J some! times

ログメーカージェイホームズの日常ささやかな出来事を、日記形式で時々(Sometimes)写真と共にご紹介していきます。

ブーツのすり減り

2007-03-31 19:41:24 | スタッフより
皆さん、こんにちは!

スタッフの深澤です。

色々な花が咲きだして、虫達もその花の蜜やパートナーを求め活動を始め、自分の愛する魚達も水面に浮かぶ虫を意識しライズをするようになりました。

春ですね!

現場への往復のドライブも、景色が鮮やかになり、とても楽しくなりましたが、追突事故など起こさぬ様、安全運転に気をつけないといけませんね。


自分はここしばらく、引渡しの現場や組上げ、地鎮祭、メンテナンス、新しい仕事など、とても充実した内容の濃い日々を送っていました。




ふと気付けば、自分がいつも履いている、ブーツが大分傷んでしまっていました。
Dannerのゴアッテクッス製のとても丈夫なブーツですが、革がすり減り、可愛そうな状態になってしまっています。


本日は1日会社にいられるので、メンテナンスをすることにしました。

まず、汚れをきれいに洗い落し、乾燥させ、ドレッシングクリームを塗り込みます。自分のブーツは防水仕様ですので、最後に防水用のスノーシールというクリームを上塗りして完了です。

洗っている時、クリームを塗っている時、防水効果を高めるために、ストーブの前で温めているとき、その全てが楽しい時間です。

ブーツに触れていると、ブーツとの会話が始まります。
『思えば、いろんな所に一緒に行ったね。』
『大分傷めちゃってごめんね。』
『あの現場で、紐が切れたんだね。』
『これからも宜しく!』
『10年、20年、ずっと一緒に歩こう!』

もはや、ブーツという単なる物ではなく、相棒です。

自分がまだ新人で、3棟目に受け持たせていただいた施主さんが、自分に
『俺って変なんだよ。毎日、深夜でも帰宅中に工事現場に寄って、丸太に触って、丸太に向かって話しかけちゃうんだよ。』『傍から見てたら気持ち悪いよね』
と言っていた話を思い出します。



汚れも取れ、すり減った箇所には新しい色が入り、クリームでコーティングされ、見違えました!

明日は、この相棒とともに、新しいお施主さんとの現場担当者紹介に伺ってきます。
自分が1番緊張する時が、この担当者紹介の時です。
27歳の若造に夢のログハウス担当者を任せても大丈夫か?と心配になられないようにしなくては!
これから始まる工事を、ワクワクして頂くようにしなければ!

しかし、この相棒と乗り越えてきた、数々の経験は自分に強い自信として残っています。
厳しくも優しい会社の仲間やお施主さん、業者の方々などたくさんの人達に、教えられ成長した今日があります。

明日は18人目の、自分の担当させていただくお施主さんと、夢のログハウス話を語ってきます!
担当者紹介の日は、物凄くワクワクする日でもあります!

では、元気に明日、行って来ます!


到着!!

2007-03-31 12:00:24 | 現場より
こんにちは、窪塚です。
先日群馬県でまた新たに1棟上棟が終わりました。
この現場は、残念ながら、ログの到着が当初の予定よりも遅れました。
カナダでは、熟練スタッフが1棟1棟、手で木の皮を剥くところから丁寧に手作りをしています。だから、正直、時にはやむをえない理由で、ログの日本到着が遅れてしまうことがあります。

大雪のせいで、どうしても予定どおりに仕事がすすまなかったり、納得のいく材料がそろわなかったり、製作は順調に進んでも、カナダの港でストライキが起こったり。さまざまな理由があります。
ただどんな理由にせよ、常に最高のログハウスを造りだそうとしていることだけは確かです。


それにしても、ログハウスの日本到着を心待ちにしているお客様に、遅れるという情報を伝えるのはやはり気が重いものです・・・

今回も、決死の覚悟で、遅れることを伝え、謝りました。

ところが、オーナーは 「より良い建物が出来るのなら」 とそれ以上何も言わずに自分たちの気持ちを分かってくれました。
それが、とてもうれしくて、そして、とても感謝しています。

いよいよ到着したこのログハウスを、感謝の気持ちを込めて、全力で最高のログハウスに完成させたいと思います。