隊員NO.1いぶで~す
10月8日(火)、大聖寺山ノ下寺院群にある蓮光寺で「大茶盛」体験をさせて
いただいた後、ご住職・中山久勝さんに、とっても素敵な庭園と茶室を
ご案内いただきました。
落ち着いた回廊式の庭園にある池には、とっても大きくて立派な錦鯉がたくさん
泳いでいます。そして池の横には、水蛍形灯籠と棗(なつめ)形手水鉢がおかれていました。
藩政時代、今の永井町に大聖寺藩の鳥の狩り場があり、そこにあった藩主の休憩所から
これらが運ばれたそうです。原料となった石は永井町の松谷山産です。
そして茶室。昭和38年に、石川県版の茶室百選に選ばれたという素晴らしいもので、
床柱は、「としょ」という木でできています。「としょ」という木はなかなか大きくならない木で
このような「としょ」の木でつくられる床柱はとっても珍しいのだそうです。
そして「黒柿」の木でつくられた床板の模様がとても不思議でした。
横の部分には「空の雲」、上の部分には「太陽」と「月」が形取られているように見えます。
茶室の脇には水屋と呼ばれる茶会の準備をする部屋もありました。
蓮光寺は、学校のほんのすぐ近くにあるお寺なのですが、実際見学させていただくと
ビックリするような発見がいっぱいでした。