我々の業界では、働き方改革ブーム。セミナーの話をいただく。それはそれで大変ありがたいのだが、大抵が働き方改革の法律の話をしてほしいとなる。
企業に社員に法律でこうなってるから守るように先生から話してほしいと団体や社長から話をいただくのだが多少の後ろめたさ感じながら引き受けることになる。
それは、
社長自身もそして依頼してくる団体の担当者もそしてなにより、私自身がおそらく現場を見てきている仲間の先生方も法律の話だけで会社が社会が法律の通りに変わるとは思っていないことだ。
一時間のセミナーだとしたらもう法律の話は、20分くらいにしてそれ以外のことを伝えましょうというのだがそうはならない。やはり受けがよいのは法律の話だ。
この書籍は働き方改革のその先。行きすぎた多様性の中、どのように組織を進化させていくのかの考え方が出ていると私には思う。
残りの40分の話だ。

構造構成主義という考え方。
いまの働き方改革への話の展開は法律の話か、ダイバーシティの話かを軸にしている。
この二つが行きすぎると、客観主義の合理性にとらわれ、正解は、法律はこれだと押しつけ人間性の否定に繋がる、一方の社会構成主義の行きすぎた多様性からは、社会が組織がバラバラへと陥る危険性と、この二つの側面のどちらかに陥りがちだ。この本は、新たなフェーズを提示しているように思う。
働き方改革をもっと俯瞰して見れば、法律は、全体の中の一部分。システムの部分に焦点を当てた話で、働き方改革に伴う個々人の意識の問題やチームの文化やコミュニケーションの変化、あり方といった内面の部分については置き去りにされている。法律の知識と同じぐらい、いやそれ以上に大切なのだ。内面が置き去りになると、社長も社員もただ自分の主張で法律を振り回すからたちが悪い。
子供に刃物を渡すようなものだ。
セミナーでは法律の話をとなり、なかなか受けが悪いがたまに変わってる社長や団体のリーダーがいる限りやりつづけていく。
企業に社員に法律でこうなってるから守るように先生から話してほしいと団体や社長から話をいただくのだが多少の後ろめたさ感じながら引き受けることになる。
それは、
社長自身もそして依頼してくる団体の担当者もそしてなにより、私自身がおそらく現場を見てきている仲間の先生方も法律の話だけで会社が社会が法律の通りに変わるとは思っていないことだ。
一時間のセミナーだとしたらもう法律の話は、20分くらいにしてそれ以外のことを伝えましょうというのだがそうはならない。やはり受けがよいのは法律の話だ。
この書籍は働き方改革のその先。行きすぎた多様性の中、どのように組織を進化させていくのかの考え方が出ていると私には思う。
残りの40分の話だ。

構造構成主義という考え方。
いまの働き方改革への話の展開は法律の話か、ダイバーシティの話かを軸にしている。
この二つが行きすぎると、客観主義の合理性にとらわれ、正解は、法律はこれだと押しつけ人間性の否定に繋がる、一方の社会構成主義の行きすぎた多様性からは、社会が組織がバラバラへと陥る危険性と、この二つの側面のどちらかに陥りがちだ。この本は、新たなフェーズを提示しているように思う。
働き方改革をもっと俯瞰して見れば、法律は、全体の中の一部分。システムの部分に焦点を当てた話で、働き方改革に伴う個々人の意識の問題やチームの文化やコミュニケーションの変化、あり方といった内面の部分については置き去りにされている。法律の知識と同じぐらい、いやそれ以上に大切なのだ。内面が置き去りになると、社長も社員もただ自分の主張で法律を振り回すからたちが悪い。
子供に刃物を渡すようなものだ。
セミナーでは法律の話をとなり、なかなか受けが悪いがたまに変わってる社長や団体のリーダーがいる限りやりつづけていく。