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toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

色々な視点

2009-08-26 22:43:02 | ダイビング、水中写真

僕は子供の頃からイキモノがスキで、図鑑なんかをパラパラめくるのが好きでした。
このようなことは特殊とまではいわなくても、全ての人に須らくあてはまるわけではないと理解するぐらいの分別を持っている自覚はあります。

さて、南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真であるわけなのですが、”イキモノがスキ”というほどでもない人の視点で考えてみます。いったいぜんたい、この写真はどういう風に写るのでしょう?!ボンヤリとしか見えない、目があるようだけど顔なんだかよくわからない、エトセトラ、エトセトラ。

僕はこのイキモノのことを子供の頃から知っていて、実物をまじまじと眺め回したこともあるのでこの写真から的確なイメージを作り出す、起こすことができます(実際に写真も撮ってきとるわけですし‥)。そのことはひょっとしたら不幸というか、足かせされとるというか、ひょっとしたら損しとるんかもしれへん、やなんて気がしてきました。

ベニキヌヅツミガイ

2009-08-24 21:02:04 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はベニキヌヅツミガイです。

右上サイドに触覚やら目があってそういうのを写すとおもしろいのですが、良い感じで後ろを抜くためにはこのアングルしかありませんでした(とかいいながら向かって右からのアプローチも試すべきだったと後悔しています)。
まぁ、なんというか雰囲気重視であるわけです、僕が好きだから良いのです。

クールなヒメギンポ

2009-08-23 23:01:35 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はヒメギンポなんだろうと思います。
産卵時期には顔周辺が濃紺になって全体的に黄金めいた婚姻色をまとうヒメギンポですが、この時期の白地にオレンジというのも清涼感溢れるなかなかcoolな感じがします。

そしてハタと気づいたのですが標準和名で”ヒメ”を冠する生物は大概小さいのんが相場ですわ。しかしヒメギンポより小さいギンポやなんてなんぼでもおるがな、と例によって例のごとくイチャモンをつけたくなってしまうのでした。

サガミミノウミウシ?!

2009-08-10 23:31:04 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、これはサガミミノウミウシやないかと思いよります。なんで”思いよる”などというフワフワした曖昧表現を用いているかというと、僕が白いサガミミノウミウシを見たことがないからです。形態的特徴からしたらええセンいっているのですが、最後の一押し的な決め手にか欠けとるです。

なんにせよ、南勢こと南伊勢町では困ったときのウミウシですわね。何かしらキレイな感じのものからドス茶色い得体の知れないウミウシまで、僕の目を随分楽しませてくれます。

AEOLIDINA spp. No.657

2009-08-05 23:41:37 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はよくわからんミノウミウシです。ただ”本州のウミウシ”という書籍の287ページ、ミノウミウシ spp. No.657と酷似していることだけは確かです。ほんで、あととても美しいです。

これだけ綺麗で特徴的なミノウミウシがアカエラミノウミウシにしか見えなくなってしまうのですから潜水中の窒素やら思い込みはおそろしいですわ。

スミゾメミノウミウシs(?!)

2009-07-31 23:48:14 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はスミゾメミノウミウシです。

いかにも暗い海の写真っぽくなってしまってちょっと残念な感じですが、墨で染めこんだようなミノが際立つといえば際立っています?!
それにしても2匹なのか3匹なのか何がどういう風に絡み合ってグチャグチャなのかよくわりません。

シロオビコダマウサギガイ

2009-07-30 23:46:13 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はシロオビコダマウサギガイです。
うまいこと3個体集まってきてイチャイチャなんやらかんやらしている様子だったのですが、3つまとめた写真は失敗してしまいました。しかし、単体は単体でやっぱし悪くありません。

ライトのハナシ

2009-07-29 23:16:10 | ダイビング、水中写真
jyujyuさんのフォーカスライトネタについて書いてみようと思います。
フォーカスライトというのは文字通り、ファインダーを覗いてピントをあわせるときに、撮ろうと考えているものを照らすために使います。
そのような代物なので僕は暗くてピントがあっているのかどうなのかわからんようなケースでないと点けません。
そしてスズメダイを撮る話をすると、僕が知っているカワイイスズメダイ幼魚がいるような場所はたいがい浅くて太陽光が届いて明るいようなところです。ゆえにスズメダイに限って考えれば、あんましライトは使っていないのではないかと思います。

でも僕が水中で多用するニコンのAFSでない105mmマクロレンズは開放f値2.8を謳いながら、像倍率等倍レベルで撮影しようとすると、露出倍率とかなんとかで、実質f5.6相当の暗さになってまうそうなんですわねぇ。
そう考えるとやっぱし暗いです。

タコ笑い

2009-07-28 22:53:02 | ダイビング、水中写真

前にカナヘビが笑う(?)ハナシをしました。

今日の写真は南伊勢町こと南勢でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真なのですが、タコなんですわ。おそらくマダコでしょう。僕が手にするハウジングについているビデオライトが眩しかったのか、メンタマが収縮して細ぉくなっています。

こういうタコを見るとタコも時々笑うんやなぁ、と思ってしまいます。

細かいことが気になってしまう

2009-07-26 20:18:55 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、これはイソハゼの仲間なんやなかろうかと思います。
パっと見、イチモンジハゼっぽく見えなくもないのですが、縦線と垂直にクロスする線が何本か見えてパターンがまったく違います。眉間の線の入り方もちょっと違うように思えます。
顔もイチモンジハゼと似とるですが、僕には違うイキモノに見えます。でもナニハゼなのかさっぱりわかりません。

ヘビギンポ?!

2009-07-24 23:35:10 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はヘビギンポかなんかでしょうか?

僕はその昔、”南勢にはヘビギンポはおらん”と堂々とヌかしてけつかんでいました。もしかヘビギンポであっていたら、”スマン、あれはウソだ”ということになってしまいます。

オハグロベラですわ

2009-07-23 21:50:18 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でスキューバダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はオハグロベラの子供です。

実は僕はこの写真を撮った時に、この魚はタコベラやとばっかし思っていたんですわ。何故だかはわからんのですが、確かにそれは事実なのです(ことによると同時にタコの写真も撮っていたからかもしれません)。
人間、ケ躓いたときは一つ成長するチャンスであるわけです。まぁ、転んでもタダでは起きへんようにするわけですね。

このオハグロベラのおかげで僕の中でオハグロベラ成魚と稚魚の姿がガチっとリンクしました。そして、タコベラがなんで”タコベラ”という名前なのか理解してしまいました。
とにかく二つほど賢くなれました。

ドライスーツ、お前もか?!

2009-07-19 21:06:15 | ダイビング、水中写真

僕のウェットスーツは現在、豪快に穴が開いてとてもやないですが人前で着られた状態ではありません。

そんな僕に今日、さらに輪をかけてようなドえらい悲劇がおこりよりました。ビックリしたことにドライスーツを着るときに左の袖口がまともにベリっと破れよったんですわ。ダイビングをするようになってかれこれ10年近くなりますがこんなエゲツない目にあったのは初めてです。

っで、応急処置を施してそのまま潜ってきて撮ってきた水中写真がこのネンブツダイだというわけです。
当然のように左袖からダバダバ水が入ってくるので物凄く冷たくてサブくてドライスーツもクソもないような具合でした。

ウミウシの中のウミウシ

2009-07-15 21:25:54 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町で撮ってきた水中写真、シロウミウシです。

そして、僕はシロウミウシに関してドえらいことに気づいてしまいました。このシロウミウシの配色なんですわ。”シロウミウシやのにから真っ白やない”のでただの白っぽいウミウシでええんやないか、ということは前々からおかしいなぁ、と考えていました。
しかしそれ以上にドえらいのは、白地に黒の配色ですわ。これってば、ホルスタインカラーのもろ牛やないですか!!っということは所謂ひとつの ウミウシ the ウミウシに他なりません。なんでシロウミウシやなんて中途半端なフラフラしたネーミングになってしまったのでしょう?!それこそキイロウミウイシの方がよっぽどシロウミウシっぽく感じてしまいます。
いやはや残念ですわ。

人前で着られるウェットスーツがないっ!?

2009-07-14 23:30:57 | ダイビング、水中写真

暑いですわ!!ホンマにクソ暑くてしゃーないんですわ。いつの間にかクマゼミやらアブラゼミがシャーシャー、ジリジリやかましいぐらいになっているぐらいですから、とにかく暑いのです。
ここ最近、僕は海上で仕事をする機会が増えています。炎天下、船の上でゴジャゴジャ、アタフタやっていると、フとした瞬間に”飛び込んでもええんやないか?!”と考えている自分に気づくことがあります。
イヤ、そりゃぁ、僕かて大人ですし、社会人の端くれとしての自覚も持ち合わせとるですから、ホンマによぉお飛び込まんですが何かなんだかなぁなんですわ。

そんなわけでここはヒトツ、ダイビングにでも行こうかいな?!という風に話が進んでゆくのですが、ヒトツ大きな問題があります。それが僕が”人前で着られるウェットスーツを持っていないっ!?”ということなのです。
っというのも昨年の夏に脇の下を中心にビリビリに破いて大きな穴が開いてしまったのです。それこそ大人のダイバーがこんなん着てたらかなり滑稽ですわ。となるとドライスーツを着るしかないのですが、僕のドライはミズノのブレスサーモ生地が縫いこんである物凄くあったかいドライスーツなのです。昨年の夏はこのドライで汗まみれになってしまった経験があります。ただ、今の季節、海上はクソ暑くても海底付近の海水は20℃前後なので、カメラを持ち込んで底で動きを止める分にはドライが正解なのです。要は海上の暑さをいかにかわすかなんですわ。

ところで、危うく忘れるところだったこの写真は南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきたアカエラミノウミウシの水中写真なのでした。