鼻の周りには副鼻腔(両鼻の脇)、前頭洞(おでこの中)、篩骨洞、蝶骨洞と沢山の空洞があり、
これらのことを副鼻腔とよびます。
副鼻腔が炎症を起こしたものを副鼻腔炎といいます。
上顎洞炎は上顎臼歯の上に有ります。
虫歯や歯周炎からの細菌が上顎洞に入り炎症が起きる事を歯性上顎洞炎といいます。
症状としては、鼻がつまる、黄色い鼻水が出る、歯が重い感じがするなどが挙げられます。
また、階段の上り下りで響く場合も有ります。
写真は上顎洞炎になった方のCT画像です。
左上顎洞は黒く空洞のままで正常なのに対し、右上顎洞は灰色で炎症を起こしているのがわかります。
もし上顎洞炎らしい症状がでたら早めに医院への受診をおすすめします。