出血を伴う歯科治療
(歯石除去を含む)を受けた方
出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、
抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、
菌血症になる可能性があるため、
治療後3日間は献血をご遠慮いただいています。
この注意事項、
献血をされたことがある方はご存知かと思いますが、
歯科医院で出血を伴う治療を受けた3日間は
献血ができません。
出血を伴う治療とは 具体的にどのようなものでしょうか。
抜歯などの外科治療はもちろん、
なんだか少し意外なのが 歯石除去
これも それらに含まれます。
こまめに定期健診で歯石を除去されている方や
健康な歯茎の方はそうでもないのですが、
重度の歯周病、長い間歯石を放置し
周りの歯茎が炎症を起こしている方は
歯石のお掃除をしただけで出血してしまう事が多いのです。
出血をすることで、
お口の中にたくさんいる口腔内常在菌が
血管の中に入ってしまいます。
やがてそれは全身を巡り、菌血症を起こすのです。
そんな血液が輸血されると大変ですよね。
よってこのような注意書きがあります。
お口のケアをするということは
からだ全体の健康にも繋がるのですね。