沖縄県知事翁長氏が亡くなった。
意識混濁の報道に接し、あるいはの想いが頭をよぎった。
まさにアメリカと日本政府の野蛮で卑劣な押しつけと正面から戦った四年。
人間としてのあるべき姿を見せてきた。
何のてらいもなく淡々と沖縄県を想い、そこに居座り続ける米軍基地の理不尽さを弾劾し続けた。
県民の意思で新基地を作らせない。
かれの論理の明確さは誰も否定できない。
だからこそ日本政府は無法かつ理不尽な方法で挑戦し続けた。
そこには何の道理もない。
このような道理のないやり方は沖縄県民の思いを逆なでこそすれ同意を得られはしない。
県民は立場の違いを乗り越えて、翁長氏の言わんとした思いを受け止めその遺志を受け継いでほしい。