J some! times

ログメーカージェイホームズの日常ささやかな出来事を、日記形式で時々(Sometimes)写真と共にご紹介していきます。

引渡し

2006-12-27 21:14:18 | 現場より
2006年秋ついにオーナーの夢が叶いました。
オーナーが当社のログハウスを初めて見たのは今から5年前、あれから長い月日を経て引き渡しとなりました。

今思えば組上げは8月カンカン照りの猛暑のなか行なわれました。
そんななかオーナーからの差し入れ(感動でした)地元の名水をわざわざ汲みに行って来てくれました。

みんなバテバテになりながらも無事、上棟式となりました。

その後、屋根工事、造作工事となり、完成となりました。

引渡しの日はとてもさわやかな秋晴れでオーナーの笑顔もとても素敵でした。

また建築場所は自然の多い所にあり建築中は猿が家族総出で遊びに来る事もトンビが空から見守っている事もあるとても素敵なところでした。

まただれかの『夢』が叶えばいいと思いました。




もう年末・・・。

2006-12-27 19:50:11 | スタッフより
 こんにちは、早いものでもう年末ですね。

 今年も私は、現場担当スタッフとして2棟のログハウスに携わることができました。

 C邸とW邸。
 C邸は7月に竣工しました。猫が好きなご家族でしたので、
 今頃は暖かいログの中で猫たちが飛び回っていることでしょう。

 W邸は、10月中旬に上棟を迎えました。来月中旬の竣工に向け、
 今最終工程です。(写真は、上棟時のW邸です。)
 W邸は少々群馬から距離のある現場ですが、いつも笑顔で迎えてくれる
 W邸の皆さんにお会いすると疲れも吹き飛びます。感謝感謝です。
 来月竣工まで、もう少しお待ちくださいね。

 今年もとても素敵なオーナーさんとお会いすることができました。
 来年はどんな出会いが待っているでしょうか?
 楽しみに来年を迎えたいと思います。

 来年もよろしくお願いします。よい年をお迎えください。


本当に冬!?

2006-12-26 20:03:54 | 花便り
今年は、暖冬ですね。
数年前の今ごろは、積もりはしないものの、何度か雪が降っていた記憶がありますが、今年は、雪が降る気配はまったくなく、穏やかな冬が訪れています。
「上州からっ風」で有名な風の強い群馬県ですが、冬らしい冷たく厳しい風もまだそれほど吹き荒れた記憶がありません。

霜も、まだ、毎日降りてはいないようです。
というのも、庭ではまだ、お花が咲いています。

↓タネから育てたブルースター。まだ。咲いています。


↓これは、こぼれダネで出てきたステラです。


↓そして、紅白カラーがこの時期にふさわしい、チェリーセージ。


だんだん、お花も終わりが近づいているようではありますが、室内では薪ストーブも楽しめて、庭では小さなお花も楽しめる。なんとなく得した気分ですが、冬ならではの雪も恋しい今日この頃。ログハウスに降り積もる雪はとても綺麗なんですよ。
もうすぐ新しい年が来ます。良いお年をお過ごしください。


冬支度

2006-12-25 23:07:24 | スタッフより
ログハウスやカントリーハウスのオーナーにとって、冬の楽しみのひとつに薪ストーブがあります。

薪ストーブの良さというのは、機械的な暖房器具とは全く違う優しい暖かさや、家の中で炎を楽しめること、料理を楽しんだり、家族全員が自然とストーブの前に集まっていたり・・・。
炎には、何故か惹きつけられる、不思議な魅力があります。

将来のログオーナーを夢見る私も、薪ストーブだけは先に楽しんでいます。

そして、薪ストーブを楽しむ前に、薪の準備があります。
薪販売の業者さんも多く、簡単に購入することもできますが、木を手に入れることができるのであれば、薪づくりも楽しんでみてはいかがでしょうか?

先週末、冬晴れの日となり、庭に少し残っていた最後の木を薪にしました。
薪づくりは、秋から春にかけて行なうのが一番です。
ちょっと肌寒い季節の方が、身体が程よく温まって、とても気持ちがいいです。
原木をチェーンソーで玉伐りにして、斧で必要な大きさに割っていきます。
これを薪小屋で乾かして、来年の冬に使う薪になります。
来年も暖かい冬を迎えられると思うと、とても嬉しくなります。



子供の役目は、焚付けや細い薪づくりです。
殆ど遊び気分ですが、怪我もしなくなり、道具の使い方も上達してきました。



冬は寒いし、雪は降るし・・・。
スキーやスノーボードをしに行く時以外は、冬は嫌われているような。
でも、家にいながらにして冬が待ち遠しくなる。冬が楽しくなる。
今までの生活を一変させてくれる、薪ストーブはそんな素敵な存在です。

芝生

2006-12-25 19:04:54 | オーナーライフ
こんばんは、スタッフの窪塚です。

9月末に引き渡した建物にメンテナンスに行ってきました。

残念ながらご主人は転勤。
奥さんも仕事を再開したと言うことで
正直庭は特に変化はないだろうと思っていました。
ところが現場に到着してびっくりしました。
何百坪もある敷地いっぱいに芝生が広がっていました。

奥さんのお父さん、お母さんも手伝い1週間以上かかったようです。
「今後の維持が大変・・・」とも話していましたが、
あれだけ広い庭を家族で思いっきりガーデニングできてとても羨ましかったです。

年末年始にはご主人も帰って来るので、
よりいっそう庭造りが進むと思うと
次回メンテナンスが今からとても楽しみです。

生活感

2006-12-22 11:13:35 | オーナーライフ
こんにちは。スタッフの小島です。
すっかり冬ですね。我が家の薪ストーブもフル回転になってきました。
今年の薪は2年前に割ったもので、とても良く燃えます。
2年後に同じように暖かくなれるように、今年も薪を割ろうと思っています。

さて、先日オーナーさんの家にメンテナンスに行きました。
そこで感動したことがありました。

それは”生活感"です。





上の引渡し時の写真を見てください。
私たちが一生懸命造ったキッチンです。
しかし…





このように生活をしているキッチンというのは本当に魅力的です。
命が宿ったというか、生き生きしている様子が皆さんも感じられるでしょう。

私たちが造るログハウスは、オーナーさんによって命が宿ります。
そして生活をしていく中でログハウス自身も個性的になっていきます。
オーナーさんはみんな口をそろえて言います。
“やっぱりうちのログハウスが一番だよね”

森のメトロノーム

2006-12-21 18:54:00 | バードウォッチング
声はすれども、姿は見えず・・・
今までなかなか見つけづらかった鳥たちも、冬になって森の中の見通しが良くなると、見やすくなります。

森の中を歩いていると、小刻みに、リズム感良く聞こえてくる音があります。
コンコンコンコン・・・・コンコンコンコン・・・・
見上げると、樹の幹をくるくる回りながら、餌を探して樹をつついている鳥がいる。

そう、キツツキです。

会社の周りでは3種類のキツツキを見ることができます。

まず、このあたりでは一番見かけるキツツキ、コゲラです。
スズメぐらいの小さな鳥で、背中のシマシマ模様がとてもオシャレです。


次に、アオゲラです。
落ち着いた色調になった冬の森の中では、翼の黄緑色がとても美しいです。
会社付近では上手く写真に撮れなかったので、お客さんの家で撮った写真です。
先日、打合せに行った時に、「うるさくてすいません・・・」とおっしゃるので外を見に行くと、
アオゲラが、今住んでいらっしゃる家の換気孔をつついていました。
毎朝5時からつついて起こしてくれるらしく、毎日眠たいと言っていました。
換気孔の中に、何か魅力的なものがあるのでしょうか???


そして、アカゲラ。
飛んでいる姿を下から見上げると、モノトーンの身体にお腹の赤が目立ちます。
アカゲラはコゲラよりも身体が大きい分、樹をつつくドラミングの音も、大きく響くので、見つけやすくなります。




北海道と東北地方に住んでいるというクマゲラは、まだ見たことがありません。
これはカナダで撮った写真です。
ILBA(International Log Builders Association)の年次総会に参加するため、今年の4月にカナダへ行った際に、会場となった世界最大規模のログホテル「シャトー・モンテベーロ」で見つけたキツツキです。
写真では分かりづらいですが、直径50㎝以上の太さのあるシラカバに留まっています。とても大きな鳥で、驚きました!
日本で言うクマゲラに近い鳥らしく、カナダでも年々生息数が減っている貴重な鳥だそうです。
とてもラッキーでした!

組上げ・上棟

2006-12-20 21:22:22 | 現場より
先日、栃木県にて組上げ工事完了しました。
天候に恵まれず大変でしたが棟をあげるころになると打って変わり、上棟を祝すような青空を目にしました。
これから数ヶ月、オーナーの生活を想像しながら、楽しく過ごせるよう日々より良いものを目指し仕上げていきたいと思います。
一期一会出会いを大切にこれからもよろしくお願いします。

冬の朝

2006-12-19 19:55:43 | スタッフより
我が家は普通の家なので、冬の朝はとてもとても寒い。
この季節は、布団から出るのがとても辛くなります。

しかし、こんなキーンと冷え込んだ朝ならではの楽しみがあります。
冬は空気が澄んでいて、とても気持ちがいいのです。

浅間山など周囲の山々は既に雪をかぶっていますが、他の季節ではなかなか見ることができない富士山、谷川連邦などはもちろん、八ヶ岳連邦も見ることができます。
山好きにとっては、ワクワクする季節です。

こんな日は、少し早く家を出て会社に向かいます。

霜のとけた庭の牧草が、まるでビーズをちりばめたように朝陽で輝いていて、


静まり返った中で、ニョキニョキ伸びた霜柱を踏む音は、冬の訪れを実感します。



そしてやっぱり。こんな日のログハウスは、また一段と美しいです。

ログオーナーが、「寒い冬でも朝早くから活動したくなる」と言っていた気持ちが分かります。

今日のおやつ

2006-12-15 20:23:38 | 男の手料理
皆さん こんにちは!

冬になり樹々の葉がすっかり落ちて、森の中が明るくなると、夏とはまた違った楽しみが出てきます。
肌寒いですが、ちょっと厚着をして出掛けてみて下さい。
野鳥の観察がしやすくなったり、いろんな落し物が見つかると思います。
私は、リースに使う木の実を拾ったりもします。
スギ、ヒノキ、カラマツ、メタセコイヤ、ブナ、ドングリ、エゴノキ、トチノキ、ヤシャブシ・・・
公園や街路樹などでも見つかると思いますので、是非探してみて下さい。



これは、ちょっと面白い落し物です。何だか分かりますか?

通称「エビフライ」
これは、松ボックリの種をリスが食べた残骸です。子供たちのママゴトに使えそうです。


これはオニグルミですが、

器用に2つに割って食べるリスと・・・


穴をこじ開けて食べるアカネズミです。
色んな食べ方があって、面白いです。


そういえば、オニグルミといえば・・・確か、秋に採った実がありました。
外側の部分を腐らせて、剥きやすくするために、会社の畑に埋めておいたのですが、すっかり忘れていました!
鳥や動物も、冬の食料を確保するために、木の実を隠して埋める習性があり、食べ忘れた実が芽を出すと言いますね。

早速、掘り起こし、


フライパンで炒って、


力ずくで割って、こじ開けて・・・今日のおやつです。