中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 矢萩 大輔 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

その3 第2部 新理事長金野より、活動目標「日本のはたらく力増量計画」発表

2015-01-30 15:46:22 | ES
影山先生の講義の後は、いよいよ宴会へ!



ジャンベの演奏と共に
今年より、新理事長に就任した金野より、今年の活動目標が
会場の皆さんへ発表。


 弊協会は、いままで社労士、キャリアコンサルタントとして若者の
就労支援をしてまいりました。大学や企業そして協会内のさまざまな
若者に触れ、そして企業から多くの相談を受けてまいりました。



 そんな中、協会の活動をとおして私たちに見えてきたのは、
就職難の時代から、これからの日本は、採用難の時代へと突入していくということ。
それも景気の変動にかかわりなく中長期的にこの傾向は続いていく。


学生の就職難が解消されつつ一方、就職できない若者との格差は
益々拡がるばかりです。



 労働市場から弾き飛ばされた若者たちがなんと多いことか!ネットカフェ難民
は、若者が半分近くを占める。ホームレス状態の若者の比率も増加傾向にある。

 そんな状態の中、弊協会はいままでの経験のなかで、ホームレス、うつ病、
フリーター、ニートとさまざまな若者達と接してきました。

 沢山の失敗もしてきましたが今では、正社員として、士業として開業したりと。立派に
活躍しているものもいます。しかし、いままでは、なにもわからず、無我夢中で
「日本の未来の働くを考える」というテーマの中で動いてきた結果のなかでたまたま出会った
彼らと接してきたのです。


 しかし、ここ最近、様々な関係者からセミナーや大学の講演、メンタル不全の
相談、そして最近の心理学用語から、経済用語へとなりつつある
企業のレジリエンスという話題の中、
 「困難を抱えた若者たちに対して、JESでの企業側の取り組みを教えてほしい」
「レジリエンスの観点から、しなやかな、メンタルに強い組織を創るためにはどうすればよいのか教えてほしい」
「ニート、発達障害を抱える団体ですが、そのような若者たちと企業を結ぶために手を貸していただけないか」
といった問い合わせをいただくようになってきました。

 これは、私たち自身も気付かずにやってきたことでした。私たちは医者でもなければ、社会福祉士でもなく、心理学の専門家でもない。

しかし、私たちが、「日本の未来のはたらくを考える」というテーマのもと、関係者の方々とオープンイノベーションで
なにか私たちができることがあるのならば、「日本の働く力を増やす」というコンセプトからあらたな、プログラムを作ることができるのでは
ないかと活動を絞り込んで活動しようと動き出した次第です。このように私たちは、困難を抱えた若者を自立させるプロではない。しかし、社会に
出て働きたいという困難を抱えた若者がそのように真摯おもっているならば、企業がちょっとした職場の改善、そして社員たちの理解とやさしさから
彼らを受け入れる体制づくりのお手伝いはできる。



そして、就労できた本人がイキイキと働き、企業は、職場に優しさを取り戻し、イノベーティブな組織へと
変貌していくということは、企業にとっても私たちにとっても望外の喜びであるし、カンフル剤的に外国人を受け入れこの国のアイデンティティが崩れるのを
ささやかながら食い止めることに貢献できると信じています。
 そのあとは、写真のとおり、新年会は、2次会、3次会と続き朝までつづくのでした。



この学生たちの若いパワー!そんな彼らの力がいかんなく発揮される日本であり続けてほしいなあと思います。
少々私自身は、お疲れモードでしたが・・・・。 
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新年会開催報告 その2 NPOとのオープンイノベーションで人材育成

2015-01-29 16:55:25 | ES
いよいよ影山先生の講義です。
影山先生の講義で印象に残ったのは、まさに、弊社が掲げる「組織の社会性を高める」という、
コミュニティ経営のあり方をわかりやすく説明してくださいました。


 これからの時代は、その1で述べたように、マネタリーと
ボランタリーの融合した状態です。そのためには、影山先生いわく、
社会性戦略が必要だということです。ここにコミュニティ経営の
あり方があります。




 その社会性戦略の方法として、NPOとの連携、NPOに社員を出向させたり
プロボノの考え方を社員に体験と気付きを与えるということです。
 私も、十数年にわたり非営利団体に所属していましたが、私が、
お金で人が動くという考えから、情熱、大義で人が動く素晴らしさを
知ったのは、所属して5年を過ぎたくらいからです。
 その後、自分でこうして団体を立ち上げ、今では、ボランタリー経済の
必要性を皆さんにお話するという立場になったのですが、
多くの社員さんが感じているように、お金にならないボランタリーな感覚
で仕事をするということそのものは本人が大きな気付きを得ることなしには
なかなか進まないです。


 影山先生は、コミュニティ経営の背景として、これからの企業戦略は、
差別化戦略はもう旧いとおっしゃっています。いままでの経済は、
製品の品質、機能の良しあしで競合と勝負をしていましたが、
これからは、絶対的価値の創造が大切だといいます。

 つまり、あなたの企業のサービス、商品いがい欲しくないという
価値です。つまり、東京マラソンなら参加するけど、他の地域のマラソンには
出たいわけではないんだというブランディングが大切だということです。
 まさに、モノからコトの時代、そして時代は進み、なにもないところから
コトを創りだし、コトを売る時代へと大きく変化しているのです。
 それは、ファン化、コミュニティ化の時代なのです。
 そこには、商品によるプロダクトブランディングから、
企業の姿勢そのものがブランドになるという「コーポレートブランディング」
へと大きくブランドの意味合いが変化しているといえるでしょう。
 社員、ロゴ、職場の雰囲気、空間、だれと組むかなど含めて360度
企業のあり方が反映されているかということが大切になってくるのです。
 そこには、理念、ビジョンだけでなく会社の行動指針としてのクレド
の必要性、そしてそれらに基づいたわが社らしさの共有というものが
どうしても必要なのです。マニュアルを超えた、肚からの行動、あり方
が大切なのです。


 もう一つ影山先生の講義のなかで勉強になったことは、
ビジネスモデルのありかたです。
 影山先生は、大きくビジネスモデルが変化しているといいます。
今までの、工業化時代のことを理性主義と言っています。
それは、高度成長期が終わるまでの工業化時代のプロダクトアウトの時代
の発想です。これからの時代は、コンセプトアウトの時代、
お客さんと一緒に商品になる前のコンセプトのところから歩み寄って
お客さんと対等な立場でサービスを創造していくという感性主義の時代
だといっています。
 そのような時代は、現場の社員さんのお客さんのニーズを読み取る力、
そしてさらには、お客さんでさえも気が付いていない、潜在的ニーズ
を掘り起こす力つまり現場の社員たちの判断力が必要だということです。
 そこには、下図のような、共感、関わる価値そのものを生み出す、
新たなビジネスモデルという発想が必要なのです。そのためには、
社員の当事者意識つまり、熱意が必要になってくるのです。
まさに、ESなくしてCSなしですね。故に企業は、能力や経験よりも
燃え続ける社員をいかに処遇するかがこれからの大きな人材戦略になるのです。
 その3へ!
 
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新年会開催報告 その1「コミュニティ経営、非営利から学ぶ11個の組織改革の要点」

2015-01-29 15:29:50 | ES
昨日は、弊協会の新年会でした。第一部は、影山先生の講演です。

講演のテーマは、
「NPOとのオープンイノベーションで人材育成です。私たちにとってはまさに、
グッドタイミングのテーマ。
講演に先立ち、私から今回の新年会の趣旨、そして影山先生の
テーマについてご参集いただいた皆さんに挨拶をさせていただきました。



これからの時代は、お金で動くマネタリー経済と情熱で動くボランタリー経済が
融合する時代。会場には、学生さん達もたくさんいて、彼らへのメッセージとして、
全員が全員、グローバルで大企業が向いているわけではないこと。
 もし、自分が情熱をもって仕事をしたければ、今日この会場に
いる、地域のために、業界のために貢献している情熱をもった社長さんの
会社や非営利団体への就職というのも考えてほしいということを話させていただきました。
 すでに、アメリカでは、ディズニーランドなどの企業を抜いて、学生で一番人気の
ある企業は、NPO法人になっている、日本もその流れがやってきているのです。
 そして、企業は、より非営利法人からこれからは多くのことを学ばなくては、
いけないという話をさせていただきました。
 非営利法人から学ぶべき点を11個挙げさせていただきました。





 私自身、十数年非営利企業に所属した経験や、自分で立ち上げ8年が経過した
今、「大義」というものを持っていない企業は、脱工業化時代の中、
存続そのものが危ぶまれるそんな時代になってきているということを
実感します。
その2へつづく
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農業経営者から学ぶ、コミュニティ経営とコーズマーケティング

2015-01-26 11:19:17 | 地域貢献
~組織の社会性を高め、熱意をもった社員を育てる経営~
地方経済の主役といえば、私は、農家さん達だと思っている。
農業から派生する地域経済は量りしれない。
 再来週は、八戸へ農業セミナーへお招きいただいているのですが、
そのレジュメづくりに、スタッフの瀬戸山君と奮闘中です。


 いつも感じていることですが、地方の成功企業こそ、先進的な経営
をやっている。地方は、いまや課題先進国。この課題を我が事と捉え、
企業のマーケティング力で解決していくというコーズマーケティング
の事例の宝庫は、地方にあります。
 たとえば、伊賀の里モクモク手作りファームさんは、
その一つ。伊賀豚を地域ブランドとしてまずは、地域の人に食べてほしい、
都市では味合えない感動を農村であるからこそ得ることができる
という目に見えない付加価値を生み出している。
 この価値を一緒になって共有し、伊賀の里を愛し、子供たちに自然をふれる
大切さを実感している都会に人たちが一つのコミュニティを創りだしている。
このモクモクファームのコミュニティのメンバーは、お客さんであり、社員であり
そしてパートナー企業です。そこには、組織の垣根は無く、おもいでつながっているのです。
 このモクモクファームからコミュニティ経営の事例として私たちが未来の経営として
学ぶべき点がたくさんあります。
 モクモクファームは、協働的精神を大切にしています。データーを社員間で、共有し社員は、
だれでも自ら積極的に事業を提案できる。経営幹部は、それを真摯に受け止め、提案者
本人が、事業を遂行することができるのです。入社したばかりの社員でも、伊賀の里に貢献する
という熱意を持った社員であれば、自ら事業を起こすことができるのだ!
 だからこそ、若者に人気を誇る企業となったのです。このオープンでフラットの組織は、
これからの新しい組織にとって大切です。大切なのは、現場主義。現場主義であるためには、
熱意ある社員が、その組織のコミュニティにとって何が大切かを常に判断し、自らが
意思決定できる環境が必要です。

 コーズマーケティングが成功するためには、この熱意持った社員の存在が
何よりも大切です。そして、その熱意を持った社員が、動きやすい組織文化を
創りだす経営を心掛けているかです。
 さて、あなたの企業を眺めてみましょう。情熱をもった社員はいますか?
その前にあなた自身が、この会社で誰よりも情熱をもっていますか?
幹部たちは、単に経験が長いから、ベテランだから、能力があるからというだけで
処遇していませんか?これからは、能力、経験よりも情熱です。
 組織は、戦略に従う時代から、組織は、熱意ある現場に従う。時代です。
現場は、常に矛盾に満ち、複雑な問題が起きます。現場は、はじめの戦略通りに
行くことは難しい。この現場の状況を解決できるのは、幹部や人事部が、現場の社員に
高い給与をチラつかせたり、昇進をほのめかして、社員を動かしてどうこうできる時代は
終わりに近づきつつあります。そもそもそんな生半可なモチベーションでは、リスクをとったイノベーティブな
事業を起こすことは難しく、複雑な問題に現場が対処できるほど安易なわけではいのです。
 モクモクファームは、年間売上40億円、年間来場者数50万人です。
地域雇用は、1000人観光客の交流人口で1人の雇用が生まれるといいます。
モクモクファームは、まさに、農業経営から地域経済を動かす、コミュニティ経営を実践しているのです。。
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ビジネスアワード②瀧坪さんの発表シビレました。地域就労支援の堤さんの発表!大いに共感します!

2015-01-13 11:21:45 | 独立開業・小商い
いよいよ、ビジネスアワードの熱き起業家の皆さんのプレゼンタイムです。
今年も、このような素晴らしい場に審査員として参加できること、
坂佐井理事長、江森審査委員長そして、OICHIの関係者の方々には、
感謝!ありがとうございます。

 今回の優勝者は、理美容を営む、瀧坪さんです。瀧坪さん、おめでとうございます。
一人、1席のホスピタリティ溢れる空間とリラクゼーションというコンセプトに
基づいた、調度品へのこだわり。こんな素晴らしいところがあれば、私も思わず利用
してみたくなります。少なくとも、横浜にここまでこだわった理美容はないはず。
 床屋さんの利用者のニーズをモノからコトへとずらし、コンセプトをリラクゼーション
に絞り込み、地域の中でのポジショニングを明確に打ち出す瀧坪さんのプレゼンは秀逸でした。
写真は、瀧坪さんと、江森審査委員長と3人でパチリ!
 


さて、私自身今回の発表の中で瀧坪さんに、以上のことから投票をさせていただいたのですが、
社会性と私自身の現在のテーマと重なるところが大きく応援したいなあと思ったのが、
堤さんの「地域の若者への就労支援事業」です。
 
 


堤さんは、若者にしっかりと地域企業のすばらしい企業活動がしっかり伝わっていないと言う。
そして、中小企業もアピール下手だと本人の大学でのキャリアカウンセラーの経験を通して
これはなんとかしなければと思い立ったそうだ。
 地域の企業の多くが、人材難で悩んでいる。それをなんとかしたい!

そう!その通り!私も思わず、質問に熱が入る!



堤さんとは、一緒に何かできそうだ。少なくとも情報交換はしていきたい。

今年の弊社のテーマは、「日本の働く力を増やす」です。その中でも、真摯に社会に出て働きたいと願う困難を抱えた若者たちの
就労支援です。
中小企業は、人材不足で悩んでいる。高卒の就職率が、7割を超えたといっても
、そのほとんどは、契約社員、派遣社員だ。大卒の有効求人倍率は、確かに改善されたが、
内定をもらえる人とそうでない人の格差の拡大、そして、私たちの社会の水面下で
ニート、フリーターの若者たち、転職失敗、派遣切りになった人たちの長引く失業状態、
障碍者や貧困層の若者たちへ冷たい社会、生活保護、ネット難民、ホームレスの若者の
急増と見えないところで社会の病巣は大きくなるばかり。

 ぜひ、堤さんのような同じ方向性を向いている方々と、
お互いの強みを持ち寄って活動出来たらうれしく思っています。
企業の採用難は、これからも続きます。
 ホームレスに陥ったワカモノが、実は働き者だということ。
 会社の受け入れのちょっとした職場の改善で発達障害のかたが元気に働けるということ
 本人の事情よりも明らかに社会的事情で貧困であるゆえに就業できない若者
 若き日の過ちが原因で二度と社会に復帰出来ずにまた、過ちを繰り返す若者

私は、この複雑な問題を、企業側の立場から、この問題を考えています。

今年は、ぜひ、若者の立場、社会の立場と様々な視点をもった、皆さんと取り組んでいきたいとおもいます。
最後に、横浜の就労支援といえば、この人!
横浜市政策局の関口さんです。




関口さんの「いままでは、行政がこの問題を主体としてやってきたが、
もうこの問題は、大学から、産業界から、各種団体と皆で取り組んでいかないと
日本は大変なことになる!」といって様々な方をつなげ、自ら旗振り役を買って出るという、
少なくとも、私の行政のお役人さんのイメージには似つかわしくない、
素晴らしい方です。
 ぜひ、今年は、自らリスクをとりながら思いを具体的に形にしていく情熱のある方々と
行動をしていきたいとおもいます。
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