結局4戦4勝までいきましたが…

前回取り上げた2戦2勝の牝馬(656)が4戦4勝で桜花賞本番を迎えることになった。鞍上も岡部なので、今度こそ自分の馬で岡部に桜花賞を勝たせるチャンスだ。なぜ「今度こそ」かというと、桜花賞でウチの馬が岡部鞍上のスティンガーに負けたなんてことがあるから(2月5日参照)。

そう言えばスティンガーに負けた牝馬(104)もサンデー産駒じゃなかったっけ。今回の4戦4勝の彼女(656)もサンデー産駒なんだよなぁ。と思って確認したら、確かにどちらもサンデー産駒でした。しかも母ミッドナイトアールティ。って全姉妹だったのね。これが実際の競馬なら「姉の無念を妹が…」的なベタな話がスポーツ紙を飾りそうだが、姉妹だということを忘れているオーナーブリーダーってのもヒドイなぁ、自分。

で、新馬・ひいらぎ賞・紅梅S・アネモネSと4戦4勝で桜花賞に向かった彼女(656)がどうなったかというと、桜花賞に出てみたら印がこんな感じ(－－－－◎)で、中団から伸びずというか更に下がって11着惨敗。思えば姉(104)は「スタミナ・スピード・早熟・母似・根性」とフルコメントだったのだが、妹の方(656)は「スピード・母似・丈夫」＆「気性難」。戦績を見ても阪神JFを勝ってる分姉(104)の方が上かも。妹の方(656)はたまたま負けてなかっただけか…。と思ったら、絶好調に仕上がったオークスでは後方から直線猛然と追い込んで惜しくもキョウエイマーチに1/2馬身差の2着。ちょっと見なおした。

姉(104)は5歳でエリザベス女王杯を、6歳で春の天皇賞を勝っているが、結構故障持ちで苦労した。妹(656)はタフそうなので、その辺に期待かな。ただ気性がねぇ。勝った4戦は３角捲り・大逃げ・追い込み・逃げ粘りと、自在というより両極端。ま、こんなクセ馬も嫌いじゃないですが。