中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

新しい自律分散型組織の賃金体系

2018-12-27 10:09:15 | 人事制度
 今年の初めに出版された書籍「ティール組織」(英治出版 フレデリック・ラルー/著)は、大きな話題になりました。このティール組織に代表されるような、これまでの統治型組織とは全く違い、一人一人が仕事の決定権を持ち、自律しつつもつながりを重視する働き方が、徐々にですが日本でも見られるようになってきました。このような働き方を私たちは「自律分散型組織」と言っています。



 これからの時代の「自律分散型組織」の賃金制度を考えるにあたり、重要だと思われるのが「組織の自由な活動を妨害しない」という視点です。これは、賃金制度に限りませんが「自律分散型組織」においては、できるだけ具体的なルールは定めず、組織の原理原則(例えばクレドなど)に沿って一人一人が判断するということを重視していくべきです。自律した働き方をするのに、一番の妨害は無駄なルールや上司や他者からの具体的な指示です。ただし、自律した行動をとることと、わがままで自分勝手な行動をとることは全く違います。自律した行動をとるということは、組織にとってもっともよい決定をしなければならず、個人的利益のために動くことは自律分散組織を崩壊させてしまうのです。そのためにも、一人一人が組織全体を見る高い視点を持って意思決定できるように、情報を共有し、必要に応じてコミュニケーションをとる体制、文化が重要になります。いわいるピア・プレッシャーが常に働いていることが組織に求められるのです。

 それでは、自律分散型組織ではどのように賃金を決定すべきなのでしょうか?
 書籍「ティール組織」の中では、ティール組織の賃金制度は次のような特徴があるとされています。

●ティール型組織の賃金について  
・基本給については、他の社員とのバランスを考えながら自分で定める。
・賞与はないが、全社員平等の利益配分がある
・給与の格差は小さい。     
        
●賃金格差について 
・実力主義という考え方を認めていないわけではない。しかしある人の給与が他の人の給与の数百倍というのは限界を超えていると考えているようだ
・生活するうえで基本的なニーズをカバーするのに十分な給与がすべての従業員にいきわたっているか」どうかが極めて重要だ 

 自律分散型組織では一定の生活保障給的要素は大前提となります。成果を出す社員が大金の給与を得ているのに、一方の社員が生活ができないというような賃金体系にはなりません。そもそも、どこまでが個人の「成果」なのか、直接的に測ることは今後ますます難しくなっていくでしょう。現代において「課題」は複雑になってきており、それを解決するためには多くの人の知恵と力が必要となってきているのです。
しかし、給与の格差を全くつけないかと言えば、そのようなことはありません。逆に、すべての情報をクリアにし、その組織にどれだけ貢献しているかをこれまで以上にシビアに評価されることになっていくのではと予想しています。

 自律分散型組織の賃金体系(例)



自律分散型組織の報酬は大きく3つに区分されます。一つは「基本給」です。これは、実力給とも言え、「社外市場価値」と「社内市場価値」の組み合わせにより、総合的に決定します。ベースになるのが「社外市場価値」であると言っていいでしょう。その地域、その職種が、今どのくらいの賃金で推移しているのかを調べ、その職種の賃金の幅を決定します。原則的には、その幅の中で「社内市場価値」により、その社員の実力給を決定します。社内市場価値の決定要素は「組織への貢献度」です。これは、直接的に売り上げに貢献しているということだけでなく、組織のブランド力アップやチーム力強化など、様々な面から評価されるべきです。この実力給の評価は、関係するすべての人間がかかわって決定することが理想でしょう。具体的には、A部門の人件費の予算に対して、だれがどれだけの給与を受けるのか、その配分を決定する会議を当事者全員で実施するのです。このようなやり方は、これまでの日本人では抵抗感があるかもしれません。しかし、例えばフリーランスの人が何名かでプロジェクトを推進する際、その役割や貢献度に応じて売上金の分配は決定されます。これからは企業の中でも、一人一人が自律したうえで、自分のできることでチームに貢献することが求められるようになり、その貢献度に応じた給与の分配を行うことは自然の流れともいえるのです。ただ、その際に重要なのは、それぞれの貢献ややっていることがメンバーに共有されていること(しっかりと見えていること)と、メンバー間に信頼関係があることです。給与の見直しは1年か6か月に1度とするのが現実的でしょう。また、それぞれに生活のあることを考えると、現状の給与額をベースに考えて来季の給与を決定する(つまりあまりにも大きな変動は原則として実施しない)べきです。
次に手当ですが、これは実力給とは違い、極めて客観的に定義できるものでなければなりません。法律的にも今後、「同一労働同一賃金」がスタートすることもあり、意味の曖昧な手当は廃止すべきです。自律分散型組織では、「家族手当」や通勤手当、それに会社の近くに住むことを推奨する「近隣手当」などを導入することが相性がいいのではないかと考えられます。
そして賞与ですが、これはチーム単位での支給が基本となるでしょう。成果がでたのは誰かひとりの手柄ではなく、それにかかわったすべてのメンバーのおかげだという考え方です。チームメンバーで一律に分配するのもいいですし、チーム内の話し合いで分配比率を決定してもいいでしょう。


 さて、ここまで自律分散型組織の在り方と賃金制度をみてきましたが、このような時代の分岐点では重要なことがあります。それは、いきなり「自律分散型組織」になることを宣言し、その制度を導入することは逆に混乱を招くということです。自律分散型組織の中で働くためには、社員一人一人が、しっかりとした仕事観をもって自律し、さらに、組織全体への貢献ができる人材に育っていなければなりません。個人の利益を求めるのではなく、組織全体の利益に基づいて行動できる社員にならなければならないのです。逆に言えば、そのような考え方、行動ができない社員は、これまでどおり、ルールや命令を前提とした働き方をしてもらい、上司からの評価によって給与や賞与を決定すべきなのです。新しくスタートしたベンチャー企業ならまだしも、一定以上の歴史のある会社で働く社員が、その働くスタイルや考え方を急に変えることは難しいでしょう。例えば、自律的に働くことができる社員は、「実力給」とするが、まだその段階にない、命令やルールで働く社員については、これまでどおりの「職能給」などの賃金テーブルを適用する、ハイブリッド型賃金制度などを移行段階においては検討すべきでしょう。

(有)人事・労務 社会保険労務士 畑中義雄


ウチの農業部門でもラオス人を雇用できる?! 注目の2019年4月施行!改正入管法

2018-12-11 20:23:46 | ダイバーシティ
改正入管法が成立。
どうやら「農業」にも外国人の単純労働の受け入れが認められる?
今回は今とても気になる!2019年4月よりスタートする改正入管法を緊急レポート◎

■2019年4月施行!入管法改正の背景と経緯
昨今より、深刻な人手不足に対応するため、度重なる日本の出入国管理制度の見直しがなされてきました。
そして、深刻度が極めて高いと考えられる14業種において、この問題に対応するため、「一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を受け入れる」という趣旨の下、在留資格「特定技能」を新設し外国人労働者の受け入れを拡大、2019年4月より施行されます。
従来、認めてこなかった単純労働分野への受け入れに道を開き、日本の外国人労働者政策の大転換です。


■新設!在留資格「特定技能」とは?
新たに在留資格「特定技能1号」と「特定技能2号」の2段階が設けられます。
「相当程度の知識または経験を要する技能」を持つ外国人には「1号」を与える。最長5年の技能実習を修了するか、技能と日本語能力の試験に合格すれば得られます。
在留期間は通算5年。家族の帯同は認めない。
「農業」や「介護」など14業種での受け入れを想定されています。
さらに高度な試験に合格し、熟練した技能を持つ人に与える「2号」は1~3年ごとなどの期間の更新ができる。
更新時の審査を通過すれば更新回数に制限はなく、事実上の永住も可能となる。配偶者や子どもなどの家族の帯同も認める。

■気になる!対象業種は?
特定技能は「特定技能1号」と「特定技能2号」と対象職種が異なります。

【特定技能1号】
「農業」の他
建設業
外食
介護
宿泊業
造船
ビルクリーニング
素形材産業
産業機械製造
電気および電子機器関連産業
自動車整備業
航空業
漁業
飲食料品製造業

【特定技能2号】
対象職種未定 ※制度開始後数年間は受け入れしないことも検討されています。

※在留資格「介護」への移行は別途検討事項。



■これからどうなる?日本の外国人雇用事情!

1号での受け入れ人数は5年間で最大34万5150人を想定。
1号による在留者数などを踏まえ、2号へ移行するための試験整備などに着手するとしている。
また、政府は、外国人の日本語習得支援や生活相談窓口の設置など総合的対応策にも乗り出すとしている。

…ということで 2019年4月より

農業経営を営む皆さんにも外国人技能実習生とは異なる形で 広く外国人の受け入れへの道が開かれます!

今回は この改正入管法で何が起きるの?といった概要の部分をお伝えさせていただきましたが 今後引き続きこちらで詳細をレポートしていきます。



近い未来。ますます日本に外国人の方が増えてくることは確実です。
マイナスなイメージも少なからず日本にはある外国人雇用ですが
ダイバーシティ経営!
国境を越えて次世代の傍を楽に。
笑顔を生み出せるような経営のカタチを目指す企業への変容を後押しできるよう
組織の土壌を耕すココロミを考えておりますので、外国人雇用を進め更なる発展を志す経営者がおりましたら是非お話をお聞かせください◎

Y’sティー根本社長に学ぶ!共存を実現する「CX」戦略

2018-12-10 22:15:47 | 地域貢献
今年で10回目の開催となる【日光街道まるっと学び舎プロジェクト】3日目。

私が案内役を引き受けた「マチ歩き」チームは
美しい自然が感じられる今日この日にマチ歩きが出来て良かった!と思わせてくれた「鷹見泉石記念館」からスタートし、
進化系!道の駅としてカンブリア宮殿に取り上げられた「うつのみや ろまんちっく村」(株式会社ファーマーズ・フォレスト運営)を視察。
https://ameblo.jp/hatarakuba/entry-12422339155.html

そして 昨年の基調講演頂いた「未来から選ばれる企業」に選ばれる「Y’sティー」の根本社長を訪ね直々にお話を頂きました。



根本社長が開業した2006年当時は全国43位だった宇都宮市の紅茶消費量が
2008年~2010年の平均で全国1位になるまで上昇。
昨年2017年にはジモト小学校での「紅茶部」のココロミが“生き抜く力を子どもに”として文部科学大臣賞を受賞。

お会いする度に新たなココロミをしている根本社長。
つい先日も「マインドフルネス紅茶」企画があることを伺い
「ぶっちゃけ寺」で話題を集める宇都宮市・光琳寺の井上副住職とのご縁を頂いたばかり。
https://ameblo.jp/hatarakuba/entry-12423646500.html

株式会社ファーマーズ・フォレスト 松本社長とのご縁も根本社長から頂いたもの。
案内役を買って出た私自身が今回の多い行程を心待ちにしていました。


さて20代の若者たちに根本社長はどのように映るのか。



人生は選択の連続~何で社会貢献できるか?これは自分がやるべきことか?
大手製薬会社を退職。
ジモト宇都宮市の中心市街地の衰退を痛感し同時に人々のココロにも同じような問題がある事に気づく根本社長。
「人と地域を同時に元気にできるものはないか」と考え「5000個」の単語を書き出し その中で根本社長の理想をすべて満たしていたのが「紅茶」だったそう。


まさに自分基点のイノベーションの道のり。


最近は協働・オープンイノベーションという言葉が独り歩きして
世界の飢餓を救う
女性が働きやすい世の中へ
等いわゆる大衆ウケのイイ言葉に乗せて働きかける動きも目立つが
「個人起点」がなければムーブメントは持続しない。
一過性のものに留まってしまう。


根本社長のジモト宇都宮市の「人と地域を同時に元気にできるものはないか」と独り考え帆を揚げ
その思いに共鳴する人が後押しするように追い風が起き動き出す。
個人基点のイノベーションこそが 持続的な経営の重要な要素の一つだ。



サロン限定で先行して楽しむことができた
青森のカシスを活かした「青い森の黒い宝石」の豊かな香りに包まれながら 根本社長のお話を伺う。

新たな紅茶の発想はどのように生まれてくるのか?
社会人一年目・弊社インターン生から質問が出た。


目の前の方の、その地域の方の、笑顔が生まれるか?
シンプル。


幾度もその土地に通い
地域の魅力や課題を客観的に学ぶとともに
ジモトの方との対話を繰り返し
地域への想い・誇りを引き出しながら
一つの紅茶を創っていく。

根本社長がつくる紅茶でありながら
そのプロセスを通して
「地域の物語」を紅茶を通してカタチにしている。


疲れた女性が多いと感じれば、女性に寄り添い紅茶をつくる。
誰かを祝う紅茶であれば、その思いに寄り添い紅茶をつくっていく。


お客様の心に寄り添う・社会や地域に寄り添うことで生まれた紅茶は
まさに「CX(顧客経験価値)」の発想。

他が真似ることが出来ないだけでない、
他のモノと闘うこともなく共存する、
オンリーワンの物語を根本社長は提供しているのだ。


そんな物語が国内そして国境を超えて「紅茶」とともに語り継がれていく。
「未来から選ばれる会社」の経営のカタチを学ばせて頂きました。

Y's tea × 人事・労務 =「どんな紅茶??」

2018-12-10 20:52:04 | ES
有限会社人事・労務の20周年を記念して、弊社オリジナルブレンンドの紅茶をつくるにあたり、いつも大変お世話になっている世界のお茶の専門店 Y's tea の根本社長にお越しいただき、ブレストミーティングを実施いたしました。



いつも文字や言葉で理念を伝え、ファシリテーターとしてお客様に対応している私達ですが、今回は根本社長のファシリテーターの下、弊社の20周年の想いを紅茶という文字や言葉以外で表現するという試みです。



どんな紅茶になるか、私達も楽しみです。

さて、この日の前に、社内のメンバーに回答してもらっていたのがオリジナルブレンド紅茶をつくるにあたってのコンセプトシート。
まずは、各自ひとりひとり「うちの会社とは・・?」を考え、それがどのように紅茶に結び付くか、コンセプトをイメージしてから、この日のブレストミーティングに臨んでもらいました。

ブレストを進める上で、まずは3~4人のチームで自分の意見を出し合って、その後チームごとに発表し、出てきたキーワードをホワイトボードに羅列しながら、意見を出していきました。



うちを色で表すと何色?という質問に対して多く出た意見が
「オレンジ」。

色は同じでも理由がそれぞれ分かれ、
「あたたかさを感じる」
「太陽」「大地」「希望」
また、
「日光街道まるっと学び舎プロジェクトのジャンパーの色」という意見も!

理由をちゃんとつけて説明する、というのが大事だそうで、意見を出すうえで各自必ず添えて意見を出しました。




また、面白い!と思った色が「白」。
理由としては「変化できる。染まることができる。柔らかにする。」
コンサルする立場として、柔軟に、お客さんの色に染まることができる、というのは確かに弊社の強みのでもあるな、と思いました。

一方で、1色には決められない!オレンジとグリーンの“モザイク”で、ダイバーシティ―をイメージするメンバーも。
ダイバーシティ・多様性、という言葉は、うちらしさ、という点で共通したキーワードでもありました。



出てくる他のメンバーの意見を聞いていると、自分ひとりでイメージしていたものと違い、「あ~、なるほど」というもの、「え!!」というもの。
いろんな意見が出るも、想いの軸の部分は皆似ていて、それを共有できるのは、嬉しい瞬間でもありました。
その中からどの方向性でどのようにして紅茶というもので表現できるかを考えていくというのが難しいなと思いました。
ただ、まったく紅茶と結びつきそうもなかった私たちの意見が、徐々に根本社長のアドバイスにより、形が見えてきたように思えます。

田舎の縁側で日向ぼっこしているような雰囲気のフレーバー!太陽や土のにおい!など、到底紅茶とはイメージがかけ離れたフレーバーばかりあげてしまい根本社長を困らせてしまいつつも、そういった自由な意見が大事で、その背景にあるストーリーを深くしていって結び付けていく事が重要ということで、とにかく自由に意見交換を進めました。



今まで、フレーバーティーは香りと味を楽しんでいましたが、つくる上では、その果物がどこで採れたか、味や香りだけでなく、その果物が生まれた土地や環境についてまで考え、ストーリーにしていくということ。
例えば、リンゴであれば青森など寒い場所で採れるので北のイメージ、逆に南国で採れるものは暖かい、太陽を彷彿とさせる果物。
また、生姜やシナモンなどの“スパイス”とされるものを入れるとうちがイメージする“多様”とは逆に個性が強いので“個”のイメージとなり、単純にその味により好みが分かれやすいこともあり、万人受けしづらい、など、その素材やフレーバーの持つ力、というものも教えて頂きました。

そして、文字や言葉というのはもちろん大切ですが、大切なものやコトは、実は文字や言葉ではなかなかすべてを表現することはできない、五感で伝えていく大切さを今回の根本社長の芸術的なセンスで学びました。

弊社のクレドと共に大切な想いを紅茶で伝えたいと思います。

次のミーティングまでに宿題も課され、今度は味にフォーカスして意見をまとめていきます。

うちらしい紅茶、どんなフレーバーになるか??
皆さんもお楽しみに!!

畑仕事ってマインドフルネスかも

2018-12-05 13:31:02 | ES
畑仕事をしていると、ふと時計を見て、
「え!もうこんな時間!?」と叫びたくなるときがある。

草取りや草刈り、耕運機など、案外単純な仕事をしているときにその現象に陥ることが多いように思う。

そんなときはたいてい、土の表面を見ているだけでなく、土の中がどのようになっているのか、葉や実になにか変化がないか、など、想像したり観察していることが多い。

話は変わりますが、先日、宇都宮にある光琳寺へ井上副住職のお話を聞きにいきました。





井上副住職は、人気テレビ番組「ぶっちゃけ寺」にも出演する方で、宗教学だけでなく心理学も学び、仏教や瞑想をメディアを通してわかりやすく伝えているちょっと変わった親しみやすい方です。

訪問のメインテーマは、「マインドフルネスについて学ぶ」こと。

素晴らしく面白いお話、経験が短い時間の中でたくさんありましたが、一番大きな衝撃は、瞑想、マインドフルネスは、
「無の状態になる」ということではなく、「1つのことに集中する」ことだったということでした。

実際に、井上副住職から渡されたのは、アーモンドチョコ。

うん、大好物。

しかし、井上住職からは
「これを5分間かけて食べてください」
と説明が一言。

これ、簡単そうに聞こえますが、とても難しいことなのです。

5分間、じっくり、変化を感じながらただアーモンドチョコを食べていただけなのですが、いくつもの小さな発見がありました。

観察、洞察をするだけの5分間。
そう、まさにこれがマインドフルネスなのだそうです。
集中→雑念→気づく→戻す→集中、、、
この繰り返しの5分間でした。

さて、話を戻すと、
おそらく、畑での集中した時間も、まさしくマインドフルネス、の状態だったのではないかと、今振り返ると思います。

「農」の生み出す価値は、農作物という成果物だけではない。

そのプロセスも、価値そのものなのだ。

田心マルシェでは、農薬不使用の野菜を販売しているだけでなく体験など新しい価値も、消費者の方々に提供していきます。



生産者の方、消費者の方、飲食関係の方、次回は2018年12月8日(土)に開催しますのでぜひご参加ください! 詳しくは▼