隊員NO.2ゆきちで~す(^^)
6月25日(火)の課題研究の時間、片山津温泉「中谷宇吉郎雪の科学館」を
訪問し、とっても貴重な勉強をさせていただきました。
実高ふれ愛隊の7人のうち6人は、小学校の郷土学習で「雪の科学館」を
訪れたことがあったのですが、わたしはあわら市の吉崎小学校出身で、
今回が初めての訪問でしたので、すごく楽しみでした。
館内をガイドの角谷さんや古川さんにとっても丁寧にご案内いただき、
感激しました。ちなみに角谷さんは大聖寺実業高校の大先輩でした。本当に
ありがとうございました!
角谷さんには、最初に展示をご案内いただきながら、片山津で生まれ
大聖寺で育った中谷宇吉郎の生い立ちについて、解説していただきました。
そして今の東京大学理学部物理学科に進学し、恩師・寺田寅彦との運命的な
出会いをきっかけに、科学研究の基礎を学んだことをご説明いただきました。
14時からはシアターにおいて、中谷宇吉郎の生涯についてまとめた
「科学する心」という題名のDVDを鑑賞させていただきました。
DVDでは先生がウィリアムス・A・ベントレーという一人の農夫が撮った
「雪の結晶」の顕微鏡写真の不思議に触れ、「雪」の研究に没頭していったことや、
恩師・寺田寅彦先生の「大切なのは、人の役に立つことだよ」という言葉を胸に
一生涯「雪」の研究に打ち込まれたことの紹介があって勉強になりました。
シアターを出た後は、いよいよ科学実験です。
「ダイヤモンドダストを作る実験」「過冷却水をつかった氷筍づくり実験」
そして「シャボン玉を使った雪の結晶づくり実験」などを体験させていただき、
不思議を心いっぱいに感じることができました。
実験の後は屋外の中谷宇吉郎が研究に命を燃やしたグリーンランドから
運ばれた石の上を歩かせていただきました。建物のガラスがまるで鏡のように
私たちの姿を映し出していました。
最後には、加賀の発展と心豊かなまちづくりにご尽力されている
「I Love 加賀ネット」のみなさんが今年3月末に植樹された「高峰桜」も
見学させていただきました。
明日のブログでも、「中谷宇吉郎雪の科学館」で学んだことを
レポートさせていただく予定です。よろしくお願いしま~す!!