中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

弊社の「次世代を担う子供たちへ、地域のはたらくをもっと豊かに!」をAI、IOTの力で。Japan it week秋幕張メッセにAI、IOTの勉強へ。

2016-10-31 14:11:38 | ダイバーシティ
すごい人。弊社のメンバー皆で、AI、IOTの勉強へ行ってきました。



感想。うーん遅れているなうち。

物への欲求がなくなっているという。
家電,携帯、生命保険、損害保険そして、嗜好性がつよいホテルなんかまで
あまり情報をとり、吟味しないで購入しているという。

うーん私自身どうかな?

そういえば、先日寝室用の小さなテレビを購入したが、
パンフやホームページでわざわざ情報を収集したりしないで、
そのまま量販店に行き、これでいいんじゃないか?
と速攻決め購入。



そんなのより、そのあとの昼を何にするかが重要で、そちらの
方は、デパートをぐるぐる、野菜の美味しい店はないかと探していたなあと。

つまり、顧客価値体験こそが大切だという。
それがない商品は、コモディティー化され、amazonや楽天などでことが足りてしまうということだ。

つまり、一つ目のキーワードは、代行

Amazonエコーというサービスはすごい。
トイレットペーパー頼むってその機械にいうと勝手にamazonにつながり、
次の日には自宅に届くというからすごい。



良く仕組みはわからないが、トイレットペーパーや調味料などのなにかにセンサをつけ
それがなくなってくると勝手にAIが判断し、調味料やトイレットペーパーが
届いちゃう。

こうしてみると、顧客価値を感じないものは、代行会社が代わりにすべて
情報を収集してやってくれちゃう時代がもうすぐそこまで来ているんだなあと。
そりゃ店に来ないわけですね。

一方で、もう一つ大事なキーワードがあると。
こちらは、創造。

私のような小さなしかも、そんなにたくさんは、いらない
信頼できる仲間やお客さんと一緒に楽しく人生を送りたい私には、こっちを選びたいのと思うのだが、
そのキーワードが創造。



体験を創りだしていく。

ナイキの例が上がっていたが、ナイキは、昔は単なるスポーツ用品販売業界、しかし、今、ナイキ
のコンセプトは、運動を楽しむだそうだ!

いいね!こっちのほうが私は魅力的なビジネスモデル。
こちらは、IOTやAIをつかって様々な運動を楽しむ仕掛けを創造している。

ランニングアプリは、弊社のメンバーも使っているそうだが、なかまで競い合ったり励ましあったりしながら
楽しく運動をして、トロフィーまで用意してくれちゃう。

私のように三日坊主で終わっちゃう人にはこれは楽しく運動が出来そう。

こちらは、ナイキだけできるわけではなく、いろいろな業者と組んで、
運動を楽しみたい人のプラットフォームをつくり、そこに向かって顧客体験価値という
のを創造している。

つまり、創造性には多様性が必要なんですね。

弊社もナイキに学びたいと思う。
弊社の思いは、「次世代を担う子供たちへ、地域のはたらくをもっと豊かに!」
というコンセプトを掲げている。

そして、それは、私たちの範疇は、地域でよい。グローバルは、ほかの担い手がやっている。
地域の職場、起業家、そして営利、非営利問わず。また、家庭やコミュニティのために頑張っている
個人こそだ。

働くというのはもちろん楽しいばかりではない。
しかし、生活、人生の起きている時間の半分以上は仕事の時間ではないだろうか?
また、お金をもらうことだけが仕事ではない。

そう考えると、はたらく豊かさは人生そのもの豊かさ。

私は、60パーセントの仕事がなくなるといわれる中、IOT、AIをどうせ使うならそんな思いを持った人とつながり少しでも
次世代を担う人子供たちにいまこそ皆でつながり動いていきたいと思う。
古来から日本人は働くことに喜びをもっていた人種であり、それを次の世代に私たちが
引き継ぎ遺していくことが使命ではないかとそんなことを改めてかんじさせる視察でした。


日本初の社会運動家 田中正造から学ぶ「真の文明」そして「真のイノベーター」とは

2016-10-25 10:21:11 | ダイバーシティ
先日 群馬県館林市「足尾鉱毒事件 田中正造記念館」を訪れ 色々とお話をお伺いしました。




栃木県生まれ。足尾銅山の鉱毒に苦しむ人々のために闘い、問題解決のため明治天皇へ直訴した社会運動家、田中正造。日本初の社会運動家です。



館林は、当該事件の被害が最も集中しているエリアの中心で、当時、多くの被害者の方が集まり、声を上げ、反対運動を強めていった、起点となる場所。私たちが埼玉に持つ畑の近く「関宿」が、今も昔も変わらず江戸を守る為の重要なポイントとなっています。



館内をボランティアの方に丁寧にご案内して頂き、渡良瀬遊水地がハート型となった悲しき所以を知る等、私の大切なローカル-栃木県への知識を深めるにとどまらず、今、求められるリーダー像を、田中正造に見ました。




政治的思想や文化、地域、様々な境を超えて共感を呼び、社会を動かしていく。まさにイノベーター。そこには、個人の幸福、思いに裏付けされた、自分ごと=世の中ごとがありました。明確な思いを掲げ、信頼関係の構築、今でも5000もの手紙が残っていることから、共感を呼ぶための働き掛けは大変活発だったといえます。



「真の文明は、山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし」
彼は、川の流れを人間の力によって変えることなく、古くある自然と人々の暮らしを守る大切さを説いています。

「足尾鉱毒事件」は科学がもたらす自然への悪影響が世界的に明らかになった事例でもあます。
農業において化学肥料の使用による環境への影響も指摘されている昨今、田中正造から学ぶことは多く、農業という枠を超えて、時代や地域を超える【リーダー】を考える上で、大変役に立つのではないかと思います。



この後は、足利に移動し、渡良瀬橋を歩き、そして、日本最高級のココワインを製造する ココファームワイナリー へご訪問。
本当に多くを学ぶ、明日備=遊びの一日となりました◎

次回11月6日(日)足利に明日備の旅に行く予定です。

そして、11月26日(土)は、日光東照宮にて、有限会社ココ・ファーム・ワイナリーの池上専務のお話を伺いながら、ココワインを楽しみませんか?
http://social-jinji-roumu.com/farming/gj2016_11.html

https://www.facebook.com/events/1620744754889651/



来週行う、セミナーのレジュメ完成!ダイバーシティ時代のES目標面談

2016-10-14 19:22:49 | ダイバーシティ
いよいよ来週末は、セミナーです。多様な時代の人事制度はいかにあるべきか?
そんな話をテーマにさせていただきます。

今回は、来月弊社でご講演をお願いするココファームさんでの事前訪問での感想からセミナーの口火を切りたいと思っています。



ココファームさんは、某航空会社のファーストクラスのワインや、洞爺湖、沖縄のサミット、G7などでも使われた世界に誇るワインをつくっている素晴らしいワイナリー。

そのキーワードは、ダイバーシティインクリュージョン。

いま、政府の方針もあり、多くの企業は働き方変革の中、ダイバーシティを進めています。
しかし、ココファームさんを視察して思うのは、ダイバーシティが、文化であり、当たり前なのです。

障碍者と健常者。そのタイプが違う両者を最高級のワイン、働く喜びという高質な思いの実現に1つのものにしていく。

個人か組織化、短期か長期化、ライフかワークか、国内か国外か、若者か高齢者か、男性か女性か、正社員か非正規か?

そこには、断絶と二項対立の世界が横たわっています。どうも、いまの人事制度ではこれら相矛盾するものをマネジメントするような制度になっていないのではないかと思うのです。そして、この問題は、日本経済がはじめて遭遇する課題だといってもよい未知のテーマなのです。

そのキーワードは、つながりです。相矛盾したものをマネジメントするための人事制度。
つまりは、差異のマネジメント。そこには、いままで成果主義の権化のようにいわれ悪役であった目標管理の本来的な意義、ドラッカーのMBO本来の目標によるマネジメントに立ち戻りそれをスパイラルアップする。

今回のセミナーでは、弊社が業界に先んじて探求してきたES組織開発の手法と目標管理をいかにつなげるのかといった私なりの経験知を皆さんにお話するとともに皆さんと一緒に考えたいです。

創造は共感から生まれます。単なる知り合いでは、新しいイノベーションは生まれません。異質なもの同士がつながりあうには強い思い、エネルギーが大切です。そこからしか、イノベーションは生まれないと私は思っています。

ココファームのワインを味わいながら、つながり、共感のエネルギーの凄さを改めて思うのです。