「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

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カマド自動車 社長の小部屋 訪問

2013-05-01 04:16:04 | 写真
29日に陸上系ミリタリが好きな自動車整備工場の社長さんと仲間たちのコレクションが公開される機会が有りましたので見物に行ってきました。

社長の小部屋

今回の目玉だった九五式軽戦車
は、日本陸軍が1935年(昭和10年=皇紀2595年)に制式化された軽戦車ですが、この展示車両はアメリカの実写ドラマ「ザ・パシフィック」で映画小道具として作られたプロップ、複製品です。なので、形こそ概ね正確に作られているのですが、戦車の形をした薄い鉄板と骨組みで出来たハリボテで叩くと鉄板の軽いカンカンと言う音がしていました。(もちろん、私が叩いた訳ではなく、カマド社長が説明時に叩いて見せてくれました)






戦車の形をしたシロモノの輸入に当たって税関を通すとき色々と問題が発生したこととか、映画のプロップなのでとりあえず形さえ出来て動けば良いと言うことなので、細かいところにアラがあるとかイロイロ面白い話が聞けて良かったです。また、このオーストラリア製プロップの輸入話が起きる前、中国製の同じようなプロップの輸入話も有っただけれども諸般の事情で断念した話とか、同様にミリタリーコレクションをされているプラモデルのファインモールド社の社長氏とのやり取りとか楽しい話も聞けました。
映画用のプロップなので搭載エンジンはフォード社製のV8ガソリンエンジンで、異様に燃費が悪く少しエンジンを回しただけで燃料タンクの中身が空っぽになってしまうこととかも聞けて良かったです。

このささやかなイベントでは目玉の戦車以外に


ココロ図書館で有名なシュビムワーゲンや、キューベルワーゲンにケッテンクラートが来ていました。



この展示の日と春のM3が同じ日に実施だったので早い時間にその場を去らなければならなかったのが非常に残念だったのですがどちらにも行きたかったので無理をしてハシゴしちゃいました。M3は今回、思った以上に閉会が早くて午後三時半には終了だったのですが電車の乗り継ぎもうまくいって無事に間に合いました。良かったです。

この会場には知り合いも多数参加見学されていたのでですがあとのイベントに向かうため、軽い挨拶だけして移動したのでした。なお、私が現場を去ったあとに浜名湖の四式中戦車調査報告など興味深い報告があったようなのでちょっと残念なことをしました。

また、御殿場市に防衛技術博物館を作る計画もあるとかでその博物館を作るための『NPO法人防衛技術博物館を創る会』と言う会があるそうです。興味のある方は覗いて見ていって見てくださいませ。

それと今回展示されていた戦車とドイツ軍ソフトスキン車両は今月半ばの静岡模型ショー開催時にタミヤ本社前広場で展示する予定だそうなので今回見損ねた方はそちらで見る事が出来るようです。


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