「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『RAIL WARS!』 第10話 観ました

2014-09-07 02:38:26 | アニメ
実は原作小説ではキャラの奥行きを紹介する回でも有った北斗星編のお話、本来だったら第3話辺りに来るべきものだったハズなのですが、コレがココに来た脚本上の理由が知りたいキツネです。

それはさておき、ようやくこのシリーズ上の最強キャラの登場なんですね。
そう、それは鉄道王国っぽい日本へ観光でやってきた地中海に有る架空の小国の第5継承権を持つベルリナ王子の直接警護を王子と年齢が近いケイヨンスタッフが行うのが良いだろうと言う判断で彼らが上野から札幌まで乗車する北斗星3号に同乗警備に当たると言うもの。もちろん、彼らの影では鉄道公安部の警備部や他の組織が暗躍しているのはお約束なのですけれども…その御蔭で無事にベルリナ王子の移動が無事に済みましたではお話にならないので(そこまで大人の事情をぶっちゃけるな~(殴”””)
やっぱりお察しの通りにベルリナ王子を狙う勢力が襲ってきます。

それを彼らケイヨンがどこまで対処出来るかが今回の北斗星編の見所なわけですが…
まず、最初に桜井ちゃんが上野駅で不審人物を見つけたので尾行すると報告して姿を消すわ、乗るハズの北斗星3号に乗らないとか…ね。ある訳ですよね。まぁ、北斗星はそれほど早いわけでも無いし、平行して東北新幹線が走っているので新幹線との接続駅で乗り継ぐのは普通に可能です。実際、上野駅1903分発の北斗星に乗れないからと新幹線で仙台や盛岡で乗り換える人もそれなりに居るです。なので、平然と車内でピンチになった彼らの元に桜井ちゃんは現れて最後の砦になった高山くんにサポートしたのは姿を消した彼女なんですね。
それにしてもこの世界で東北新幹線の技術革新がどこまで進んでいるのかが謎なので、E2系っぽい何かで最高時速270キロメートル運転をしているのか、それともE5系っぽい何かで最高時速320キロメートル運転をしているのか、それともファナティック360みたいな空力ブレーキを搭載した最高時速360キロメートル運転をしているのかも分かりません。でも、そんなものが無くて200系で240キロメートル運転しているだけだったとしても在来線を走る北斗星に新幹線で追いつくのは簡単なのですよね。
で、ココで桜井ちゃんが仙台で北斗星3号に乗ってきたと言うのは、彼女なりに北斗星3号に乗れなかったら新幹線で追いつけば良いと判断したのと、自分の乗った新幹線が何処で北斗星3号に乗り換えられるのか上野駅で乗った新幹線の車内で担当車掌に相談が出来た結果なんじゃないかと思う訳ですね。まぁ、直属上司の飯田さんに聞いたのかも知れないですけれども、なんとなく前者なんじゃないかとキツネは思うので。流石に直情即決、独断専行なだけじゃなくて少しは桜井ちゃんも成長したんだよ?的な面を出すにはこういう場面も見せとかないと…と思ったのかも知れないですね。

と、言うわけで最初のキツネの疑問にも答えが見えてきた感じもします。
そう、彼らの高度研修受講後じゃないと国賓級の賓客の警護など任せられないんじゃない?的な疑問を交わすため話の順番をいじったのかも知れないわけですね。うん、コレならこの順番でも納得出来るかも…。
じゃないとただ年齢が近いから直接警護を任せるわけが無い。そう、彼らはそこそこの警備実績も上げつつ、高度研修も収めてユニットとしても完成度が高まりつつ有るので国賓の警備をしてもバックアップさえしっかりしていればなんとかなると公安上層部は判断したと。

まぁ原作だと、その順番は逆でこの警備活動で大事になったので彼らには高度研修が必要だと判断され、安中の鉄道公安官研修施設での研修に出される訳ですが…、いくらなんでも高度研修も済ませていない研修生を国賓の警護に当たらせるわけ無いんじゃないという見方に対する答えとしてはこの改変も有りなんでしょうね。

それにしても原作準拠になってきた後半になってからもストーリーのグダグダさに対する批判がツブヤキ上で多数観られたのには少々ショックだったりするですね。行き当たりばったりでもその場の勢いでなんとかしちゃっているのが彼らケイヨンなのですから、その行き当たりばったり精神が止まってしまったらそれはもうね。原作を逸脱しちゃっている訳ですからね。そこいらへんを気にするのだったらラノベとかコミック原作の作品なんか観ないほうが良いです。基本的にこの作品のコンセプトとしては(今は無くちゃった鉄道がアニメであんなに動いていて凄い!)と楽しむってのが、最大の見せ所なんですからそこは間違えちゃいけないんです。
そりゃ、少しは桜井ちゃんや小海さんの容姿ではぁはぁっても有りですけれどもそれをメインにしちゃダメっすよね。この作品の残念さは、中盤までそこに見所が有るかのようにシナリオを安易に作っちゃったことなんでしょうね。

なんかもう総括的なことも言っちゃっていますけれども、この先は軌道修正が済んでいて主に原作からの逸脱は少なめで進行していると思われるので安心して観ていられます。

それにようやく岩泉くんの本領が発揮されてきたような気がします。
彼は警護とか警備とかそういったことが大好きなヲタクなんですよね。だから特殊警棒とか、スタンガンとか本職が使う物に興味津々でそれをどうしたら上手く使えるかとか、そういうことを研究するのが大好きな脳筋男なわけでただの肉弾戦大好き男って訳ではないです。だから、一般的には重装備として嫌われる防弾防刃ベストとかを普段から着用していたりするわけです。
それでも今回のテキは上を行っていて、彼を圧倒してベルリナ王子じゃなかった実は王女さまだった…に襲いかかる訳ですね。これも王族の利権問題にことを発する問題に直接行動部隊構成員が普通の人物である訳無いことを考えれば普通のことで彼らを圧倒するには、各国の特殊部隊構成員かヘタをすると特殊部隊隊長クラスの実力が必須とかんがえると岩泉くんが圧倒されちゃったとしても無理は無いですね。

さてさてそんなのが単独で動いている訳が無いのでそれをどう対処するのかが彼らの見せ所になります。
次回、ベルリナ王女の拉致に失敗した彼らは次善の策を実行した模様です。
さてはていったいどうなることか…

この作品の詳しいことを知りたい方は公式HP公式支援サイト、それにこの記事にTBをくれた方々の記事を参照してくださいませ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿