中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

「職場の習慣」のススメ

2022-05-16 18:10:14 | 組織開発・社風改革

私たちの会社では「職場の習慣」という冊子を毎月発行してます。

 

今では、冊子版と共に「バーチャルオフィス」内でネット上でも職場の習慣を使えるようにしています。

 

誰でも気が向いた時に気づきや反省、心が動いたことなどを入力しています。そして誰でもその日記を見ることができる。

だから、一見気取ったことや、カッコいいことを書いてしまいそうですが、こんな感じで、

みんな、飾らぬ言葉でその日感じたことや出来事を書いています。

 

だから、一緒に過ごさなくても、他スタッフの行動や、悲しかったこと、嬉しかったことが見るだけでわかります。「あーこのスタッフはこういうことが好きなんだ」とか。

そして、更に読んだ「仲間」は感想や質問をさらっとコメントを添えています。

ここで大切な感覚は、「仲間」ということです。上司でも部下でも、先輩でも後輩でもない。

必ずしも先輩が、後輩の書いた文章にアドバイスをするわけではないのです。

何かピンとひっかかった文章に対し、後輩だろうが先輩だろうが関係なく、書き込みをしています。それは質問だったり感想だったり、自由に書いています。

その書き込みに対し、またお返事したりするときもあります。

 

 

まさに「交換日記」。

 

私は子供の頃、友達や母親と交換日記をしていました。ノートが返ってくるのが待ち遠しかったり、返ってきたノートを開く楽しみだったり。いつもワクワクしていました!

そして今、あのワクワク感を毎日体感しています。

朝、会社に着いて、PCの前に座った私は何よりも先に「バーチャルオフィス」の「職場の習慣」を開きます。お客様からのメールをチェックするよりも私にとっては大切な時間です。

 

「誰か私の文章にコメントしてくれてるかな?」「他のスタッフは昨日どんなことがあったのかな?」ってワクワク!

私たちにとって職場の習慣は「距離感の近づく」ツールになっていると感じています。

(注:現在バーチャルオフィスは会社単位での使用となりますが、チーム内、部署内などのでの使用の場合は、職場の習慣(冊子版)がありますので、ご興味があれば是非。)

 


図書館が街の出島に話題の武雄図書館へ。

2022-05-09 18:07:57 | 日記

唐津への時間がなく民藝の里を体感する機会は次回にとっておき、コミュニティデザインでしばしば話題になる武雄の図書館へ大人の社会見学へ。

麦の生産でこのあたりは有名とだけあって、のどかな風景が続く。

ここに図書館があっても利用する方がいるのかなと疑問に感じながら車を走らせる。

忽然と沢山の車がとまっている場所が見えてきた、おぉここか!と。建物がまず何より美しい。

そして学生や若い人がテラスで食事を楽しむ。ここだけ異空間だ。

まさにここはローカルから都市へとつながる地域の特別な場所。
たぶんこの図書館が出来ることは、街全体を揺るがす大事件だったろうと想像がつく。
現地に行って感じた。

それを確かめるべく色々調べてみたが、やはり民間が図書館を運営すると言うことに対して住民の中で図書館のあり方について反対の意見もあったようだ。自分達の馴染みの居場所がファッショナブルになる喪失感や図書館の中に本屋が併設されて商業施設の兼ね合いが出てしまったことに対する違和感。

なにより地域の郷土資料や文献を扱うスペースが縮小されてしまったことなどこれは図書館ではないと、文化的な側面も指摘されていた。

しかし一方で、この新しい図書館のおかげで自身が生きる希望を持った若者や図書館に、よそ行き姿でおしゃれをして行こうと変容していく者や、ここから新しい社会に飛び込もうと学ぶ意欲がわいた若者たち。

そして何も誇るべきものがなかったわが街に、図書館があるという誇りが出来たことなど、沢山の素晴らしい側面もマイナス面以上に指摘されている。

私はまさに出島のような場所だなあと感じた。
出島は何かと事件が起き話題に尽きない。
江戸の社会でも常に危険な場所であると同時に可能性を秘めた場所であった。
しかしそれをウェルビーイングの視点でみると、
江戸時代の出島、織田信長の楽市楽座のような時空は、異質をうまく取り込みながら社会を元気にしていくそんな場所だなあと。

夢や希望を持った若者が出島に訪れ日本を変えていく。鎖国政策のなか同質性が高まった当時の江戸にとって出島は可能性の玄関口だったに違いない。

リスクはストレスになり確かに行き過ぎると社会不安をもたらし社会が精神的な病に陥る。
しかし程よいリスクは社会にイノベーションを起こし生きる希望や未来への可能性を与える。

会社も同じではないだろうか?

ウェルビーイングな視点から会社の中にリスクを恐れずに地域や他社とつながる出島、コミュニティをあえて設ける。

弊社も2つの出島を持ちコミュニティ経営を推進しているが、出島同志が結びつき職場にうねりをもたらし、職場そして日常が活気づく。

江戸の若者が郷土を離れ出島を旅し異文化に触れまた郷土にもどり少しずつ社会を変えていくように、私達の職場も毎日誰かが出島に行き新しい文化や気付きを職場にもたらす。

沢山の住民が誇りや自身の変容、日常への張り合いや可能性を武雄図書館に見出したというこの時空の存在は、
改めて出島のウェルビーイング的役割を感じる良い場所であった。


山口・洞春寺にお伺いして感じた、Well-beingな地域と職場の未来像

2022-05-06 20:03:04 | 組織開発・社風改革

3月に開催したJES春のてらこや でお話をしてくださった深野住職がいらっしゃる山口の洞春寺さんへ。

新緑あふれる川沿いの町並み。歩くスピードの速さが自慢のわたしが思わず時間を忘れてゆっくり歩いてしまうほど、居心地よい道が続きました。

山門を眺めながら道を入ると、何やらにぎやかな声と共に深野住職がいらっしゃいました。

お寺で暮らしていたヤギが里帰りとのこと。

 

まもなく出発するヤギの向こう側に見える山々との境目には、お隣で暮らす子どもたちが描いた絵がいろどり豊かに並んでいます。

いろいろなものが存在する多様な空間にワクワクしながら、中へご案内いただきました。

水之上窯。

ご縁あってここにこの場ができたことで生まれたという新たな人たちの往来。
前の晩には、萌春と呼ばれるBarが開かれ、まちで暮らすさまざまな方たちが静かに集い、語らいの時間を過ごしたそうです。
ヤギの親子がおいしそうに草をはむ姿を眺めながらいただく、搾りたてのヤギ乳。

こんなにゆっくりとした時間を過ごすのは久しぶり。自分の身体時計が整ってゆく感覚がありました。

お寺で暮らすお弟子さんが創ったという現代アート風の表現物。

その先にはツリーハウス。

コロナ禍に3密を避けながら継続的に開かれたという映画上映(No密映画祭)。

二代目マル住職。Facebookでは、おてんばな子だなと思っていましたが、実際に会ってみると、おしとやか・甘えんぼうな印象。

ちょうど昼休みの時間に入り、ご近所の県庁で働く方々が「マルちゃん~」と呼びかけながら立ち寄っていく様子をみて、日光街道を歩きながら体感で学ぶ「地域のつながりの基点」、という言葉が頭に浮かびました。

地域にあるさまざまな関係性を結び付けたり整えたりする介在役・触媒役たる存在が、「このまちは居心地が良いな」と思う地域には必ずあります。それは、人間だけではなく、古くからある建造物だったり、その地で経営する会社であったり、昔からまちを見守っている大木だったり。

そのようなつながりの基点が存在するから、人やモノや情報が往来し、暮らしや仕事やこころみが動いていきます。そして、それら一つひとつの働きから新たな価値が生まれ、次なるこころみを興す原動力になったり、それらを眺める周りの人たちにもエネルギーが伝播し、まち全体のWell-Beingが高まっていく。
道を歩いていると、つながりの基点から生まれる作用が地域に循環しているさまを体で感じる地域が要所要所で出てくるのですが、ここ山口で感じる居心地の良さも、時空を越えた多層的なつながりの基点として洞春寺さんが存在しているからなのでは、と感じました。

帰り道は、同じ川沿いを歩きながら、小さな醤油屋さんに立ち寄り、ちょうど切らしていた醤油とアイスを購入。一気に汗が噴き出す暑さだったこの日、優しい甘さのアイスで体を冷やしつつ、心はたくさんのエネルギーを吸い込んだ感覚で、帰りの新幹線に乗り込みました。

つながりの基点に往来する多様な人・価値観・情報が、場の源にあるおもいと紐づき、自然と新たなこころみが生まれたり新たな一歩が促されたりする。洞春寺さんのような場が各地に基点として存在したら、どれほど居心地よくジンワリと幸せ感を得ながら暮らすことができる地域が広がっていくことだろうか。

わたしたちは、日頃の業務を通じてつながり豊かなES実践企業を増やし、活動を通してここ台東区日光街道沿いのまちとご縁を深めていますが、「ES実践企業がコミュニティ経営を推進することで、職場の延長線上にある地域の健全性も高まる」というWell-Beingの視点を意識しながら、洞春寺さんや山口のことを思い浮かべつつ、取り組みを進めていこうと思いました。

 


自然農法を通して私たちが伝えていきたいこと〜Earth Day Tokyo 2022

2022-04-20 20:00:00 | 地域貢献

皆さん、こんにちは!有限会社人事・労務の志村です。

先日4月16日(土)17日(日)、ワーカーズさんのご縁で、903シティファーム推進協議会が「Earth Day Tokyo 2022」に出店致しました!

 

せっかくの素敵な機会!

コミュニティを実践する仲間である、ウェルファイアカデミー卒業生にお声掛けして、

「あやせのえんがわ」の森川さん

「Share Re Green」の瀬戸山さん

と共に『ウェルファイな森』として共同出展。

私たち903シティファーム推進協議会のコンセプトは、「農と食を通して、90分圏内にもう一つの居場所を持ち、3割程度のお金に依存しない自律した生き方を体現する」です。

お金中心の社会から、つながりがめぐる社会の実践。



田心カフェでは、土づくりからこだわり、自然農法や固定種栽培をされているお野菜を販売しました。

農家さんの思いや、私たち903の思いや活動に共感して、お野菜を手に取ってくださる方が大変多かったと感じています。


自然農法に興味を持つ方が私たちに声を掛けてくださり、農業を通して多様な生物が暮らしやすい持続的な社会を醸成していく取り組みを色々と教えてくださったり、若い方々も予想以上に関心を持つ方がたくさんおり、様々な交流が生まれました。

 

今後は、自然農法や自然栽培の野菜を仕入れるだけではなく、実際に学びながら田心ファームで実践していこうと考えています!

循環畑の吉原さんとのご縁から自然農法の中でも「菌ちゃん農法」という農法があると知りました。

菌ちゃん農法とは、

森の生態系のように、落ち葉や木の枝や、枯れた草木などが土に戻り、微生物の力を活用して植物が育つ。そんな自然の循環に沿って育てる方法です。

畑では発酵させた生ごみまたは雑草と発酵を促す微生物たちを一緒に投入し、畝に雑草マルチをかけて、外部から雑菌が入りにくい状態にします。

すると、土壌全体が発酵の方向に働くようになり、土着の菌たちが一緒になって生ごみを発酵分解し、様々な有用な成分を作りだしていきます。そうなると、土はますます完全な発酵状態に近づき、野菜は化学肥料なしに、青々と育ち、病気も虫の害も少なくなり、元気で美味しく育ちます。

 

管理された畑とは違い雑草も野菜も皆が共生する。

雑草か野菜かを分けているのは人間のモノサシで決めていることで、本来は共生しお互いの良さを引き出し、ダメなところを補いながら暮らしています。

現代のような個で力を持ち、効率性即金性を重視した分断を生む関係性ではなく、お互い複雑に関わり合いながら、おかげさまの関係性を土と腸の関係から学びます。

これは私たちが目指しているコミュニティの在り方そのもので、一人では出来ないことを実現していくために、自分の弱みをみせ、そこを補ってもらったり、逆に相手の苦手な部分を、自分の得意でフォローする。

そんなお互い共生し合う生命体のような組織をつくる実践をしています。

 

仲間との活動を通して、人と繋がりを持つことの温かさや、自分の能力や人間性の成長を実感し、本来のはたらく豊かさを感じることができる。

私たちは「菌ちゃん農法」を通して、一人一人が主体的に行動し、自律した働き方を体現するようなコミュニティに成長して行ければと考えています。

 

▼ぜひ少しでもご興味があればホームページを覗いてみてください。

https://hatarakuba.com/903cityfarm/



※参考文献:

吉原史郎さんの循環畑の考え方

『ソース・プリンシプル理解の大前提【その4】!ティール組織実践で重要な概念を理解しよう』

https://nol-blog.com/sourceprinciples_4/

NPO法人大地といのちの会・菌ちゃんふぁーむ 吉田俊道さんの資料

https://www.town.matsukawa.lg.jp/material/files/group/6/danryuukouzou.pdf

NPO法人大地といのちの会・菌ちゃんふぁーむ 吉田俊道さんのYouTube動画

https://www.youtube.com/channel/UCB4l2ruSdpcNVRA8BvmP9uw

『腸と森の「土」を育てる~微生物が健康にする人と環境~』 桐村里紗、光文社新書

『完全版 生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門』吉田俊道、東洋経済新報社


Vol.2 「新しい自分に還る道」-未来のはたらくを考えるフューチャーセンターとして

2022-04-05 14:05:54 | 組織開発・社風改革

皆さん、こんにちは。ESコンサルタントの金野です。

先日、弊社併設で「地域を舞台にはたらく力を増やす」をテーマに活動している日本ES開発協会にて、「春のてらこや」を開催し、第二部は、いつもお力をいただいている企業・団体の方々と懇親を深めながら、わたしたちのコロナ禍の二年をふりかえる活動報告の場とさせていただきました。

第一部の様子はこちらから>>
「Vol.1 場の源にあるおもいが人を介して地域をめぐる-洞春寺・深野住職のお話から」

今回、この「春のてらこや」開催が決まってから学生メンバーを中心に準備を進めてきたパフォーマンスのテーマは、「新しい自分に還る道」。これは、「日光街道太陽のもとのてらこや」開催前日に、運営メンバーで取り組んだワークで生まれた言葉でもありました。

学生を中心とした運営メンバーは、オンライン授業が続き、サークル活動などリアルなコミュニケーションがほとんど持てない中で、それぞれが一歩を踏み出してJES活動に参画してくれたわけですが、それ故に、”答えがない中で、ありたい未来を想像しながら形にしていく難しさ”を体感する機会ともなりました。

共に体を動かし準備する時間の生み出しかたや、参加する多様な方たちに良い体験の場を提供するためのカリキュラムの組み方など、時に議論し、時に涙を流しながら、準備を進めてきたのでした。

そのような行程をふりかえりながら、日光街道沿いで”心に感じる景色”を切り取ったビジュアルカードを手に取り、「自分がどのようなおもいでJES活動を進めるか」を問いかけながらまとめていく中で見えてきた言葉が、「新しい自分に還る道」でした。

 

一歩を踏み出し、日光街道という一本道を前に進んで行けば、当然ながら、もとの場所に戻ることはありません。その先のゴール、宿場町に向けて歩みを進めるのみです。しかし、その行程で、共に歩く他者との関わりを通して、感情をあらわにしたり、普段は出さない表情を見せてしまったり、気を遣いすぎたり、あるいは気遣いが及ばなかったりと、さまざまな自分の一面が見えてきます。

これは、”はたらく”という行程においても同様です。

多様な他者とのつながりにもまれることで、それまで見えていなかった一面が表われ、自己認識が深まり、自身の持ち味としてより磨かれてゆくのです。

”道”を歩むことを通して”新たな自分”を知り、その変容が周りにも作用するという好循環が起きる。そのような活動の行程をふりかえりながら、それぞれのおもいを込めたパフォーマンスを、歌・踊り、そして書、という三点から表現させていただきました。

今回集まってくださった方々は、まさに「地域を舞台にワクワクはたらくカッコよい大人」。

そのような大人たちが集まり、未来思考で”これから”を語る場は、久々にリアルで交流する喜びも重なって、エネルギーにあふれるひとときとなりました。

このような場が、それぞれの道を前進していくセキュアベース(心の安全基地)として機能することで、”新しい自分に還る”好循環が起きてくる。そのような”はたらく”の未来を考えるフューチャーセンターとして、今年もJESは多様なメンバーと共に活動をつくりあげていきたいと思います。

 


◎「あおぞら図書館」について◎

こちらのURLをクリックいただくか、https://miro.com/app/board/uXjVOZlr1Oc=/?invite_link_id=871573752361

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オンライン上の空き地にスペースを創っていく感覚で「図書館」や遊び場を設け、お互いに、おすすめの本を紹介したり感想を共有したりする場です。

「はたらくワクワクの根っこを育む」場として、おとなもこどもも匿名で立ち寄れる共有地にしていければと考えておりますので、ぜひお時間ある時にご覧いただければと思います。