実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

再録・卵は立ちます!中谷宇吉郎『立春の卵』大実験

2013年06月29日 | 日記

隊員NO.5いくので~す(^o^)

6月25日(火)の課題研究の時間、片山津温泉「中谷宇吉郎雪の科学館」を

訪問しました。ここで今年2月2日付けで、あやか先輩がレポートされた

卵は立ちます!中谷宇吉郎『立春の卵』大実験」の記事を再録させて

いただきます。みなさん、どうぞお読み下さい!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「立春」は「冬至」と「春分」のちょうど中間で、あったかい地方では梅も咲き始めます。

ところでみなさん、加賀市片山津出身の物理学者・中谷宇吉郎が書いた『立春の卵』という

随筆をご存知ですか?そしてを割らずに立てることができるって知ってましたか?

先日、「中谷宇吉郎・雪の科学館」の指定管理を受託しているNPO法人

I Love 加賀ネット」の理事長・川口泰之さんからお電話をいただきました。

「ブログ拝見してますよ。頑張ってますね。実高ふれ愛隊の6人は、中谷宇吉郎の

立春の卵』のこと知ってますか?」とおっしゃって、立春の卵』のことを

教えて下さいました。

「昭和22年2月6日の朝日本の新聞各紙は、日本や中国だけでなく、アメリカや

イギリスでも、『立春の日にが立つ』という中国の故事の再現実験が行われ成功したと、

写真つきで報道し、日本中が立春の卵』の話題で大騒ぎになりました。

ところが、その記事を読んだ中谷宇吉郎は、朝食後すぐに実験を開始し、

が立つのは「立春の神秘」などではなく、いつでもどこでも「物理的に可能」なこと

(=接点が3つあれば立つ)を実証したのです。

だから中谷宇吉郎割らなくても立つことを証明し、コロンブスの以来の

人類の常識をくつがえしたともいえます。

そのことが立春の卵』という随筆を読むとよ~くわかりますよ。」

そして「もうすぐ立春です。実高生のみなさんも学校で立てをやってみると

おもしろいですよ!実験の結果を教えてください!」とアドバイスをいただきました。

そこで、わたしたちは先生にもご協力いただき、地歴・公民科の授業で郷土学習として、

「中谷宇吉郎を知ろう!立春の卵』・立て大実験」を行いました。

上の写真は、情報ビジネス科2年の実験の様子です。

はちゃんと立ちました!「やった~!」開始30秒でまず1個目が、そして10分も

たたないうちに、つぎつぎと7回もが立ちました。

あせらず、ひたすら、「は立つんだ!」という信念を持って、集中して続けると、

意外とかんたんにをは立ちましたよ。みなさんも、チャレンジしてみてください! 

(おまけ)

バージョンアップした加賀市PV『石川県の加賀市に行ってみよう!』をご覧下さい!

石川県の加賀市に行ってみよう!(←クリックしてください!)

石川県ブログランキングへ