sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

花へんろ

2018-08-13 08:50:06 | 日記

安倍は山口で「改憲」を発言。

次の国会で自民党案を出すと。

 

石破は党議もかけていないうちにいうのはおかしいと。

そして、安倍が自衛隊の存在を明記するといったことに対し石破は災害等に必要な「事態法」が先だと。

いずれにしても「改憲」という意味では同じだ。

総裁に三度選ばれて、いや、第一次内閣を入れると四度目か。

で、悲願である憲法改正だ。

これが成れば東京オリンピックは世界に対し、この国が軍隊を持ちアメリカとともに世界中に、

まさに安倍が言う地球儀を俯瞰しどこへでも軍隊を出し、戦争を行う。

そう宣言する場になるのだろう。

歴史の歯車を巻き戻すのだ。

 

いま、花へんろを読んでいる。全三巻。

特に先の戦争を引き起こしたものを批判しているわけではない。

何が起こったのか、どういう方向に進んだのか。

そして、結果どうなったのか。

「昭和とはどんな眺めぞ・・・」といっている。

昭和は60年からある。

その三分の一でこの国の300万の命を散らし、国土を焦土と化した。

 

戦後生まれだから戦争の経験はない。

だが、いろんな書物に触れる中で戦争がどんなに悲惨であるか理解できたと思う。

 

今の若い人たちにこのような本を読むことでどんなことが起きていたか知ってほしい。

難しく書いた本でなくともこの本であれば平易に書いてある。

そう難しくないと思う。

軍隊とは、学校は何を教えたか。

姿勢に生きる国民は何を思って生きていたか。

特に女性。夫を、子供を戦地に送る。

戦時中に書かれたもののようにお国のために立派に戦って死ね、とは言わなかった。

たとえ手足がなくなっても生きて帰ることを願った。

 

最近の若者は保守的だと聞く。

政党支持で自民党支持が野党支持を圧倒しているという。

いろんな思想攻撃の中で次第にそういう方向に向かわせられているのだろ。

 

とにかく戦争を否定する。そこをスタートにして昭和史に向き合ってほしい。

学校では決して教わらない。

が、難しいものから平易なものまで、また、戦争を容認するもの、批判するもの。

探せばいくらでもある。

 

憲法改正が現実味を帯びている今、その狙いそして行き着く先を読んでほしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする