J some! times

ログメーカージェイホームズの日常ささやかな出来事を、日記形式で時々(Sometimes)写真と共にご紹介していきます。

屋根

2010-02-25 19:15:18 | 現場より
皆さん、こんにちは!

福島県いわき市で、B邸ポスト&ビームが仕上の段階を迎えています。


外部でも、仕上げの塗装工事を進めています。



写真では分かりづらいかもしれませんが、上を見上げると、屋根が大きく掛かっていることが良く分かります。

ジェイホームズのログハウスは屋根が大きくてカッコイイと言われることが多いですが、カッコ良くするために大きくしているのではありません。
本当の目的は、ログハウスを長持ちさせるためです。

ログハウスは、構造材であるログが外部に出ている建物なので、雨がかかりにくいように、屋根を大きくする必要があります。
日本古来の神社やお寺も同じですよね。
しっかりと大きな屋根を架けることによって、世代を超えて残せるログハウスになります。

屋根を大きくすることは、屋根の材料費・施工費はもちろん、工事中に足場を架ける範囲も広くなるので、足場の費用も増えます。
完成してしまうと、分からない・見えない部分でも、費用が掛かってきます。

屋根を縮めてしまえば、最初の建築費を下げることはできますが、長い目で見ると、メンテナンスや補修工事で余計に費用が掛かってしまいます。
そして、何より、ログハウス自体の寿命を縮めてしまうことになります。

ログハウスとは、こんな大切なコダワリがたくさん詰まった建物です。
単に、見た目や間取り・価格だけで判断しては危険です。
具体的に建築を考えている方は、ログハウスの構造・施工技術の話しを聞いて欲しいです。
必ず聞いて良かったと思って頂けると思いますので、是非ご連絡を下さい!
お待ちしています!



さて。
事務所のある赤城山中腹では、雪が数回降り、冬らしい景色を楽しむことができました。


しかし、あっという間に融けてしまい、庭ではクロッカスが咲いたり、チューリップの芽も出始めていて、春が近づきつつあることを実感します。


春の足音を感じると、何かしら心がワクワクしてきますが、薪ストーブで楽しめるのもあと少し!と、焦っている自分もいます。
でも、とにかく、1年を通して生活を楽しめる家。
それがログハウスです!