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SiriusとAldebaranとPolaris

ある役者の死

2018-08-08 14:31:14 | 日記

テレビで報じられたある役者の死。

数か月前に妻を亡くしているはず。

 

死者を鞭打つという言葉がある。

 

判っているつもりだ。

が、彼についてはそうもいかない。

テレビドラマなどで見ることがありどちらかといえば「好感」だった。

 

が、あるワイドショーでのこと。

某政党議員だけを呼んだ回のことだ。

他の人は質問を押さえた感じで発していた。

が、彼だけはあらん限りの罵詈雑言を大声で発していた。

自分の考えと異なるといえど、少なくとも映画・テレビ・舞台で活躍しているものとして

弁える度量が有ってもいいのでは、と感じた。

それからは「好感」が消えてしまい「悪印象」だけになってしまった。

 

今回の訃報に接してふと思いついたままを書いた。

 

 

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「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」

2018-08-08 06:32:36 | 日記

かつて論争があったようだ。

私もこの言葉に疑問を感じていた一人だ。

この言葉が書かれた碑を実際に見ても来た。

 

「過ちを繰り返さぬ」というのであれば主語が必要であろう。

この言葉を思いついた個人なのか。

日本人全体なのか。

それとも日本政府なのか。

 

前段は理解できる。

が、この言葉、主語のないこの言葉。

原爆によって死に至らされた者に対する言葉としては解せない。

死者もきっと誰がそう言うのかと永年問うてきたし今も問うているのでは。

 

核兵器を持つ国とその傘に守られているとする国。

そして核も傘もない国。

後者の方が圧倒的に多いはずだ。国連加盟国には。

その国が核廃絶の条約を決めた。

 

保有国で賛成した国はない。笠の中にいる国も賛成していない。

「過ちを繰り返さぬ」とこれら保有国や傘の下にいる国は言いきれるのか主体として。

 

主語の定まらない表現を日本人は好むようだ。

特に選挙で立候補者が有権者・国民に向かう時顕著に表れる。

聞かされる方も特に気にはしない。

 

誠に曖昧さを美徳とする国民性のなせる業か・・・。

 

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