孫とおじいちゃん,と古希過ぎのダイエット考

初孫が九歳、
二人目が満八歳になりました。

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3日 +1.5kg

2016-04-03 07:25:40 | Weblog
昨日は1856kカロリーでした。

最近小保方氏のSTAP細胞について、「存在する」という記事を目にする。

理研が発表した「STAP現象の検証結果」(P.2)の以下記述で確認できる。
「弱塩酸処理を行った場合では、その多くに STAP様細胞塊が形成されることが確認された」

しかし、その出現数はごくわずかだと検証結果を報告している。わずかでも、確かに「STAP様細胞塊が形成」とある。STAP現象は確認されていたのだ。

さらに連携して行われた丹羽仁史博士(熊本大学教授)の再現実験では、マウスの肝臓細胞の実験でATP浴という方法で刺激を与える実験をしており、これも多能性を持ったことを示す多能性遺伝子の発現が確認され、検証結果では49回のうち37回もSTAP様細胞塊の出現が確認されたとある。かなり高い確率だ(「同」<P.4>より)

 小保方氏は『あの日』(P.220)のなかで、再現実験によって「酸処理した細胞に未分化状態を示す多能性遺伝子の確認があった」と記しているが、丹羽氏が作成した「肝細胞由来のSTAP現象が確認された」という事実は、理研も検証結果で公表している。同報告書では「STAP現象」をこう定義している。

「マウスの新生児の各組織の細胞(分化細胞)を一定の条件でストレス処理すると、多能性を持つ未分化細胞にリプログラミング(初期化)されるという上記研究論文(STAP細胞論文)に記載された現象である」(P.1)

 つまり、STAP現象は再現実験で確認されていたのだ。


偽造・捏造、研究者の人生を葬り去った一連の再現実験に理研の検証報告書では「自家蛍光と区別がつかない」など、上記の実験結果を否定する矛盾した言葉で締められている。「STAP様細胞塊」が出現し、自家蛍光とは違う遺伝子タンパクの発現が確認されたのであれば、「わずかでも成功、STAP細胞塊の出現を複数確認」と発表されてもいいはずだ。検証実験の主旨と小保方氏の実験環境を思えば、頻度よりもSTAP現象が確認できたことを重視するべきではないか。

 

4月2日(土)のつぶやき

2016-04-03 05:07:17 | Weblog