ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ジージのアウトドアスポーツ 最終回

2012-12-09 | 思い出

 えー、今日はブログを休憩するつもりでいたのですが
 You Tube でかぐや姫の“神田川”を聴こうと思ったら、
 最初に目に入ったのが“DB(ドイツ国有鉄道)、サンタの日の
 大サービス”
でした。ですので、皆さんに見てもらおう
 と思ったのです。まあクリックしてみてください。
 歌はウザイですが、ドイツの雰囲気が出ていると思います。
 場所はフランクフルト中央駅です。

         11月22日の記事に書きましたように、
         祝日ではありませんが、12月6日は
         サンタの日で、この日によい子はプレゼントを
         もらえることになっています。

                 さて、今日は臨時開業ということなので、
                 写真は用意してありません。
                 ほとんどリンクで楽しんでもらうことに
                 なります。その方がきれいな写真と臨場感に
                 あふれるのではないでしょうか 

 タイトルを、アウトドアスポーツ 最終回としたので
 その3 までに書き忘れたことを書きたいと思っています。
 だいぶ僕の自慢が入るかもしれませんが、その際は読み飛ばして
 下さい。
 僕がスポーツをすると、ほとんどの場合Hと一緒です。
 Hは、アウトドアスポーツ その1に出てきた大痔主で、
 手術のために八甲田にいけなかった男です。

         Hは…Hではありません(笑)
         その反対に、硬派で、不条理なことが大嫌いな
         きまじめ男です。
         僕たちが大学生の頃にボーリングがはやりました。
         これはもちろんインドアスポーツですが、Hと僕も
         はまり、Hは都立大学駅近くの○○ボールの会員に
         なったほどです。

                 会員になると、1レーンを1時間、当時
                 千円でしたが借りることが出来ました。
                 毎週末二人でレーンを借り切った結果、
                 二人のアベレージは10ゲームで2300
                 を超えたのです。ですから、アベは230、
                 プロボーラー以上でした。
                 僕たちはそのアベがコンスタントに出るように
                 なると、冗談で、スコアをビーマーで壁に
                 映し出すようにしたのです。
                 二人で投げていると、多くの人が見に来ました。
                 全くイヤミですよね。
               
 僕は1度、第9フレームまでストライクを続けた
 ことがあります。第10フレームでストライクが3本
 出ればパーフェクトだったのですが、ビビッてしまい、
 ストライクどころかスペアも取れず、263でゲーム終了。
 しかし二人ともその夏でボーリングに飽きてしまいました。
 スポーツは屋外に限る 

ニセコアンヌプリ国際スキー場です。


 僕はしばらく地下鉄中野坂上駅(新宿近辺)近くに
 住んでいました。そしてこのスキー場に行くのに、飛行機を
 予約したのですが、バカなことにラッシュアワーの真っ最中 
 そこにリュックとスキー板を持ち込んだのですが、乗客の視線は 
 乗ってから、羽田までタクシーで行けばよかったと後悔したのですが、
 あとの祭り 

       このスキー場は、僕が経験した中で、最高の
       パウダースノーでした。
       何しろただ立っているだけで、膝まで雪に埋まって
       しまうのですから。
       その新雪の中を滑ると、ターンをするたびに顔まで
       雪が来て、フッと吹くと飛んでいくのです。
       正面の山は羊蹄山です。

今は富良野スキー場ですが、当時は北の峰スキー場と呼ばれていました。


こちらは当時なかったコースです


 生意気なことに、ここではプリンスホテルに泊まったのです 
 いきさつはどうだか忘れましたが、西部グループの金券
 5万円をもらったので、ルンルン気分で行ったのです。
 しかしフロントマネージャーが、
 「お客様、この金券は、当ホテルではご使用できません」
 と言ったではありませんか  僕はその金券の裏に、
 どこでどのように使えるか書いてあったし、プリンス
 ホテルもOKだったのでそこに行ったのです。
 僕がそのことを持ち出して言おうと思ったら、
 「今回はお泊まりいただきますが、次回はご勘弁
 お願いします」
 よしよし、じゃあ文句を言うのは止めよう 
 確か、西部グループの株主に対しての金券だったと思うので、
 そのフロントマネージャーはそう対応したのだと思います。

       北の峰スキー場はやはりパウダースノーだったのですが、
       記憶があまりないのです。というのはメチャ寒くて、
       下はパンツ+ももひき+スキーパンツ+オーバーズボン、
       上はランニング+長袖の下着+フラノのシャツ+セーター+
       ダウンのヤッケ、そしてスキーリフトに乗るとき毛布を渡された
       のですが、リフトに乗っている間中ガタガタ震えていました。
       ですので、リフトを降りるとすぐダウンヒル開始 
       何しろ寒くて、その日は、ずっとふもとで滑っていました 

              当時、一緒にスキーをしていたのは妻、H、
              そしてHの友人Y、そのほかに3人いました。
              ある時全員同じスキーヤッケで滑ろうということになり、
              僕が代表でヤッケを探しました。
              そして探し出したのは、サーモンピンク、ロング、
              シャツカットというヤッケで、全員揃うことは
              めったにありませんでしたが、それでも同じヤッケで
              滑ると人目を引きます。

 それに僕たちは新雪、深雪が好きだったので、
 滑るフォームが普通とは違い、後傾姿勢で体を起こし、
 ストックを高く、激しく動かします。
 整備されたゲレンデでは後傾姿勢で滑る必要はないのですが、
 何しろクセになっていますから。
 でもだいぶ目立ったようです。

       僕たちは夜中に雪が降ると、さっさと朝食を
       済ませて、リフトで頂上へ。
       そして全員で、まだシュプールのない雪の上を
       同じヤッケで滑るのですから、これは目立ちですよ。
       でもね、みんなが注目している中で、コケると
       ダッサーイですからね、緊張します。

               色々なスキー場で滑りました。
               八幡平では春スキーを、目一杯滑りたい時は
               猪苗代の国体コース、蔵王。
               蔵王には “壁” と呼ばれている場所があって、
               傾斜は45度、壁の下には休憩出来る場所があって、
               みんなが崖を滑り降りてくる人を見ている 
               コケるとダサイですからね。
               のんびり滑りたい時は白馬岩岳。

 やがてドイツに住むことになり、子供も2人生まれて
 下の息子が4才、上の娘が6才になった冬から
 チロルで毎年クリスマスから正月にかけて、10日ほど
 スキー休暇をするようになりました。

       ヨーロッパスキー場案内という本を買って、
       興味のあるスキー場の観光課にインフォメーション
       を送ってくれるように頼んだら、ホイホイ送って
       くれました。その結果選んだのがツィラータールの
       マイヤーホーフェンというスキー場でした。

               冬ではありませんが、そのマイヤーホーフェン               
               を記事にしているブログがあります。
               写真がきれいですよ、クリックしてみて
               下さい。

 ツィラータールとはツィラー谷という意味で、
 ミュンヘンからインスブルックに向かう途中にある
 イェンバッハという駅から終点のマイヤーホーフェンに
 向かいます。
 これがローカル鉄道で、狭軌、そしていまだに
 蒸気機関車が走っているのです。

       そのサイトには、春から秋にかけて、と書いてありますが、
       当時は冬でも走っていて、僕たちは偶然その蒸気機関車に
       乗ったことがあります。
       蒸気機関車ファンというのはすごいですね。
       真冬で、雪が積もっているフィールドに立ってカメラを構え、
       蒸気機関車が来るのを待っているのです。それが何十人
       どころでは済まないかもしれないし、それに当時は
       デジカメの時代ではなかったですから。

              そのツィラータール鉄道の終点、マイヤーホーフェン
              からバスの終点のヒンタートゥックスまでスキー場で、
              3日以上のリフト券を買うと、全ての交通、スキーリフト
              がその価格に含まれます。

 スキーのリフト券だけでなく、貸しスキーもそうですが、
 こっちで1日券、あるいは1日だけスキーをレンタル
 というのは考えられないのです。
 リフト券だと、1~7日券、そのあとは2週間券、1ヶ月券、
 それにシーズン券ですね。

       僕たち家族はマイヤーホーフェンに定宿というか、
       休暇用マンションを探し出して、そこでスキー休暇を
       毎年過ごしていました。
       子供たちの上達は速く、2年目になると、もう自由に
       滑り回るようになったのですが、ある時突然終止符が
       打たれたのです。

               というのは、上の娘が成長期だったせいか、
               紫外線過敏症になってしまい、顔がおたふく風邪の
               ように膨れてしまうようになったのです。
               薬を塗ってもダメ、覆面をしてもダメ、そして
               それはスキーだけではなく、湖の上でボートを
               漕いでいる時にも現れるようになったのです。
               したがってスキー休暇は中止、その後しばらく
               娘は紫外線に気を付けて暮らすようになりました。
               でもいつの間にか、年とともにそれもなくなったので
               安心したのですが、子供たち二人とも大きくなって、
               スキー休暇が復活することはありませんでした。

 今日のハンブルクの気温は、朝が-9℃、昼が-3℃、
 今、-4℃です。
 こんなに寒いのだったらまたスキーに行きたいな 

      何か取りとめのない記事になってしまいました 
      まあ臨時開店ということで…

      では次回まで  

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2 コメント

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サンタさんいっぱい (セツ)
2012-12-09 22:29:51
YouTubeの映像、すごかったです。
サンタさんがいっぱい出てきましたね。
こんなサプライズ、あったらいいのになぁ。
手渡されていたサンタさん人形、いいなぁ……。
リンク先の写真で、アルペンローゼのお花を見ることができて、すっごく嬉しかったです!!
アルペンローゼ、というマンガが昔ありまして、ナチスドイツ時代のお話なんですが、この花の歌が話のなかで歌われていたりしてとても印象深かったのです。
アルペンローゼ、血の色の花よ
やっぱり赤い色をしているのですね。

娘さんの症状、大変でしたでしょうね。
お外で遊べなくなってつらい時期でしたでしょうね。
治ってほんとに良かったですね。
それにしても、ドイツは寒いですね~~。
気温を見てぶるぶるしちゃいます。
どうぞ、お気をつけ下さいね。
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クリスマス (ジージ)
2012-12-09 23:36:55
あのサンタ人形、実はチョコレートなんです
日本にも送ったことがあるのですが、粉々に割れてしまったそうです。
ドイツ人は花の品種改良などに先んじていますが、
花を楽しむのは南ドイツ、オーストリーがいいですね。
飾ってある、植えてある木々、花々が周囲に溶け込んでいますから。特に山に行くとそれを感じます。
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