J some! times

ログメーカージェイホームズの日常ささやかな出来事を、日記形式で時々(Sometimes)写真と共にご紹介していきます。

地鎮祭

2008-09-29 18:58:19 | 現場より
羽衣伝説のある三保の松原の近く、静岡市の住宅街にてポスト&ビームの建築が始まります。

オーナーのYさんは、ニュージーランドを一人旅するなど、自然の中で暮らすことに憧れ、現在では家族と一緒にキャンプや釣りなど、アウトドアライフを楽しんでいます。

Yさんは「まさに自然の中にいるような家」であるログハウスを建てたいと願い、当社のポスト&ビームを選んで下さいました。


そして、いよいよ地鎮祭を迎えました。
ご主人が鍬を入れ、


奥さんとお子さんたちは一緒に玉串をささげました。


ご家族や当社スタッフなど参列者全員が、ログハウスの完成、幸せな生活を祈る中、無事地鎮祭が終了しました。
天女が舞い降りて、見守っていてくれたのかも知れません。



Yさんご家族の期待に応えられるよう、そして思わず天女も舞い降りて来たくなるような、素晴らしいログハウスに仕上げていきたいと思います。
Yさん、これからもよろしくお願いします!

T邸 組上げ

2008-09-19 11:08:02 | 現場より
埼玉県 秩父で建築中のT邸ポスト&ビームが上棟を迎えました。


長旅を終えた2本の大きなコンテナが無事到着しました。



いよいよ、コンテナを開封し、組上げ開始です。
コンテナを開けると、心地よいログの香りやカナダの空気と共に、カナダの美しい景色も思い出されます。

目の詰まった高品質のログ材は、短くてもかなりの重さがあります。
大切なログを傷つけないよう、気を付けながら慎重に作業を進めます。



木々に囲まれた建築場所は、高台のようになっていて、道路から少し見上げるようになります。


好天に恵まれて組上げは順調に進み、数日後、最後の棟木を組んで、無事上棟となりました。
Tさんは、待ちに待ったこの日を迎え、とても喜んで下さいました。



こうして、無事上棟を迎えたログハウスの写真は、オーナーさんの喜びの声と共に、もちろんカナダのテリーたちビルダーにも送ります。
彼らは、自分たちが刻んだログハウスをコンテナに詰めて送り出す時は、手塩にかけて育てた娘を嫁に出すような気持ちになると、よく言っています。
そして日本の嫁ぎ先で、しっかりと組み上がったログハウスとオーナーさんの幸せそうな笑顔を見て、安堵と共に、「幸せになるんだぞ!」と願うそうです。
そして、次に待っているオーナーさんのために、新たなログハウスを心を込めて刻み始めます。


日本とカナダ。
確かに遠く離れてはいますが、心は繋がっていると強く感じます。
ログハウスは、オーナーさんと作り手の心がひとつになってできる家だと思います。
これからも、Tさんのために心を込めて完成させていきたいと思います。

初秋

2008-09-12 12:04:46 | スタッフより
今週の日曜日、9月14日は十五夜だそうです。

旧暦の8月15日が十五夜だそうで、今年は今度の日曜日になるそうです。

日本では、月を愛(め)でるという習慣が古く縄文時代からあったそうです。
そして、平安時代になって、中国から月見というお祭りごとが貴族の間に広まったとか・・・

縄文人の文化は、自然の恩恵を大切に、そして身近の自然を楽しみ、自然と共に暮らす文化だったそうです。その流れを、平安時代の人々が受け継ぎ、平安時代には、自然に関するたくさんの歌が詠まれた万葉集という歌集が作られています。
月を読んだ歌もたくさん載っているそうです。



さて。
皆さんは、毎年お月見を楽しんでいますか?

お月見の日には、縁側にススキや月見団子、お酒などを供えて、家族で月を眺めながら何気ない時間を過ごした・・・そんな幼い頃の幸せな思い出があります。

ジェイホームズの庭にも、今年はススキがはえてきました。

毎年、大きくなる前に刈り取ってしまっていた背の高い草(雑草だと思っていました)を今年は、なかなか刈り取れずに居たら、風流なススキの穂が出てきました。

夜、デッキからライトに照らされたススキと、遠くに輝く月を見ると、どこか懐かしい不思議な気持ちになります。まるで、焚き火の炎を見ているのと同じような感覚です。
焚き火の炎と同じように、ススキと月という状況が、昔の人々の感性と現代人の心とをリンクさせるのかもしれません。



せっかくなので、このススキを少し刈り取り、和室に飾りました。





今度の日曜日は、皆さんも忙しい毎日を少し離れて、ゆっくりと月を見上げてみませんか?

綺麗な満月が見られますように・・・

夢の丸太小屋に暮らす 11月号

2008-09-08 17:59:42 | 雑誌掲載
先日、長野県のO邸にて、『夢の丸太小屋に暮らす 11月号』の取材が行なわれました。

Oさんは、田舎暮らしをしたいという夢を叶え、静かな森の中にログハウスを建築されました。
ご夫婦で暮らしていらっしゃいますが、当日はお嬢さんも来て下さっての取材となりました。

ご主人は、定年までまだしばらくありますが、早く田舎暮らしをしたいと、都内まで毎日遠距離通勤をされています。
庭には家庭菜園が広がり、採れたての新鮮野菜を使った食事やハーブティーを作ったり、周囲に自生する山野草を活かして全て手作業でつくったナチュラルガーデンが目を楽しませてくれ、本当に素敵な生活をされています。



取材日は好天に恵まれ、長野県とはいえ、外にいると汗ばむほどの暑さでした。
しかしながら一歩室内に入ると、ログハウスの涼しさに、夢丸 編集部の皆さんも、とても驚いていました。



Oさんは、愛猫と一緒にログハウスに引っ越してきました。
吹き抜けに横たわる迫力のあるログ梁は、まさにキャットウォーク!として気に入ってくれているようです。



次号、『夢の丸太小屋に暮らす 11月号』は9月30日発売です。
お楽しみに!

基礎完成

2008-09-01 16:02:14 | 現場より
長野県 八ヶ岳中腹に建築中のM邸フルログの基礎が完成しました。

地鎮祭のあと、地盤調査を行い、基礎工事に着手しました。


その後、工事を進めて行き、ようやく完成しました。

ログハウスは、一般住宅の何倍もの太さ・強度があるログ材を構造材とし、高度な施工技術を用いて組み、構造体を作り上げていきます。
日本のような地震の多い国だからこそ、安心して住むことのできるログハウスは、まさにピッタリです!

ここで大切なことは、ログハウスを支える基礎も、もちろん強固に作る必要があるということです。
様々な工夫をしながら、しっかりとログハウスを支え、地震にもビクともしない頑丈な基礎を作り上げていきます。
住宅街の中では、ご近所さんから「これは住宅の基礎とは思えない!何が建つの?」と聞かれることもしばしばです。
そのくらい。基礎はしっかりと造る必要のある部分であり、世代を受け継いで長く快適に暮らすログハウスを造るなら、こだわりをもって造らなくてはいけない最も重要な部分のひとつなのです。


Mさんご夫婦も交えて、美しく完成した基礎にもたれながら、ひと時の休憩です。
Mさんは基礎の完成した敷地を眺めながら、早くも庭造りの構想をあれこれと練っていました。


眺めの良い場所にログハウスを建てたいと、この土地を選んだMさん。
ログハウスが組み上がって、その室内やデッキから見る景色は、期待以上の眺めになると思います。

あとは、テリー率いるカナダのビルダーたちが心を込めて刻んでくれたログハウスが到着するのを待つばかりです。

Mさん!待っていて下さいね!