今日はドイツのどこかを紹介するわけでもないし、
昆虫、動物の写真を紹介するわけでもありません。
タイトルにありますように、「 あんたがたどこさ 」
という歌い継がれた遊戯唄の謎を究明したいと思います。
これは僕がそう考えただけで、真実かどうかはわかりませんので。
徳川家康が天下を取った時、豊臣秀吉の子飼いであった
加藤清正は、家康側に組しました。
しかし清正は、もし家康が秀吉の子、秀頼を滅ぼそうと策したら、
秀頼を熊本城に呼び寄せて、家康に対抗する気でした。
徳川家康の絵です。
ネットより拝借しました。
皆様ご存知でしょうが、歌詞を書かせていただきます。
これにも様々な説があるようですね。
それと、これは謎とは関係ありませんが、この歌には
違う高さのたった4つの音しか使われていません。
日本音楽の音列と、西洋音楽の音階は全く別物なので、
ドレミ式で書かないことをご承知ください。
あんたがたどこさ
ひごさ
ひごどこさ
くまもとさ
くまもとどこさ
せんばさ
ここまでで問題になるのは、この歌詞が方言で書かれていないこと、
江戸時代終わりになってやっと発見されたこと、
そしてせんばとはどこか、ということです。
せんばやまにはたぬきがおってさ
それをりょうしがてっぽでうってさ
にてさ やいてさ くってさ
それをこのはでちょいとかくす
徳川家康 = たぬき これに問題は無いですね。
熊本城付近には 「 せんばやま 」 はありません。
ですので、現在の川越にある仙波山がそうである、
なぜならばそこには家康を祀る三大東照宮の1つである
仙波東照宮があるからだ、という説があります。
現在の熊本城です。
江戸末期、戊辰戦争時に彰義隊の残党である振武隊を薩長軍が追って、
川越城に進駐した際、熊本藩の兵に江戸からの兵、あるいは地元の子供たちが
どこから来たのかを聞いた、だから歌詞が江戸言葉になり、方言は使われなかった、
というのが1番納得できる説ではないかと思います。
さて問題は、熊本城にはない 「 せんばやま 」 ですね。
赤丸で囲った辺りが船場 ( 洗馬 ) 地区です。
たぬきは山にいる、という当たり前の考えを、そのまま
歌詞に使った、そして船場地区には家康の密偵が多く
入り込んでいた。
それを清正側の兵が見つけて、ひそかに処理をした、
と考えるのが妥当ではないでしょうか。
清正が秀頼をかくまおうとした熊本城は、
外見からは中がいったい何層になっているのか
わからなかった、と言われています。
ですから家康のスパイ対清正のスパイとの戦いが、
この歌の意味ではないか、というのが僕の説です。
文章が下手でわかり難かったと思います。
何とか意味を判断してくださいね。
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では次回まで