toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

季節雑感

2006-06-28 22:46:21 | 身の回りのこと

さて、なんでしょう?イナゴの類でしょうか。トノサマバッタやクルマバッタよりもイナゴの方が目がキツいというか細長な感じがします。

このイナゴはウチの近所の菖蒲園のショウブの葉っぱをそれこそボリボリ食べて、ブリブリ垂れ流していました。
冬の間、本当に枯れ草しかなかったような光景から考えると、イナゴの”どんどん食って大きくなって、子供を生んで死ぬんじゃー!!”という気概に溢れた光景は生命力そのもののようで見ていて気持ちよくなってきます。
冬のうすら寂しい時期があったからこそ、今の時期の生命力が際立つわけで、そう考えると四季のある国に生まれてよかったなぁ、と思います。

しかし、世の中には日本以外にも四季のある地域なんて山ほどあるわけで、そういう地方でも日本と同じようなイキモノの活動があるのでしょうか??多分、大筋では似たようなシーズナルサイクルがあると思うのですが、その地域固有の現象って少なからずあると思うのです。そのような特別な現象を含めて、総合的にある任意の地域の四季折々を体で把握しようと思ったら、パっと旅行なんかで滞在するぐらいではどうにもならなくて、その場所にいる人やないと身につかないことだと思うのです。

さっきここまで考えて、”じゃあ、日本の四季について一番詳しいのは僕みたいな日本人なんや”ということに気づいて嬉しくなってしまいました。
まぁ、そらそうでしょうニューヨーク在住のヴォルフガング=ハインリッヒさん(仮)に5月まで毛虫がめちゃくちゃ食い荒らしていたアジサイが6月半ばも過ぎればそれはそれは綺麗に咲き誇るねんでえ、とか教えてあげてもチンプンカンプンなのではないでしょうか?
そういう風なものをもっと身につけてゆきたいなぁ、と思っています。