COLD WINTER!!

つい先週、「今年は温暖な冬で、雪もあまり降っていないから、仕事もはかどるよ！」とカナダから連絡が来たばかり。
日本も11月も終わるというのに、日中は20度近く気温がある日もあって、「異常気象だね。」なんて話をしていましたが、今日届いたメールでは、なんとカナダは今日は最高気温が－14度だそうです。
これで風が吹くと、体感温度はもっと下がります。夜には－20度をこえる予報だそうです。

こちらのサイトから、Surelog HomesのあるSalmon Armという地域の天気予報が確認できます。

The Weather Network

真冬は、朝、サイトに来ると、丸太も凍っていて、皮むきは一苦労だ。とピーラーも言っていましたし、クレーンなどの大型機械も、寒い季節は始動するのに時間がかかるのだそうです。

これからは、1日中外で仕事をするテリーたちスタッフにとっても、厳しい季節となります。

しかし同時に、ログ材の切り出しにはベストシーズンです。
路面が十分に凍り固まり、丸太を運搬する大きなトラックが行き来しても、路面に負担を与えないことが政府により確認されると、木こり達は山へ行き、木々の収穫がはじまるのです。
また、フワフワの雪のクッションが森に敷き詰められれば、丸太が切り倒された時のダメージから守られる好条件となるのです。

冬の間の楽しみ方

当社には、『釣』という趣味を持ったスタッフが何名か居ます。

冬になり、強風や雪など、寒くて外に出たくない！という日の昼休み・・・

当社事務所のモデルルーム　通称「ホビールーム」では、こんな風に毛ばりを作る姿が見られるようになってきます。



最初は、まったく釣など興味の無かったスタッフも、あっというまに釣好きになってしまいました。

寒さに閉ざされる冬。室内では暖かい薪ストーブがたかれ、木に包まれた穏やかな空間で、自分の趣味に没頭する。

とても有意義で素敵な時間の過ごし方です。

逆に、こだわりのログハウスで時間を過ごしているからこそ、いろいろなことにチャレンジしてみたくなるのかもしれません。

冬の楽しみ方 ＜ティーピー＞

まもなく、寒い冬がやってきます。

ログハウスで冬といえば薪ストーブ。
暖かい室内を楽しむ。という事がメインに考えられがちですが、中には、こんな風に楽しんでいる方も居ます。


インディアンティーピーです。



ティーピーはインディアンの伝統的な住居で、中で火を燃やしても大丈夫な構造になっています。
夏は、テントの中で火を炊いたら、暑くて大変なことになりますので、ティーピーを楽しめるのは、やはり寒い冬が本番です。

夏の間は、たたんでしまっておいたテントと骨組みを、秋になる頃組み立てます。

今は、まだそれほど寒くはないので、庭に落ちた枯葉を集めて、焼芋を作る程度だそうですが、これからますます寒くなってくると、週末、家族や、友人を招いて、ティーピーの中でBBQやダッチオーブン料理を楽しむようになります。

冬に、室内ではなく、外で焚火を使って食事を楽しむというのも、また格別なんだそうです。

Surelog Homesのテリーがよく言うことなのですが、炎には人の心を開かせる不思議な力があると信じているそうです。
テリーが言うには、大昔から変わらない「炎」という存在を見つめていると、現在の自分が、時を越えて、はるか昔の祖先とリンクするのだ。とちょっとロマンチックなことを言っていました。

でも、実際に、ティーピーの中で、焚火を囲んで皆で、食事をしていると、思春期で普段あまり話をしない息子までもが、いつになく、おしゃべりになるのだそうです。

家族でティーピーを楽しむというのもまた、冬ならではの素敵な過ごし方ですね。

夕方のティーピー


夜のティーピー


室内の様子

焚火だけでは少し暗いので、ランタンをひとつ持ち込むと便利です。

薪ストーブ

当社事務所でも、本日、この季節初めて、ストーブに火を入れました。
まだ、それほど寒くもなく、がまんできる程度の室温だったのですが、やっぱりついつい薪ストーブを使いたくなってしまう、スタッフたち。
朝、少しだけ燃やし、今日1日いつもより少し温かめの室内が保たれました。

冬になり、外は雪景色、そして室内では暖かな炎がゆれる・・・

そんな日が待ち遠しい気分です。

カナダの夕焼け

当社のパートナーであるSurelog Homes　代表のテリー・ホールは最近の近代的なパソコンや携帯と言ったシステムにあまり強くない。

もともと、世の中の喧騒を離れ、森の中でログハウスを建てて暮らす事を夢見ていた人間だ。不思議は無い。

テリーが、事務所でパソコンの前でキーボードを打っている姿は、なんだかかわいらしい。



両手とも1本指で、キーを打つ。



よく、「目的の１つのキーが見つかるたびに、コロンブスが大陸を発見した時のような気持ちになるのさ。」と冗談を言っている。

そのテリーが、最近やっと、携帯のカメラを使い、その写真を日本のスタッフの携帯にメールで送ることを覚えた。
いつも手元にある携帯電話に画像付きで送られてくるメールは、パソコンのメールよりも、テリーを身近に感じることができる。

「あぁ。今、カナダはお昼の時間か。」とか、「今日は随分と寒そうだな。スタッフも皆がんばってるな。」とか。
カナダに思いをめぐらせる。

先日送られてきたメールでは、『週末、隣町に住む娘に会いに出かけた帰り、とても美しい夕焼けが見えたので、是非、君たちにも見せたかった。』
と写真付きのメールが送られてきた。

カナダの現在は、日中は8度くらい、夜間はマイナス5度くらいになっているらしい。