実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

み~んなジャンボ!!蓮光寺の大茶盛

2013年10月09日 | 日記

隊員NO.5いくので~す

10月8日の課題研究の時間に、大聖寺山ノ下寺院群にある「蓮光寺」で

大茶盛体験させていただきました。

大茶盛は、鎌倉時代の1239(延応元)年に叡尊というえらいお坊さんが、

奈良の西大寺で始めたそうです。当時、お茶は貴族の薬であり、民衆の手に

入らないものでした。そして今のような抹茶茶碗のない時代でしたので、

どんぶりや水鉢に注いだお茶をみんなで回して飲んだそうです。大茶盛は、大きな

茶碗で、まわりの人びとに助けていただきながら、お茶を飲むとても和やかな雰囲気の

お茶会なのです。なんでも日本海側の地域で大茶盛を行っているのは、ここ蓮光寺

だけだそうで、わたしたちはとっても貴重な体験をさせていただきました。

大茶盛で使われる茶碗・茶筅(ちゃせん)・茶杓(ちゃしゃく)などの道具は

全部ジャンボでビックリでした。



普通のお茶会で使われる道具と比べると、ほら、こんなに大きいんですよ。

今回の大茶盛のご亭主を務めていただいたのは、蓮光寺第23世の

ご住職・中山久勝さんです。またご亭主を手助けし、お茶会をスムーズに進行する

半東の役割を奥様にしていただきました。



本来ならば、わたしたちが用意しなければならない袱紗(ふくさ)・懐紙(かいし)

・黒文字などもちゃんとご用意いただいて、本格的なお茶会の雰囲気を味わうこと

が出来ました。

「お点前ちょうだいいたします!」「結構なお点前でした!」

わたしたちが体験した蓮光寺での大茶盛については、明日のブログでも引き続き

レポートさせていただきますので、よろしくお願いしま~す!!

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