好発&内ワクでもあり、楽々と先団に取り付く。その内にアメリカンボス、外にタップダンスシチー。他の有力馬、ステイゴールド、ナリタトップロード、メジロブライト、シルクジャスティス等はなぜか揃って中団外側を進む。昨年のマイルチャンピオンシップ馬(901)は後方内ラチ沿いをピッタリと進む。
最初の4コーナーでペースが落ち着くと、元々逃げ指示ではなかった元2歳チャンプ(915)を交わして凱旋門帰り(895)が先頭に立ち、徐々に差を広げだす。
向正面でのリードは15馬身程度に広がる。
2番手を行く元2歳チャンプ(915)が徐々に追走体勢に入り、ビッグサンデーが遅れだす。
2~3馬身差で続くダービー馬(918)も徐々に手綱が動き出す。
3・4コーナーで4歳牝馬2騎(915・918)がさすがのスピードを見せ、先頭を行く凱旋門帰り(895)との差が徐々に詰ってくるが、中々同じ画面に入ってこない。
スピードの差はあるにしても、凱旋門帰り(895)がその豊富なスタミナ故に失速しないのであろう。
アナウンサーの実況とは裏腹に、リードはかなり詰っているのだが、それでもセィフティリードと呼べるだけの差をつけて凱旋門帰り(895)が有馬記念三連覇のゴール。
5馬身差で元2歳チャンプ(915)、1馬身ちょっとでダービー馬(918)がゴールで、きりん牧場の1-2-3フィニッシュ(馬券は買っていないケド)。
4着シルクジャスティス以下に大差をつけての勝利であった。
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また一つ偉大な記録を達成した牝馬の誕生ですね。
最近は中舘さんを乗せてもばてて負けていく我が牧場からすると何ともうらやましい。
しかも度重なるケガにも負けずというのがいいですね。私の世代ではないですが、トウカイテイオーを何となく思い出してしまいます。
最近GⅠはおろか重賞さえとれず落ち込み気味ではありましたが、会長の努力にまけず自己研鑽に励みたいと思います(頑張るのは馬さんですが)