やねうら日記

~日常の中にある幸福

最果タヒ

2016年08月21日 | 日記
何となく図書館で手に取った詩集。最果タヒ。さいはてたひと読むらしい。

ガツン、と衝撃を受けた。少しずつ読んでいるところ。

***

「望遠鏡の詩」

死者は星になる。
だから、きみが死んだ時ほど、夜空は美しいのだろうし、
ぼくは、それを少しだけ、期待している。
きみが好きです。
死ぬこともあるのだという、その事実がとても好きです。
いつかただ白い骨に。
いつかただの白い灰に。白い星に。
ぼくのことをどうか、恨んでください。

『死んでしまう系のぼくらに』より

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