toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

とりとめがなさすぎるハナシ

2006-07-02 18:23:07 | 身の回りのこと

先日、南伊勢の山中でちょっとだけ酷い目にあった後少し考えたことがあります。
”人間はなんで山に登るんやろう”という命題です。

かつてエベレストに初めて登頂した登山家ジョージ=マロリーは言いました”Because it is there."(そこにそれがあるからに決まってるやんけ!!)”。
そうなんですわ、人間山があったら登らなしゃあないんですわ。イヤちょっとこれは言いすぎかもしれません。
ただ、苦労して汗かいて、山に登って頂上や高いところから下を見下ろした時に”オエー、めっちゃ気分悪くてムカムカしてくるわぁ”と思うような人はあまりいなくて(なんぼ高所恐怖症の人でも)、大概の人はスカーっとして何か大声で喚きたくなると思うのです。
こういう感覚って誰に教えてもらったわけでもないし、子供でもおっさんでもみんなそうなんやないかと思うのです。ことによると泣く赤子も笑うかもしれません。

こういう感覚は人間(ひょっとしたら他の動物も)がアメーバやらゾウリムシからどんどん進化してゆく過程で遺伝子にコードされていって、みんなで共有している認識なのかもしれないなぁ、と思います。
話が荒唐無稽でやたらめったら大きくなってしまいました。逆に思いっきりスケールダウンさせて考えると、僕が今そこらへんにあるいろいろなものを見ていろいろなことを考えるプロセスにおいて、僕のじいさんやらひいじいさんやらとにかくご先祖様の人たちが脈々と培ってきたものが少なからず反映されているなんてことになるかもしれません(イヤ、そりゃ大部分は後天的に身についたものですが、感覚的、特に直感的なところはそうである方が嬉しいというかおもしろく感じます)。

前にプラネットアースの話の話で

>地球の上にはまだまだ見たことも聞いたこともないようなことが山ほど溢れていて、そんなことを逐一みんな知ろうと思ったら、人間一人の寿命ではぜんぜん足らないのではないかと思います。

と書きました。この先人間がどのくらい存在するのか知りませんが、何千年、何万年か後には遺伝子に刻まれた共通の意識として地球の凄さを逐一みんな認識した人らがいて、その人らはその人らでやっぱり(例えば)”「やっぱし宇宙スゲーゼ」”とかゆってたらいいなぁと思います。