J some! times

ログメーカージェイホームズの日常ささやかな出来事を、日記形式で時々(Sometimes)写真と共にご紹介していきます。

仕上げ

2009-11-26 19:31:07 | 現場より
栃木県宇都宮市で建築中のO邸ログハウスでは、現在塗装工事を進めています。

まだ、足場シートが架かっているので道路からは見えませんが、足場の中に入ると、美しく仕上がったログハウスが目に飛び込んできます。

つくり手にとっては、足場を取る時が、いつも楽しみです。
足場がなくなり、美しいログハウスが現れると、しばらく見とれてしまいます。



室内では、仕上げ塗装前の準備工事を進めています。

厳選され目の詰まった最高級ログ材だからこそ、木目の美しいログハウスになります。

ログは自然のものですから、全て同じではありません。
それぞれの丸太と対話しながら、最善を尽くして、一番美しい状態を引き出せるよう仕上げていきます。




私たちがチェックに行くと、塗装スタッフは「どうです!綺麗になったでしょう!」といつも自慢顔で話しかけてきます。

テリーたち、カナダのビルダーは、ログハウスをコンテナに詰めて送り出す時は、娘を嫁に出すような気持ちになると話していました。

日本のスタッフも同じです。
高品質に作られたログハウスを、心を込め、こだわりを持って、思わず触れたくなる美しいログハウスに仕上げていきます。

輝いている眼、心がこもった仕事

2009-11-19 11:34:08 | スタッフより
皆さん、こんにちは!

スタッフの深澤です。

少し前の話になりますが、会社の薪ストーブをクリーニングしました。

自分達で掃除をしてもよいのですが、
ガスケット交換や会社近くのお客さんの
ログハウスの煙突掃除もあるとのことで、
いつも薪ストーブを入れてもらっている業者に頼みました。

私自身、煙突掃除風景は何回か見ているのですが
今回は新人のスタッフと勉強をかねて、一緒にじっくりと見て
ちょっと感動したことがあったので書きたいと思います。



煙突掃除ですが、まず2連ハシゴで屋根の上に上り、
煙突のトップ(蓋)を外し、こびりついたススなどを取り除きます。
また、屋根上からブラシをかけて、煙道内も掃除します。


煙突はステンレスで出来ており、
塗装が剥げても耐久性には問題ありませんが
見栄えがいいからと、こだわりで耐熱性の黒色塗料で
色が剥げた箇所をキレイに補修していきます。

煙突はとても印象に残こる箇所なので、
私達も石をはったりしてログハウスの迫力に負けない、
立派な石張りの煙突を作っているので、
ストーブ屋さんのこだわりも良くわかります。


屋根の上から煙道にブラシをかけたら
今後は室内で薪ストーブ本体の掃除と、
その他のメンテナンスをしていきます。

ススだらけになりながら、薪ストーブと会話をするかのように、
時間を掛けて細かい箇所まで確実にメンテナンスをしていきます。

新人のスタッフに、煙突と煙突を繋ぐ方法が逆挿しという方法にしている
理由は、何でだと思う?と質問を出したところ、
ストーブ屋さんが身を乗り出し、『それはね・・・』と熱く説明を始めました。
薪ストーブだけではなく、煙突ひとつの取り付けにも気を配り、
最善の理由があってそれを行っているという情熱を感じられた一時でした。


新人も勉強熱心で、質問と回答の応酬になり、
あっという間に時間が過ぎてしましました。

寡黙にメンテナンスをしていたストーブ屋さんはその間、
目を輝かせて、薪ストーブに対する情熱・愛情を語ってくれました。


当社の薪ストーブは、かなりの割合で
この薪ストーブ屋さんが取り付けています。
工事中に見逃してしまったオーナー!
この方がリビングにある薪ストーブを取り付けましたよ!

この方に限らず、ハートのこもった熱い人間が、それぞれ
プライドを持って、オーナーのために頑張って、ログハウスをつくっています。

しっかり造ってある薪ストーブは、当社のログハウスと同じように
一生物だと思いますし、世代を超えて代々使えるものです。
長い年月使っていくうちに、少しずつ愛着が増していき、
どんなものよりも愛おしい存在にかわっていくと思いました。


基礎はしっかり!

2009-11-13 11:07:50 | 現場より
11月に入り、事務所のある赤城山中腹も、だんだんと紅葉してきました。

外は日中でも寒いのですが、ポスト&ビームの事務所内はまだ暖かく、なかなか出番がなかったのですが、火をつけてみました。

まだ本格的に燃やすほど寒いわけではないのですが、火を入れると、スタッフも自然とストーブの周りに集まってきます。
冬が待ち遠しくなるというのも、ログハウスならでは!ですね。



先日、担当している群馬県太田市のS邸ログハウスで、地鎮祭が行われました。


現在、基礎工事を進めています。


基礎は、重いログハウスが乗ってもビクともしないように、頑丈に作る必要があります。
ご近所さんから「ビルでも建てるの!?」と聞かれることも良くあります。
ログハウス自体、地震に強い構造体であることは良く知られていますが、そのログハウスを支える基礎自体も、どんな地震が来ても大丈夫なように作らなければいけません。

実際にログハウスを組んでいる様子を見ると、皆さん「なるほどねぇ!」と、基礎が頑丈な理由を納得してくれます。

世代を超えて残せるログハウス、安心して住めるログハウスにするためには、まず基礎から!
こだわって作っています。



また、山梨県北杜市でもAさんのログハウスの地鎮祭が行われました。


Aさんの基礎工事はこれから着工です。
しっかり、こだわって作りたいと思います。

ご来場ありがとうございました!

2009-11-02 18:51:59 | スタッフより
18日(日)に秋田県のポスト&ビームにて、翌25日(日)に愛知県のフルログにて見学会が行われました。

両会場とも、県外からも多くの方が来場して下さいました。
混雑してしまい、ゆっくり見学ができなかった方も多かったと思います。
本当に申し訳ありませんでした。







秋田県では、あいにくの暴風雨の天候となり、外は寒かったのですが、暖房をしていなくても室内はとても暖かく、快適さに驚いてくれました。
何より構造・施工にこだわり、快適に過ごすことができるジェイホームズのログハウスを実感して頂く、良い機会となりました。









初めてジェイホームズのログハウスを見たという方も多かったのですが、ログ材の太さや美しさ、肌触り、そして居心地の良さなどを実感して感激してくださり、「夢の実現に向けて頑張ります!」と笑顔で帰られました。


悔しいですが、写真ではどうしても、伝えきることができません。
来場された皆さんが、来て良かった、写真以上に良かったと興奮しながら話してくれました。

多くの方に、直接この感動を味わっていただきたいです。
他のメーカーで建てる前に、諦める前に、是非一度、見に来て下さい!
そして、私たちつくり手の話しを聞いて下さい!
必ず、お役に立てると思います!



今回の見学会にご協力して下さり、大切なログハウスを貸して下さった、Kさん、Oさん、本当にありがとうございました!