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中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

お金のために生きるのではなく、自分を生きること ―株式会社eumo 代表取締役 新井和宏氏特別セミナー「ありがとうを運ぶお金の話」

2021-11-24 15:01:20 | ES

皆さん、こんにちは。

(有)人事労務の白川と申します。

 

弊社併設の日本ES開発協会が開催した「太陽のもとのてらこや」最終日にて、株式会社eumo 代表取締役 新井和宏氏による特別セミナー「ありがとうを運ぶお金の話」を受講させていただきました。

新井氏の力強く心に刺さる言葉の数々は、改めて今の自分や生き方を見つめ直す貴重な機会となりました。

 

特に印象に残ったのは、お金を軸にしない考え方。

お金を稼ぐこと・貯めることが目的ではなく、その先にある目的のためにお金を使うことが大事だと言います。

お金を軸に考えるのではなく、自分のやりたいこと、大事にしたいことを軸に考えていくことが重要なのです。



もう一つ印象に残ったのは、価値と価格の話。

自分がそのものに対してどんな価値を見出しているのか。

社会や仲間が見出すものを意識しすぎて、自分を一般化してはいないだろうか。



人は誰しもマイノリティである。

その事実をまずは自分で認めること。自分を信じること。自らの個性を出していくことによって他者からの共感を得られることに繋がるのです。

 

私自身、幼少期から人と同じであることに安心し、逆に人と違うことに不安を覚え、大きくなって歳を重ねてからもその傾向が強くありました。しかし、大学に入った頃から人との異なり・自分の個性に気づき、最近はそんな自分を認められるようになりました。

自身が経験した心の変化と重なり、この話は強く響くものがありました。

 

新井氏によると、人生において深い問いを持つことが重要であると言います。

この講演を経て、あなたは何を大事にしたいのか、どう生きていくのか、そんな大きな問いをいただきました。


自身の思考にアクセスし、会社の未来について考える―研修の場

2021-11-24 13:52:46 | ダイバーシティ

皆さん、こんにちは。

(有)人事・労務の白川と申します。

先日、長くお付き合いさせていただいている、弊社顧問先のリーダー研修に同行させていただきました。



いかにマーケティングを強化していくのか。

 

そんなご相談を受けての今回の研修でしたが、

マーケティング=いかに共感を集められるか、という時代。

先ずは、自分たちは何者であり、自分たち自身何に共感し、共に働いているのか。自分たちは、社会にどういった価値を生み出し、共感を得ていくのか、を探ります。

 

共感デザイン実習ということで、今回は「ビジュアルカードワーク」というワークを通して、会社の未来について対話をしながら描いていきます。

このワークでは、弊社メンバーで作成したビジュアルカードを使用しました。

いつもと違ってなるべく言語に頼らず思考し、言語にできない、または言語化する以前の潜在意識にアクセスしていきます。

なぜ私達はこの職場で働いているのか?

私達にとってこの職場とは何なのか?

 

ビジュアルカードを基に自分の内にある思考と繋がり、対話を通して互いの想いを知り、自分たちの所属する会社の今後について考えていく。

このカードは、実は毎年弊社で行っている日光街道を歩くイベント「日光街道太陽のもとのてらこや」で、道中に出会った風景やものを参加者がそれぞれ撮影した写真です。

当たり前ながら、撮影者とは全く異なる見方で解釈されるカードたち。

視覚的なものが与えられることにより、曖昧で漠然とした自分自身の想いに気づき、意味づけすることができる。

現代社会では、お金のつながりや、物事を成し遂げる手段としてメンバーを物質化して見てしまっている所があります。しかし、実はバラバラに見えるメンバーは、深いところで繋がっており、エネルギーを交換し合う共に生きていく仲間なのです。

ワークは大変盛り上がり、活発な対話が行われていました。

次回の研修は、今回皆さんから出てきたキーワードをもとに、メンバーおのおのの在りたい姿と会社の社会的意義が重なった、一つの言葉へとまとめていきます。

職員の皆さん一人ひとりが、未来をつくっていく。

この研修の場を通して、よりよい会社の未来に繋がる気づき、きっかけが生まれていることを願っています。